免疫力アップに!呼吸と身体が楽になるおすすめストレッチ

2020.03.15

私が書きました!
ピラティス・インストラクター
才賀ふみ
Pilates Studio SAI 代表/ピラティス・インストラクター/スポーツアロマ・コンディショニングトレーナー/アブドミナルケア スペシャリスト。東京の神楽坂にて女性専用ピラティススタジオPilates StudioSAIを主宰。「自分の身体を楽しむこと、それは自分の人生を楽しむこと」をモットーに好奇心と探究心を持って国内外問わず学びに励む「身体オタク道」を邁進中。

こんにちは、ピラティス・インストラクターの才賀です。

寒暖の差がありつつも、春の訪れを感じられるようになってきましたね。暖かくなると何かをスタートしたくなったり、少し心がざわついたり、そして花粉症に悩まされている方にとっては身体がだるく感じられるなどの症状に悩まされているケースも多いのではと感じます。

そこで、冬の間に硬くなってしまった身体を、春に向けてほぐして免疫力をアップさせるストレッチ方法をお伝えします! そのカギとなるのが、深い呼吸。深い呼吸は、身体の内側からも筋肉をストレッチさせてくれます。ぜひとも深い呼吸を、日々のお供にしていただきたいと思います。

息には入りやすい方向がある

「鼻から深く息を吸いましょう」

そう伝えると大抵の方が肩を上げて浅く息を吸われます。実際は、肩から胸をひらいて、肋骨を広げて吸ったほうが、空気は入りやすいもの。その感覚が分かりづらい方は、鼻の後ろに向かって空気を吸う、つまり”床と並行に、後頭部に向かって息を吸う”ようにイメージすると、より呼吸が入りやすくなります。

肋骨が動かないと息が入らない

身体は呼吸の際に、どのような動きをしているかというと、

■吸気(イラスト左)
肋骨が広がり、横隔膜が下に降りている

■呼気(イラスト右)
肋骨が縮まり、横隔膜がドーム型になって元に戻る

深い呼吸をする場合、肋骨が縮んだり広がったりするのが理想です。ただし、どうしても肋骨周囲の動きが鈍くなります。なぜなら日々の生活では、肋骨周囲の筋肉をほとんど使っておらず、硬くなりがちだから。

そこでストレッチをする前に、まずは肋骨の動きに制御を掛けているこの”こわばり”を解放して、より深い呼吸ができるようにしていきましょう。

鼻の通りもよくなる!”肋骨擦り”で息が入る準備

親指が背中側に向くように体側を手で触ります。もちろん右手で左体側を、左手で右体側を触って頂いてもOK。
※写真は分かりやすく両側を触っていますが、片側ずつ行うのをオススメします。

鳩尾(みぞおち)のラインから脇に向かって、3か所くらいに分けて、肋骨を軽くゴシゴシと擦っていきます。ちょっと痛いですが、擦られる刺激により固くなった肋骨の緊張を解き、動きの制限が少なくなり、呼吸をすると肋骨の動きが分かるはずです。

また補足ですが、左の体側がほぐれると右側の鼻が、右の体側がほぐれると左側の鼻の通りが、スッと良くなっているのに気づかれると思います。これは「圧発汗反射」といって、圧迫した側とは反対側の交感神経が活発になり、毛細血管の収縮がおこります。それにより鼻粘膜にも収縮がおこり、鼻が通るそうです。

ストレッチで内臓機能を活性化させよう

動くようになった肋骨で深呼吸をしながら、さらにエクササイズで可動域を増やしていきます。

1. 息を吸いながら腕を床と平行

2. 息を吐きながら体側をストレッチ
3. 腕が上にある状態で、肋骨の上の方向をイメージして息を吸います。肋骨の骨と骨の間を、呼吸で伸ばして広げていく感覚です。

4. 息を吐きながら最初の写真の状態に
※この往復を3~5回程度を目安に、左右でトライ

このストレッチ、腕を上にあげることに夢中になりがちですが、両腕は楽に、むしろ腕を上げている側のお尻を床に根付かせるように意識してみてください。そうすることで、より体側がストレッチされるのがわかると思います。

おまけとして正面、上側、下側と、顔の向きを変えるだけでストレッチされる場所に変化があるので、ツイストを追加して心地よい刺激を、体の外側、内側に与えて下さい。

(首が辛いかたは無理をせず!)

顔の向きを上側に

顔の向きを下側に

呼吸が深まることで横隔もしっかりと働き、不随意筋(自分の意識では動かせない筋肉)である内臓の活動の助けにもなってくれます。

春の野菜はデトックス効果が高いといわれていますが、内臓機能が活発でないとせっかくのお食事も台無しです。食と運動で、身体に春を迎える準備をしましょう。

さらなるストレッチで猫背も改善!

さらなるおまけです。
目が、身体の正面にあるが故に、私たちは前側の動作を主として生活をしてます。歩行、料理、パソコン、スマホ、車の運転……などなど。必然的に身体を、前に丸めて使うことが多くなり、猫背状態になりやすい。すると呼吸も入りにくくなり、内蔵も圧迫して、機能するものも機能できなくなってしまう。そこでストレッチで改善を!

1. 横向きに寝て両腕を床と並行に伸ばします

2.息を吐きながら鳩尾(みぞおち)からツイスト
(手の甲を床に着けに行かないように気をつけましょう)

3.息を吸いながら1の写真の状態に戻します
※この往復を3~5回程度を目安に、左右でトライ

両足が離れないように内腿、ふくらはぎをピタリとくっつけるように意識しましょう。2本の脚を1本にするような感覚です。

足がズレないようにすることで骨盤が後ろに倒れるのを防ぎ、胸の前を開いていきます。そして、上げている腕と床に着いている体側との引っ張り合いで、腹筋群の強化にも。

寝る前の呼吸で、良質な睡眠&免疫力アップを!

心身共に緊張状態から解放するためにも、忘れてならないのが睡眠。鼻からの呼吸の方向を意識しながら、吸うと吐くを1:2の割合で、寝る前に呼吸してみてください。(例えば4秒で吸って、8秒で吐くを数回行う)

身体をリラックスさせる副交感神経が優位になり、良質な睡眠で活力チャージされて、免疫力アップに繋がります。ぜひトライしてみてくださいね!

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