サングラス苦手な人でもかけられる!? FLOAT「アーバンギャラクシー“ガイア”」

2019.09.13

私が書きました!
アウトドアライター
高橋庄太郎
仕事とプライベートの垣根をなくして、1年中アウトドアフィールドで遊びまくっているアウトドア系ライター。高校山岳部で山歩きを始めた関係で、今もいちばんの得意分野は「山」だが、川や海でのカヤックなども大好物。『山道具 選び方、使い方』(枻出版社)など著書も多数で、イベントやテレビ番組への出演も増えている。

いつまでも若くはない! 今後を考えて目をいたわる

僕はサングラスというものが苦手なんです。その理由は、シンプルに「似合わない」から。ファッションアイテムとして夜でもかけていて、カッコよさげに見える人もいるというのに、僕の平面な顔に合わせると……、がっかり。それに、僕は普通の人よりも目が紫外線に強いようで、サングラスなしでもあまりまぶしく感じず、目が痛くなることもありません。だから、これまではあまり必要だとは思わず、雪山で遊ぶときくらいしか使う機会はありませんでした。

しかし! 年齢を重ねるうちに僕の目もとうとう弱ってきたようで、ときどき視界がかすむような気までするくらい。このところ急に自分の目が心配になってきたんです。むむ、これからは自分の目の健康を考えて、もっとサングラスのお世話になったほうがよいのかな?

そんなわけで、自分好みのサングラスを物色しはじめたところ、ふと思い出したのがFLOAT(フロート)というメーカー。福井県鯖江市の会社で、日本ブランドならではの安心感がありそうだと、以前から気になっていたんです。欧米メーカーのサングラスの大半は顔の造形にメリハリがある人に向けたヨーロピアンなデザインだけど、FLOATのものならば純アジア人的な僕の顔にも似合うはず。いや、似合わなくても、少しはマシに見えるのではないかと思ったのでした。

名称は大袈裟だけど、すっきりとしたルックス

結局、買っちゃったのは、「アーバンギャラクシー」シリーズの“ガイア”というモデル。これ、よく考えると、スゴい名前なんですよね。アーバンでギャラクシーで、ガイア。「都会の銀河」のなかの「大地の女神」なんですから、意味がよく分からないし、ちょっと大げさかも。そして、フレームの色は明るいブルーなんですね。

自分の顔には似合わないとサングラスを敬遠気味にしていた僕が、地味なブラックやブラウン系のフレームではなく、かわいらしいブルーをなぜ選んだのか、疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。その理由は単純です。ブラックなどの落ち着いたカラーリングのものはアウトドアでは目立ちにくいから! 地面や草むら、水中に落とすと、一目ではどこにあるのかわからないばかりか、落としたことにすら気付かないこともあるくらいなのは、野外でサングラスをなくしたことがある人には理解してもらえることでしょう。だけど、このようにきれいなブルーならば少しは目立つのではないかと、僕は考えたわけです。平面的な自分の顔ではダークでシャープなカラーリングのサングラスをかけたところで、ちっともスタイリッシュには見えなさそうなこともあり、そうであればカッコよさよりも紛失の危険が減る色を選んだほうが現実的だったりもします。

でも、アーバンギャラクシーのシリーズのなかには、レッド系のフレームやミラーレンズを使ったものもあって、そちらのほうが本当はもっと目立つんですよね。だけど、身に着けるものの色にはいくぶん保守的な僕には派手すぎて手を出しにくく、ほどほどに目立つものを見繕ったところ、ちょうどよかったのがライトブルーのガイアだったともいえるかもしれません。

フレームの素材はプラスチックで、レンズはポリカーボネイト、テンプルは超軽量弾性樹脂。これらの合計は、なんと29gしかありません。

ガイアのフレームの色は薄いブルー。テンプルは18種から選べ、僕のチョイスはフィット感がよいアクティブテンプルブラック。内側がゴムで滑りにくく、アウトドアに適しています。

商品名には「アーバン」と入っていますが、ガイアは充分にアウトドア向けです。僕が選んだ”ガイア+アクティブテンプルブラック”という組み合わせで、たった29g! さすが「フロート(浮き)」というブランドだけあって、とにかく軽いんですね。僕は屋外ではコンタクトレンズ、屋内ではメガネを主体にして生活していますが、たまにアウトドアでもメガネを使っていると、鼻の上が痛くなることがありました。しかし、これなら鼻が痛くなることはなさそうです。

ノーズパッドは弾力性に富み、柔らか。ただでさえ軽いサングラスの重みを優しく受け止め、鼻に負担をかけません。日本人の低い鼻に合うのもうれしい!

 ところで、FLOATというブランド名から、同社のサングラスは水に浮くと思っている方もいらっしゃるかもしれません(昔の僕もそうだったりして…)。でも、実際は沈みます。ただ、軽い分だけフワフワと水の中に漂いながら沈んでいくので、落としてすぐに手を差し伸べれば回収しやすく、他のサングラスよりはだいぶ安心です。

だけど軽さ以上に僕の心を揺さぶったのは、フレームやテンプルの柔軟さ。力を込めてギッチリと握ってみたり、意を決して上にドスンと座ってみたりもしましたが、壊れる気配は一切なし。もちろん、思いっきり踏みつけたりすれば割れたり折れたりするのでしょうが、せっかく買ったものをわざわざ壊す必要もなく……。耐久性のお試しは、それくらいでやめておきました。

この程度曲げたところで、壊れそうな雰囲気は感じられず。もっと曲げてみてもよかったけれど、こんなことで破損させたらバカバカしいですからね。

雪上で、海上で、お試し。レンズの性能は十二分

ところで、この記事の冒頭の写真は、雪が一年中残っている北アルプスの雪渓の上で撮影したもの。雪渓で冷やされた空気が霧のようになっていて、それほど陽射しがキツく見えないかもしれませんが、実際はサングラスなしではさすがの僕の目もヤバくなるようなシチュエーションでした。しかし、ガイアをかけていれば問題なし! 鼻の上は日焼けが進みましたが、目の周りには影響はありません。可視光線透過率が15%というのは伊達ではないんですね。

それ以上に効果を感じたのは、北海道でシーカヤックを漕いでいたとき。水は気持ちよく澄んでいるのですが、ときには太陽と水面の角度の関係で光が乱反射し、水中までは確認しきれないような状態でした。そんなときに限って水中に巨大なブーマー(隠れ岩)があって、気を抜いているとカヤックがぶつかって沈しかねないという……。そんなとき、サングラスが活躍するんですね。

北海道・知床でのシーカヤックの旅のときの1カット。一見、どんなシチュエーションなのかわかりにくいですが、レンズには僕が乗っていたカヤックの前方部分が白っぽく映り込んでおります。

水面にカメラのレンズを向けて、ただ撮ったときの写真。水底に石や海藻があることはわかるが、鮮明ではない。

サングラスを外し、カメラのレンズの前にかざして撮影してみたときの写真。上のカットに比べ、水中の石の様子がよくわかる。

買い直したくはないけれど、買い直せる値段!

正直なところ、レンズだけを見れば他にもっと高性能のものもあるでしょう。だけど、ガイアの軽さと頑丈さといったら! しかも、値段はリーズナブル。組み合わせるテンプルにもよりますが、アーバンギャラクシーのシリーズは、税込みでも12000円~14000円程度ですから、これだけの機能のサングラスにしては安いといえるでしょう。少しは目立つようにとブルーのフレームのガイアを選んだ僕ですが、それでも紛失しかねないサングラスというものの特徴を考えると、この値段はありがたいものです。まだまだ水遊びができる季節が続きますし、それでもいずれ冬には雪が降ってくるし、これから出番は多そう。これは買ってよかったな。

 

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