【世界最薄ガスバーナー】SOTO Gストーブを5年以上使ってわかったこと

2020.04.19

私が書きました!
アウトドアライター
斎藤純平
キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

キャンプ仲間から「それいいね!」と言ってもらえるバーナー

展開するとガバッと大きく広がります。ボディが遮熱板にもなるので、テーブルや地面にダメージを与えません。

SOTO G-ストーブというガスバーナーをご存知でしょうか?

収納時の厚さが2.5cmと、数あるガスバーナーの中でもとくに薄く折りたためるのが特徴で、使用するときにはまるで本のように開いて設置します。

私はキャンプやツーリングのときに必ず持っていくのですが、一緒に行った仲間から「そのバーナーいいな〜」と興味を持たれることが本当に多いです。

実際にこれまで5年以上使用してきて、CB缶(カセットガス)を使用するガスバーナーの中では総合力において最強に近いと感じています。

歯のように噛み合っているのがゴトクです。現行品はゴトクの色がシルバーからブラックに、本体のロゴが「G’s」から「SOTO」に変更されています。

そこで今回、G-ストーブのコンパクトなボディに秘められた魅力をご紹介することにしました。

なお、私が使用しているG-ストーブはモデルチェンジ前のものであり、本体にプリントされているロゴやパーツの色などが違っています。

しかしちょっとした見た目の違いを除くと、サイズも構造もまったく同じものなので参考になるはずです。

SOTO G-ストーブがほかのバーナーより優れているところ

まずはG-ストーブの良いところを5つご紹介します。本当はもっとあるのですが、全部あげると非常に長くなってしまうので、とくにお伝えしたい5つに絞りました。

実際に使用している人にしか気付けないものもあるので、すでにこのガスバーナーを知っているという方もご覧ください。

ロー&ワイドで安定感抜群

しっかりふんばってくれるので、大きくて重いクッカーを乗せても安定します。

ゴトクまでの高さが約8cmとかなり低いうえに、本体を支える脚が大きく開くため、テーブルの上でどっしりと安定しています。

ゴトクも大きめで、クッカーを少々雑に置いても大丈夫です。上に乗せたものが転げ落ちたりすることはまずありません。

さらに安定感をアップさせるために、ユニフレームの「バーナーパッドM」を合わせて使用するのもおすすめです。まるで専用品のようにちょうどよく乗っかります。

バーナーパッドを乗せることで、さらに安定感が向上。クッカーの焦げつきも防止してくれます。

こうすることで、大きなクッカーでも小さなシェラカップでも不安感なく火にかけることができます。

薄型のボディでメスティンにスタッキング可能

ガスバーナー本体が薄いので、メスティンの中はまだまだ余裕。普段はスプーンやフォーク、ナイフなどを一緒に入れています。

バッグの隙間にスッと入るコンパクトさがこのG-ストーブの大きな特徴の一つ。それによりなんとメスティンに収納することが可能です。

メスティンを火にかけるときも、G-ストーブとメスティンとのサイズ感がちょうどいいので非常に良いバランスで置くことができます。

美しさすら感じるバランス。メスティンがガスバーナーの入れものとしても、クッカーとしても使えるので無駄がありません。

メスティンを好んで使用している方にとっては、これらのメリットの大きさは相当なもののはずです。

BE-PAL付録の「肉厚鉄板mini」がちょうど乗る

厚みがあって重い鉄板でも不安感なし。これでいつもサイコロステーキとウインナーを焼いています。

メスティンとの相性の良さもさることながら、それ以上にBE-PALとSHO’Sのコラボによって生まれた焼肉用プレート「肉厚鉄板」との組み合わせが最高です。

G-ストーブに付属している補助ゴトクを使用して肉厚鉄板を乗せると、違和感がなさすぎるほどピッタリ合います。

これは私としても完全に予想外で、とても嬉しかったのをおぼえています。最近ではメスティンの中にG-ストーブと肉厚鉄板を収納して、セットで持ち歩くようになりました。

横からの風に強い

普通であれば炎の根元から風に煽られてしまうところ、G-ストーブならゴトクの高さまで炎が届きます。

V字に開くボディそのものが風防として機能するため、ある程度の風ならウインドスクリーンがなくても大丈夫です。

発熱量は2.1kw(1800kcal/h)とほかのガスバーナーと比べて少々ひかえめでありながら、効率よく熱を伝えてくれるのでスペック以上に加熱する能力は高く感じられます。

圧倒的に頑丈

金属の一枚板から削り出したようなボディは、その見た目の通り非常にタフです。

本体は厚みがあるアルミボディとなっているので、たとえ車にひかれても、ゾウが乗っても壊れないのではないかと思えるほど頑丈です。

構造は独特でありながらシンプルで壊れそうな部分もなく、まさに質実剛健という言葉がピッタリ。ほかのガスバーナーとくらべても安心感が違います。

SOTO G-ストーブの注意すべき点

ここまでG-ストーブの良いところを上げてきましたが、気を付けたい点もお伝えします。

脚が隙間に落ちやすい

中身が入ったクッカーが乗っていたら危険! ロールテーブルで使用するときは注意しましょう。

本体を支える脚は直径3mmのステンレスの棒を曲げて作られており、この脚がロールテーブルの隙間に落ちやすいのです。

脚が隙間に落ちると本体は大きく傾き、上に乗せているクッカーが落ちてしまう可能性があります。

隙間のないテーブルであればまったく気にする必要のない部分ですが、ロールテーブルで使用する場合にはテーブルの隙間と平行にならないように置くか、下に板を敷くなどの対策が必要です。

横長なのでかなり場所をとる

このテーブルの幅が約40cmです。これより小さいテーブルで使うのは厳しいでしょう。

普通サイズのガス缶を接続した状態で、全体の長さが37cmにもなります。そのためテーブルに置くとかなりの面積を取られてしまいますし、小さめのテーブルで使用するとはみ出ることもあります。

地面に置いて使用するのであれば問題ありませんが、テーブルの上だけで完結したい方はこの点については考慮すべきでしょう。

登山には向かない重量

コンパクトながら、結構な重さ。軽さを求める方にとっては気になるところ。

G-ストーブ本体の重量は380gで、補助ゴトクを合わせると400gもあります。本体がコンパクトなだけに、持ってみると数字以上にズッシリと重く感じられます。

この重さと引き換えに高い耐久性と安定感を生み出しているとはいえ、人によっては無視できない重量です。少なくとも私がG-ストーブを持って登山に行くことはないでしょう。

カッコよくて頼れるバーナー!それがSOTO G-ストーブ

私がちょっとコーヒーブレイクをしに出かけるときの、お決まりの組み合わせ。

いくつか気になる点はあるものの、総合的に見ると優れているところが本当に多いバーナーです。

どっしりとした安定感、薄さがもたらす収納性、落としてもびくともしない耐久性、類まれな風への耐性、メスティンや肉厚鉄板miniとの相性。

そして何よりカッコいい!

そのほかにもあげればキリがないほどの魅力にあふれたSOTO G-ストーブは、おそらくこれから先もずっと、私が所有するキャンプ用品の主力であり続けると予感しています。

このガスバーナー、超オススメです。

SOTO Gストーブ ST-320

使用時サイズ:幅15.3×奥行19.5×高さ7.7cm
収納時サイズ:幅14.2×奥行7.8×高さ2.5cm
本体重量:380g
発熱量:2.1kw(1800kcal/h)
使用時間:約2.1時間

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