熱効率を求めるならこれ。ソロストーブライトを徹底レビュー! | BE-PAL

熱効率を求めるならこれ。ソロストーブライトを徹底レビュー!

2020.12.17

私が書きました!
アウトドアライター
のまどう
行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

皆様はソロキャンプにはどんなバーナーを持っていきますか?灯油やホワイトガソリン、OD缶を使うバーナーでしょうか?

今回ご紹介するsolo stove lite (以下ソロストーブライト)はキャンプ地に落ちている、小枝などの小さな焚き木を燃料にするストーブです。

焚き木を燃料にするストーブはネイチャーストーブと呼ばれ、各社からたくさんの商品が販売されています。そのなかでもソロストーブライトは熱効率が圧倒的にいいので、くべた焚き木がおもしろいほどよく燃えます。

扱いやすいので、焚火のビギナーから玄人まで、万人におすすめできる商品です。サイズも小型なので、ソロキャンプにピッタリです!その魅力をご紹介したいと思います。

圧倒的な熱効率の秘密は二次燃焼にあり

小さな焚き木で驚くほど大きな炎があがります。

焚き火がなぜ燃えるのかご存じでしょうか?温められた焚き木からは可燃性のガスが発生します。そのガスに火がつくことで焚き木が燃え、焚き火の炎が維持されます。

一般的なネイチャーストーブで焚火をしていると、必ず煙があがりますが、煙の正体は燃えきらなかった可燃性のガスです。

ソロストーブライトで焚火をしていると、ほとんど煙があがらないことに気がつきます。ソロストーブライトは燃えきらなかった可燃性のガスに、温かい空気をおくり、再燃焼させているからです。その再燃焼のことを、二次燃焼と呼びます。ソロストーブライトは二次燃焼を徹底的に追求したストーブです。最小限の焚き木で最大限の炎を生み出すことができるのです!

では、二次燃焼を生みだすソロストーブライトの仕組みを見てみましょう。

本体外側の下部にぐるりと配置された穴。

ソロストーブライトは円筒状の形をしており、内壁と外壁がある二重構造になっています。 

ソロストーブに焚き木を入れて火をつけると、本体の外側の下部にある穴から空気を取りこみます。取りこんだ空気で、焚き木を燃焼させます。これが一次燃焼です。

ニクロムワイヤー製の網。

内側の底にはニクロムワイヤー製の網があり、くべた焚き木が上に乗る構造になっています。網によって隙間ができるので、本体外側の下部にある穴から取り込んだ空気を、焚き木の下側からダイレクトに送り込みます。酸素を効率よく供給して、焚き木の燃焼を妨げないつくりになっていますね。

本体内側の上部にぐるりと配置された穴。

焚き木に火がついてから3分~4分すると、ソロストーブ全体が温まります。全体が温まると、本体外側の下部にある穴から取り込まれた空気も温まります。煙突効果によって温められた空気が内壁を通って、本体の内側の上部にある穴から噴きだします。

温かい空気が送り込まれると二次燃焼のスタートです。立ち上っていた煙がほとんどなくなり、火力がぐんとアップしますよ!

ではソロストーブライトの使い方を確認しながら、二次燃焼する様子を見てみましょう。

ソロストーブライトの使い方

付属のスタッフバックに収納したソロストーブライト。

ソロストーブライトにはスタッフバックが付属しています。

ゴトク部分が収納された本体。

スタッフバックから取り出すと、ぱっと見はわかりませんが、本体にはゴトク部分が裏返しになって収納されています。なるべく平たんな場所に設置しましょう。

本体とゴトク部分。

本体からゴトク部分を取り外した状態です。ゴトクを本体の上に、水平に乗せてセットします。

焚き木には古くなった割りばしを使いました。

使用する場所の周囲を探して、焚き木をあつめます。焚き木にはなるべく細い枝がおすすめです。割りばしくらいの細さの枝がちょうどいいですよ。

二次燃焼がはじまると、焚き木を入れるのがいそがしくなります。あらかじめ、あつめた焚き木を5cmぐらいに折って、用意しておけば、火の維持が楽です。

一次燃焼中。

本体に焚き木を入れ、火をつけます。焚きつけに新聞紙などを一緒にいれると、スムーズに着火しますよ。火を使うので火傷にはご注意くださいね。

ここで注意点。一次燃焼中は、焚き木を入れ過ぎないようにしてください。ソロストーブライトの内側の空間は5cmほどしかありません。焚き木を入れ過ぎると、下からの空気の供給が妨げられ、火が消えてしまいます。焚き木は多く入れても8分目くらいの量にとどめてくださいね。

二次燃焼中。本体内側の上部の穴からも炎があがっているのがわかりますか?

しばらく一次燃焼の状態を維持すると、本体内側の上部の穴からも炎が噴きだして、二次燃焼がスタートします。 二次燃焼になれば、焚き木が灰になるペースがはやくなります。焚き木をある程度は、多めにいれても大丈夫ですよ。

順調に二次燃焼しています。

次燃焼がはじまったら、クッカーをゴトクの上に乗せます。クッカーの中には950mlの水を入れました。

ゴトクのすきま。

クッカーを乗せたら、ゴトクのすきまから、焚き木を入れます。どんどん焚き木が燃えるので楽しいですよ!

お湯が沸いてきました。

焚き木をくべながら、二次燃焼の状態を12分間ほど維持すると、お湯が沸いてきました!

私自身は、ソロストーブライトを、湯沸かし、炊飯、煮物や焼き物などの調理全般に使っています。使い勝手はOD缶を使用するシングルバーナーと遜色ないと感じますね。

出てきた灰はわずかです。

焚き木がすべて燃え切ったら、裏返しにして、上下に振り、灰を全て外に出します。

焚き木には割りばしを18膳を使いましたが、出てきた灰はたったのこれだけです!燃え残った炭がほとんどみられず、灰になっています。二次燃焼のおかげで熱効率がいいことがわかりますね。

クッカーに入れて持ち運ぶのがおすすめ

ソロ用のクッカーにソロストーブライトがピッタリ。

ソロストーブライトは、おりたたみ式のネイチャーストーブやシングルバーナーに比べると、ややコンパクトさに欠けると個人的には思っています。収納スペースを無駄にしないように、クッカーに入れて持ち運ぶのがおすすめです。

ソロストーブライトの直径は250グラムのOD缶とだいたい同じサイズでfす。ソロ用のクッカーは、ほとんどのものが、OD缶が収納できるサイズに作られてます。そのため、ソロストーブライトを収納できるソロ用のクッカーは多く販売されています。

solo stove社からも、ソロストーブライト専用のクッカー、solo stove pot 900が販売されています。他社のクッカーでも、容量が1リットル近くあれば、だいたいの商品には収納できますよ。

最後に

小枝がおもしろいほどよく燃えます!

ソロストーブライトは、どこにでもある小枝を燃料として使うことができます。サイズもコンパクトなので、ソロキャンプや森林限界を超えない山歩きにおすすめです。

面倒な組み立てやメンテナンスを必要とせずに、小枝をどんどん入れるだけで使用できます。熱効率がすばらしいので、OD缶を使うシングルバーナーと遜色なく煮炊きに使用できますよ!

ソロストーブライトを使えば、火の扱いを慣れていないかたでも、気軽に焚き火が楽しめます!ぜひ一度手に取ってみてくださいね!

ソロストーブライト

高さ:10センチ(収納時)、14.5センチ(使用時)、直径10.8センチ
重さ:255グラム
素材:ステンレススチール(SUS304)、ニクロムワイヤー
価格:8,800円(税込

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