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うわさのクラフトビール飲み比べ!「じっくり味わいません?生産地が瞼に浮かぶよ〜」

2019.08.03

クラフトビール人気が盛り上がる昨今。キャンプで飲むならどれがいい? ビール好きが注目するブリュワリーの9銘柄を試飲!

わたしたちが飲みました!

柿崎至恩さん(写真中央)
下北沢の名飲食店「サーモン&トラウト」店主。国内外の酒カルチャーに詳しく、フードライターとしての顔も。

西野 優さん(写真右)
編集者、古本屋経営を経て料理研究家に。企業や媒体へのレシピ提供や、地方イベントでの出張料理で活躍。

編集部 ミンミン(写真左)
編集部ビール党代表。取材で地方に行った際は必ずその土地のクラフトビールを味わう。ビール好きは祖母譲り。

個性的なマイクロブリュワリー(小規模のビール醸造所)が全国に生まれ、しのぎを削るクラフトビール事情。数百あるといわれるなかでも、ビール通3人が特に注目する9つのブリュワリーを厳選。その自慢の銘柄を試飲する、難しいうんちくは抜きのほろ酔い企画。さあ、マイ栓抜きを片手に始まりましたよ!

全国各地にうまいビールあり

ビーパル:
みなさん、クラフトビールはどのように選んで楽しんでますか?

柿崎さん:
ビールって造り方が完成されているので、おいしくできるレシピのベースがある。そこから、造り手がどうしたいかで個性や人柄がすごく出るんですよね。それがクラフトビールのおもしろさ。去年と今年で味が違うとかもあるし、その造り方はビール業界としてはNGに近いけど、それがおいしかったり。僕は造り手に会ったりして自分でも調べますけど、信頼する酒屋に聞いたりしておもしろい造り手を探します。

西野さん:
わたしはいろんなイベントで料理を提供する機会が多いので、そのときに造り手の方とお会いすることがあるんです。その土地のクラフトビールと食材を通じて、風土を感じながらその都度の組み合わせを楽しんでいます。

ミンミン:
出張先のスーパーや空港の店には現地のクラフトビールがずらっと並んでいて、わたしはそれをいろいろ買って飲んでいます。

ビーパル:
今回の9銘柄もそうですけど、クラフトビールって材料だけでなく酵母にいたるまで地元産だったり自家採取だったり、土地と深く結びついているものが多い。とても興味深いです。

柿崎さん:
仕込み水も土地によって違うから、日本酒並に違いが出ますよね。ビールの成分は水がほとんど。硬水は黒ビールなど色が濃いビールに、軟水はピルスナーなどに向くといわれていて。水によって合うビールが違うんです。

ミンミン:
へ〜! きれいな水というだけでなく、性質も大事なのか。

ビーパル:
さて、9銘柄、味はどうですか? 今回は,夏を意識した柑橘系のものや飲み慣れているラガー、クラフトビールで人気の高いIPA、焚き火にうれしいコクあるスタウトなど用意していますが……。

3人:
おいしい!

西野さん:
いろいろ飲んで、もう一度こっちを飲もうと戻ったときに最初と風味が変わっていることがあって。その変化もおいしい。

ミンミン:
ワインでいう“開く”状態なわけですね。キンキンに冷えたビールに日本人はなじみがあるというけど、少しぬるくして香りを楽しむ、っていうのもビール本来の姿が味わえますね。

柿崎さん:
ホップの香りがすごく立っているものや酵母が強いものがあって、実においしい! うまい酒って料理を引き上げてくれるんですよね。僕はバーベキューのときは、「安い塊肉でいいから、酒はうまいものを準備せよ」という新方程式をとなえております(笑)

ビーパル:
少数精鋭で造るうまい酒だからこそ、手に入りにくい、連絡がつきにくいということがありますが、のんびり味わうのをよしとして、好みのクラフトビールを味わってください!

カンパ〜イ!

めちゃうまキャンプで飲みたい! クラフトビール9

のぼりべつ地ビール鬼伝説/金鬼ペールエール 330ml ¥550(北海道)

道民おなじみ銘菓会社が発信する格別ビール!

北海道銘菓「わかさいも」がビール!? と話題になった鬼伝説シリーズ。金鬼のほか青鬼ピルスナー、赤鬼レッドエールなど。「国内の四大ビールに慣れ親しんだ人に是非。万人好みの味」(柿崎さん)

わかさいも本舗登別東店:︎0143(83)3110

パラダイス・ビア・ファクトリー/ファイブドーターズ 330ml ¥650(茨城)

農業集団が手がけるビールは全種、必飲!

原材料の生産から加工、販売まで自社で、という柿崎さん注目のブリュワリー。無濾過生原酒「パラダイ酒」の酒粕をイースト代わりにしたという華やかな香りのホワイトエールが絶品。

鹿嶋パラダイス:︎0299(77)8745

AJB/フーダーピルス 750ml ¥1950(長野)

木樽熟成のピルスナーは香りがすごい!

フルボトルのスパークリングワインのような姿に盛り上がること間違いなし! 「フーダー」という木樽で熟成させる工程があり香りと風味がいい。「余韻があり、夕方に飲みたい」(西野さん)

里武士タップルーム:080(6930)3992

ベアードブルーイング/アングリーボーイ ブラウンエール 300ml ¥500(静岡)

焚き火の時間に。落ち着いたブラウンエール。

キャンプ場を併設するブリュワリーが〝焚き火のときに〟と胸をはるのがこちら。「コクを味わうためにぬるめを飲みたい。時間がたつと香りが変わるから、ゆっくり長く味わって」(柿崎さん)

ベアードブルーイング:0558(73)1199

ヒノブルーイング/バカラガー 300ml ¥556(滋賀)

イノシシが踊る? 多幸感あふれるラベル。

ユーモアあるラベルとネーミング、すっきり味は「暑い昼からがぶがぶ飲みたい」(ミンミン)、「造り手の個性がしっかり出ていて、大手ビールの20倍はうまい!」(柿崎さん)と大絶賛。

ヒノブルーイング:︎0748(36)1546

石見麦酒(いわみばくしゅ) /セッションIPA15 330ml ¥500(島根)

夫婦できりもり!  実力派ブリュワリー。

津和野のシークワーサー、萩の夏みかんの皮とアロマホップを使った爽やかさと苦みを持つ。「酵母がしっかりしておいしいし、柑橘が効いています。ピザなどチーズ料理にきっと合う!」(西野さん)

石見麦酒:0855(25)5740

コチブルワリー/koti 750ml ¥2100(岡山)

澱(おり)までうまい。最初と最後の味の違いを楽しもう。

底に澱がたまり、飲み進めるにつれて味が変わっていくのが無濾過のkotiの特徴。「空中から採取した自然酵母で発酵させた自由な造り。ナチュラルワインのような味わいです」(柿崎さん)

コチブルワリー:kotibrewery@gmail.com

カミヤマビール/ウッドランダー 330ml ¥690(徳島)

深い森で味わいたい「森の住人」のビール。

アイルランド人の夫と日本人の妻、アーティストでもある夫妻が作るエクストラスタウト。梅の古木のローストが入っている。「カカオ、ベリーのような芳香さがある。肉やデザートに合わせたい」(西野さん)

カミヤマビール:info@kamiyamabeer.com

宮崎ひでじビール / 九州CRAFT日向夏 300ml ¥463(宮崎)

夏を感じるフルーツラガー。

九州の麦とフレッシュな和ホップのフルーティーさと日向夏の爽快さは、最初の乾杯に最適。「テントをはりながら暑いなか飲みたい」(ミンミン)、「白身魚や鶏肉、和食にあいそう」(西野さん)

宮崎ひでじビール:0982(39)0090

番外編:シュワシュワ〜泡と色も楽しみたい!!

アウトドアワイングラス/コールマン ¥1257

ビールの色の美しさ、泡を野外でも楽しもう、ということでポリエステル樹脂製の透明グラスがおすすめ。ワイン用なら、香りが立つ形状なのでよりクラフトビールの魅力が味わえる。ステムのないタイプなら倒す心配もなし。

コールマンジャパン:0120-111-957

グラスを45度に傾け、徐々に戻します!

※構成/栁澤智子 撮影/小倉雄一郎 協力/柿崎至恩

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