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    2020.02.09

    定番なのには理由がある!コールマン「ツーリングドーム」が支持されるワケ

    キャンプのメインアイテムになるのがテント。フィールドでは住居代わりとなり、雨風をしのいで休むことができます。土間スペースがあればそこで調理をすることも。

    フィールドに立てたテントという名のマイホームは、さながら秘密基地のようで、大人でもテンションがあがります。テントで過ごし、シュラフで寝ることは、まさしくキャンプの醍醐味になります。

    ひとえにテントと言えどもその種類はさまざまで、家族や友人同士で使うような大型のツールームテントやシェルター、山登りのテント場で使用するようなドーム型で耐風性能の高い軽量テントなど、大きさや形状、収容人数などを考慮して、目的にあったものを選ぶ必要があります。

    その目的がもしもソロキャンプだとしたら、ファミリーやグループ向けの大型のテントを立てるのは大変な手間になります。さらに、テントの中が広過ぎて寒い‥ということにもなりかねません。ソロキャンパーこそ、コンパクトで適正なサイズのテントを選ぶべき。とはいえ、山登り向けの軽い山岳テントはけっこう値が張ります。そこでおすすめしたいのが、自転車やオートバイでのツーリングキャンパー向けテントです。

    ソロキャンデビューに最適なツーリングテント

    ソロキャンプ向けのテントは、同じ大きさ・広さでも、軽量だけど値が張るのが山岳テントと、多少重い代わりに価格が抑えられるツーリングテントに分けられます。。ただし、安かろう悪かろうな格安テントもオンラインストア等で販売されているので、商品の品質の見極めが重要です。長く使うなら信頼できるアウトドアブランドのものを選ぶようにしましょう。

    コールマンが発売する「ツーリングドーム ST」は、インナーテントが210cm×120cm×100cm(高さ)という大人ひとり、もしくは大人1名と子ども1名での使用に適したサイズです。収納時は約φ19cm×49cmになります。重さは約4.4kgです。

    フライシートをフルクローズした状態。ドーム型は風の抵抗を低減するので、強風にも強い構造です。

    収納バッグにはコンプレッションベルト付き。収納後にきゅっと絞ることで、より安定した運搬が可能になります。

    バックパックに入れて持ち歩くには少々重いので、登山用というよりはキャンプ用。製品名からも、ツーリング向けに作られたテントだということが分かります。

    簡単! 丈夫! 長く使える優等生テント

    テントの立てやすさ(組み立てやすさ)は、さすがコールマン。ファミリーキャンパー向けのテントでも「立てやすい」と評判の同社製テントは、このツーリングドーム STでも期待を裏切りません。

    インナーテントを広げて、四隅からポールをセットしたら(吊り下げたら)、この時点で自立します。その後にフライシートをかけて、前室を確保するためのポールを入れれば完成です。もちろん、各場所でペグダウンは必要ですが、ドーム型なのでペグの数は最小で済みます。

    収納バックにインナーテントとフライ、ポールとペグ&ガイロープの一式が収納できます。

    L字型の軽量ペグと、自在込みのガイロープ付き。買ってすぐに使うことができます。

    インナーテントを広げた状態。四隅をペグで仮固定すると設営しやすくなります。

    ひとりでも設営しやすい、ポールポケット式。過度な力を必要とせず、無理なく設営が可能です。もちろんひとりでも全然OK!

    インナーテントをポールに吊り下げると、その状態で自立することができます。この状態で、大型シェルターの中に入れて使う“カンガルースタイル”も人気です。

    慣れれば5分とかからず立てられるこのテント。キャンプ場への到着が日没間近だとしても、設営に時間がかからないから安心です。観光してからキャンプ場に行くのも良いかと。設営時間を短縮できる分、自由な旅プランが楽しめます。

    出入り簡単! 広々とした前室! 快適に過ごせるしかけが満載!

    ツーリングドーム STの出入りは前後、両方から行なえます。ふたりで使ったとしても、相手をまたぐことなく外に出ることが可能です。

    前室は210mm×105mmと、広めのつくりになっています。タープポールを使ってひさしを上げれば、前室の長さは105mmから150mmへと拡張できるのもグッド。土間スペースとして簡単な調理をしたり、ローチェアを入れてくつろいだりできます(テント中は火気厳禁です。また、たとえテント前の空間であっても、火器類の使用には十分注意しましょう)。

    この前室部はフライシートのサイドを上げることで、レイアウトを変更することが可能です。天気が良いときは両サイドを上げて開放的に使っても◎。もちろん、日差しを遮るために半分だけ下げてもOK。フライシートはUV加工が施されているので、日焼け対策としても安心です。

    フライシート前部右側を巻き上げた状態。片方だけ上げても使い勝手は良好。反対側のサイトとの目隠しとしても。

    前室をフルオープンすると開放感は最高潮! 気持ちいい朝などはこのスタイルがおすすめ。

    女性ライダーからも人気なツーリングドーム ST。UV加工で日焼け対策も万全です。

    インナーテントにも使いやすいしかけが満載です。出入り口は開け閉めしやすいダブルファスナーを採用。テント内で貴重品を無くさないようポケットが付いています。インナーテントはメッシュ加工で通気性十分。テント内が結露することなく快適に過ごすことができます。

    左右どちらからでも開け閉めできるダブルファスナー式。夜にトイレに行くとき、暗闇のなかで「どっちだっけ…」と悩むことがありません。

    貴重品類はインナーテントのポケットに。ポケットもメッシュ仕立てなので、何が入っているかすぐに分かります。

    天井にはベンチレーション付き。暑いなどの使用時に重宝します。フルオープンにしても、フライシートがあるので雨が入ったりしません。

    メッシュ仕立てのインナーテントは、結露対策としても良好。快適に過ごすことができます。

    ソロキャンプのための最初のテントとして購入する人も多いコールマン、ツーリングドーム ST。使い勝手の良さとバランスが取れた価格帯は、長らくツーリングテントのベストセラーとなっているのもうなずけます。

    テント選びはそどれだけ安心できるかどうかも大事。ツーリングドーム STなら万人におすすめできる、“最高にちょうど良い”テントです。テント選びで悩んでいる人にこそおすすめします。

    SPEC:

    耐水圧:約1,500mm(フロア:約1,500mm)
    定員:1~2人用
    使用時サイズ:約210×120×100(h)cm
    収納時サイズ:約φ19×49cm
    重量:約4.4kg
    材質:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)、インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工)、フロア/75Dポリエステルタフタ(PU防水、シームシール)、ポール/(メイン)FRP 約φ8.5mm×2、(フロント)FRP 約φ9.5mm×1
    仕様:前室、メッシュドア×2、ストームガード、ベンチレーション、メッシュポケット
    付属品:ペグ、ロープ、キャリーバッグ

    ツーリングドーム ST :
    https://ec.coleman.co.jp/item/IS00060N02060.html

    ※構成、写真、文/早坂英之

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