達人のギアパッキングを拝見! 鉄道キャンプのおすすめギア | バックパック・バッグ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2025.11.12

    達人のギアパッキングを拝見! 鉄道キャンプのおすすめギア

    達人のギアパッキングを拝見! 鉄道キャンプのおすすめギア
    歩き旅の達人のバックパックの中身を拝見! 駅から徒歩15分圏内ということで、いつもと違う中身もご提案。軽量化のアイデア、はたまた豪華アイテムをプラスする逆転の発想もありです!
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    アウトドア達人たちのギアパッキングにはこんなヒミツがあった!

    紀行作家・バックパッカー シェルパ斉藤さんのスタイル

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    NZのトレイルを歩いた約20年前、僕は足腰が弱った年配ハイカーの荷物をこのスタイルで運んであげた。前後の重量バランスがとれて意外に歩きやすい。

    「歩く距離が短い駅近キャンプは、いつもより豪華な道具で快適キャンプを」

    海外を放浪していた1980年代、バックパックを背負ってデイパックを前抱えしているアジア系の旅人を各地で見かけた。そのほとんどが香港人だったから、僕はそれを香港スタイルと呼んでいた。香港スタイルは長距離を歩くバックパッキングのキャンプではきついが、15分程度歩くだけの鉄道キャンプなら問題ない。荷物を手に持つよりも楽にキャンプ場まで歩けるし、両手もフリーでいられる。何よりバックパッキングに比べて、より多くの荷物をキャンプに持っていける。個人的尺度でいえば、日本縦断の自転車ツーリング以上、スーパーカブのツーリング未満の装備だ。総重量は約15㎏。バックパッキングの装備よりも4㎏以上重いが、食料やビールなどの飲料が加わっても、香港スタイルの鉄道キャンプならへっちゃらだ。

    メインバッグをベースにサブを+

    長期旅もこれでOK。

    バックパックはグレゴリーを36年以上愛用している。現在使っているモデルは65ℓのバルトロ。僕にとってのベストパックだ。

    +αの豪華キャンプギア

    癒やし空間を実現する焚き火セット

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    直火感覚の焚き火台と焚き火シート、座り心地のいいチェア、小型テーブルに加えて、ほのかな灯りのランタンで焚き火の夜を優雅に過ごしたい。

    生鮮食品の買い出しやビールの確保に

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    サーモスの5ℓのソフトクーラーは、大型バックパックにすっぽり収まるジャストサイズ。350㎖の缶ビールが6本収納可能で使い勝手がいい。

    世界の短波放送が聞ける高性能ラジオを

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    いつもは超小型AMラジオだが、鉄道キャンプなら長年愛用のSONY/ICF-SW22を。海外の短波放送に耳を傾けて、異国の地に思いを馳せる甘美な夜を過ごせる。

    ドリップコーヒーで贅沢気分を味わう

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    豆を挽いてペーパードリップで淹れる優雅なコーヒーブレイクを楽しみたい。お湯を細く一定に注げる左上のコーヒーケトルは、おいしいコーヒーには欠かせない。

    アウトドアコーディネーター 森 風美さんのスタイル

    大学時代キャリーバッグでキャンプする独自のスタイル「キャリーキャンプ」を確立。現在は軽キャンパーを楽しみつつ、各種メディアで自分のアウトドアスタイルを発信中。

    「ビギナー女子でも気楽に挑戦! キャリーバッグで鉄道旅気分を満喫」

    荷物が制限されるので、限られたなかでどのアイテムを持っていくか、どんな調理をするか。色々工夫するのが楽しい。目的地によっても、どんな観光地があるのか、どこに寄りたいかを考えてGoogleマップをくまなく見ている時間も好きです。キャリーバッグのときは、"まさか誰もキャンプに行くなんて思わないだろうな"という隠密感にワクワクするときがあります。車と違って、何かあったらすぐ帰れたり、何でもかんでも持っていくことができないので、緊急時のシミュレーションもしっかりします。そのおかげでキャンプスキルも上がります! 気軽に行けない場所の場合、帰りは荷物を宅配で返送し、身軽に観光を楽しむのも手。移動が徒歩なので、その土地の魅力を感じながら歩けるのもいいですね。

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    舗装路多めはこっち。

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    キャンプメインの旅

    キャンプ場での滞在がメインの場合は、色々持っていけるキャリーバッグを選択。テントポールやコットは収納袋から出したほうが、デッドスペースができない。

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    軽量化にお役立ち ミニミニギア

    省スペースにもなるミニ調味料

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    ミニサイズの調味料を集めるのが趣味なので、荷物を減らしたい鉄キャンに活用。駅のお土産物屋さんによく売っているので、そういうのを探すのも楽しい。

    遊びギアもコンパクトに携行

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    メイク道具のように見えて、じつはナイフのメンテナンスグッズ。大きな遊び道具は持っていけないので、ミニグッズでじっくり研いだり、粘土で工作に勤しむ。

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    粘土でプチ造形!

    観光目的でキャンプは手段の旅

    アクティビティーや観光が目的で、その近くに安く泊まるための手段キャンプはバックパックを選択。歩きまわるので荷物も極力少なめに。

    調理器具もミニサイズで携行重視

    メスティンに収まる極小セット

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    メスティンにまな板用ボード、蒸し用網、ナイフ、鍋敷、調理ツール、カトラリー、調味料など一式イン!

    ※構成/シェルパ斉藤(本文)、大石裕美 撮影/小倉雄一郎、畠山ショーン(人物)

    (BE-PAL 2025年11月号より)

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