
小さいけれど頑丈なフルタングナイフ
まずはサイズを紹介すると、全長11.4㎝。刃長4.5㎝、刃幅1.2㎝、刃厚0.4㎝。細身だけど刃は厚め。フルタング(ブレードとハンドルが一体型)だから頑丈にできている。
ハンドル部分にはパラコードなどのグリップは巻かれておらず、重量は40gに収まっている。このスリムな形状を生かすために、ケースは人工皮革の薄型のものを付けている。名称は「ネックナイフ」だが、今回のケースは下にすっぽ抜けるおそれがあり、首にかけるのには向いていない。

キレのよい鋼を心材としたダマスカス15層
一見すると普通の小刀だが、ブレードをよく見ていただきたい。さざ波が打ち寄せるような模様が浮き出ている。心材を中心にして7層ずつ、全15層のダマスカス刃である。心材は青紙二号鋼。キレがよくて研ぎやすく、末永く使うことができる。
釣り、山菜・キノコ、キャンプのほか普段使いにも
さて、では何に使うか。鋭い先端を見ると、たしかに渓流魚(高知だからアマゴか)の腹を裂きやすそうだ。小型の海の魚をさばくのにも使えるだろう。軽量コンパクトだから、登山や山菜・キノコ採りにもうってつけ。
キャンプ料理のときのサブナイフ、子ども用ナイフにもちょうどいい。アウドドアにこだわらず、文房具として宅配便や手紙の開封に使うのもおすすめだ。



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