釣り場に適した靴とは?3種のソールの使い分けを解説! | 海・川・カヌー 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

海・川・カヌー

2024.11.23

釣り場に適した靴とは?3種のソールの使い分けを解説!

釣り場に適した靴とは?3種のソールの使い分けを解説!
釣りで使用するアイテムの中でも、ライフジャケットと同等に大事といえるアイテムがフィッシングシューズです。

フィッシングシューズのソール(靴底)にはいくつかの種類があり、釣り場に適したソールを選ぶことが大切です。

今回は、ゴム底のラジアルソールや、磯など足場の悪い釣り場で活躍するスパイクシューズなど、釣り場に適したソールの選び方を解説します。

ライフジャケットと同じく大事なフィッシングシューズ

釣り場で起こる事故から命を守るアイテムの代表は、ライフジャケットです。

万が一の落水から命を守るアイテムで、近年では釣りだけでなく、水辺のあらゆるアクティビティで着用することがマナーとなっています。

しかし、ライフジャケットと同等に大事といえるアイテムがフィッシングシューズ、そして釣り場の状況に合わせたソール選択です。

ライフジャケットを着用したとしても、そもそも落水はあってはならず、冬の低水温の時期ではライフジャケットにより体が浮くとしても大きな事故に直結してしまいます。

落水や転倒による事故を未然に防ぐためにも、釣り場に適したソールを備えたフィッシングシューズを着用するようにしましょう。

汎用性バツグンのフェルトスパイクソール

フェルトスパイクソール

フェルトに切れ込みが入ったタイプは、歩行への追従性を向上させます。

初心者の方など初めの一足にどのタイプのソールを選べば良いか迷ったら、フェルトスパイクソールを選んでおけば間違いありません。

フェルトスパイクソールの特徴は地面のあらゆる状況に汎用的に対応できる点です。

フェルト部分が面の摩擦力でグリップするため、堤防のコンクリートや河川のつるつるとした丸石にも対応します。

加えて、随所に設けられたスパイクが磯のゴツゴツした岩場にもグリップ力を発揮します。

また、面によるグリップに特化したフェルトのみのソールもあり、こちらを好む釣り人も多くいます。

汎用性の高いフェルトスパイクソールですが、一方でスパイクピンの突出や、後に紹介するラジアルソールのような深い溝が切られていないないソールのため、海藻や厚い泥などの層がある地面では滑りやすいことには注意が必要です。

磯場や冬に活躍するピンスパイクソール

ピンフェルトスパイクソール

近年ではピンの素材が非常に強度の高いタングステン製のものもあり、ピンの摩耗がほとんどなく長期にわたり使用できます。

ピンスパイクソールはラバー製のソールに金属製のピンが配置されたソールで、ゴツゴツした岩場やザラザラの地面といった状況が多い磯場で活躍します。

また、磯場や荒天時に波を被るような堤防では、晩秋~冬には非常に滑りやすい海苔が生い茂ることがあります。

厳冬期になると海苔の層は厚くなり、スパイクピンの突出のないフェルトスパイクソールでは海苔の層を貫通できず地面をグリップできない、文字通り歯が立たない状況となります。

海藻の茂る磯場

海苔などの海藻はフェルト系ソールの天敵です。

このような状況でも活躍するのがスパイクピンが突出したピンスパイクソールで、ピンが海苔の層を貫通し地面をガッチリとグリップしてくれます。

反面、丸石や打たれたばかりの新しいコンクリートなど、つるつるした面に対してはピンが噛まずに滑ってしまうため注意が必要です。

サーフや堤防で断然おすすめのラジアルソール

ラジアルソール

ウェーダー(胴長靴)一体型のラジアルソールはサーフ(砂浜)の釣りに最適です。

ラジアルソールは溝の入ったラバー製のソールで、フェルトやスパイクは備えていません。

グリップ力ではフェルトスパイクやピンスパイクに利がありますが、ラジアルソールのメリットは歩きやすいことです。

金属が地面に直接当たるスパイクシューズは硬いと感じるような歩き心地ですが、ラジアルソールは普段履いているスニーカーのような感覚で使用できます。

また、フェルトソールは水を吸うことで重たくなってしまいますが、ラジアルソールは水を吸わないため軽量感に優れます。

グリップ力を必要とせず、歩いて魚を探すことが魅力のサーフルアーフィッシングなどでは大活躍します。

足場の良い堤防ではゴム底のスニーカーなどでも釣りは可能ですが、気になるコマセの匂いなどを躊躇なく丸洗いできる釣り用のシューズを履くことで気分も上がるためおすすめです。

状況に応じて使い分けよう

ベルクロでソールの脱着ができるモデル

シマノの「ジオロック」シリーズはベルクロで簡単にソールの脱着ができ、釣り場に着いてからソールを選択することも可能です。

ソールは状況によって使い分けることが大切で、ソールの種類ごとにいくつもシューズを用意しなければならないかと思われがちですが、ユーザーが簡単にソールを交換できてしまうモデルもあります。

その日の釣り場ごとにソールを選択することができる上、履きなれたアッパーをそのまま使用することができます。

また、シューズ本体の傷みよりもソールが減ることで買い替えを余儀なくされることが多いフィッシングシューズですが、簡単にソールを交換できればかなり長期的に使い続けることができます。

釣り場に適したソールを選択し、転倒や万が一の落水を未然に防いで安全に釣りに臨みましょう!

志田 こうたろう

アウトドアライター 釣りYouTuber

幼少から釣りに触れていたものの、“趣味としての釣り”をするようになってからは12年。 子どもたちの成長と共に少なくなる一方の釣行を可能な限り有意義なものにしようと奮闘中。 夏は特に好きな鮎の友釣りで川に入り浸る。クルマ好きで国家2級自動車整備士。

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