ロングパンツ?ショートパンツ?アウトドアではどっちがおすすめなのかを解説 | アウトドアウェア 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2024.08.16

ロングパンツ?ショートパンツ?アウトドアではどっちがおすすめなのかを解説

ロングパンツ?ショートパンツ?アウトドアではどっちがおすすめなのかを解説
ウェアはアウトドアユーザーにとって、フィールドでの快適性を左右する大切な要素です。中でも、意外とあまり気にされない「パンツの選び方」は非常に重要です。今回は、実は大事な機能を有しているパンツ、特にショートパンツとロングパンツの違いや特徴ついてご紹介します。

ロングパンツの特長は?

下半身を覆うことで雨や虫などから保護

ロングパンツ 登山

ロングパンツで谷川岳西黒尾根を行く。

ロングパンツを履くことによる大きなメリットは、腰から下半身を覆い保護できること。つまり、汚れや怪我などの対策ができるということです。

フィールドを移動していると、風景に溶け込んで気が付かない障害物や外敵は少なくありません。

木の枝や岩場は通り過ぎると擦り傷や切り傷といった怪我をしたり、棘がある植物の中を通ると無数の傷が付いてしまったりすることも。

また、夏場は虫に襲われる可能性も高く、蚊やアブ・ブユに刺されると、気になってキャンプや登山どころではない、という事態になります。

こうした要因から守ってくれるのがロングパンツであり、オールシーズン重宝するウェアです。

秋冬は保温にも重宝

ロングパンツ 雪山

雪山ではロングパンツ一択。

寒い時期には欠かせない保温性が、ロングパンツならではの魅力です。

しかも、休憩用のダウンパンツから行動に適した厚手のパンツなど、用途に合わせて多彩なモデルを選ぶことができます。

寒い時期、筆者は行動中は夏場の薄手よりやや厚めのものを履き、休憩時は軽量で温かいダウンパンツを履いています。

また、登山やキャンプで荷物全体の軽量化を目指す際、寝袋を薄手のものにし、ロングパンツを着用して保温性を保つ、といった工夫をすることもできます。

動きやすいモデルも!ストレッチ性と吸水速乾性

登山 ロングパンツ

ストレッチ性は重要。

モデルによって様々ですが、高いストレッチ性と吸水速乾性で行動を妨げないのも、アウトド向けロングパンツの特長です。

運動性はショートパンツには劣りますが、よく伸びて水分を吸い、すぐに乾いてくれるため、快適な状態をキープしてくれます。

ストレッチ性が皆無と言われていたレインパンツでも、近年はストレッチ性が高いモデルも増えてきており、ロングパンツの価値観がどんどん変わってきています。

ショートパンツの特長は?

抜群の運動性

ショートパンツ

足を曲げても動きを妨げない。

ショートパンツを履く最大のメリットは、下半身をダイナミックに動かしても動きを妨げない運動性にあります。

アウトドアのフィールドでは、規則的な段差はあまりありませんので、常に下半身をダイナミックに動かさなければなりません。さらに、ちょっとした川を飛び越えるなど、様々な動作を行うものです。

こうした柔軟な動きを、ショートパンツを履いていれば思考した通りに実現できます。動きを制限されるストレスからも開放されます。

蒸れを溜め込まない開放感

ショートパンツ

蒸れから開放されて快適性UP。

ショートパンツは熱がこもりにくく空気が良く通るので、開放感が高いのもポイントです。

特にアクティブに動く登山やランニングなどでは、先述の運動性だけでなく、長時間活動しても快適性を保つことができます。

夏場は特にこの恩恵を感じやすく、私は夏の登山では高山を除いてショートパンツが基本です。

とにかく軽くてコンパクト

ショートパンツ

荷物の軽量化にも貢献。

当然ですが、ロングパンツと比較して軽量・コンパクトなのも見逃せません。

軽量なモデルなら100gを下回る重量で、履いているのか分からない程に軽く、リュックに収納しても変化を実感しないほどです。

登山やソロキャンプでは、バックパックの容量を最小限にすることに貢献できます。

汗冷え対策にも役立つ

ショートパンツ

汗による冷えは脅威。

秋冬ではロングパンツの保温性に劣りますが、気温が高い時期では先述の熱をこもらせないメリットにより、汗冷え対策としても有効です。

下半身全体が汗で濡れていくと、不快感や汗による体温低下が起こることも。ショートパンツであればその形状を生かした予防が行えます。

こんなときはどっちがおすすめ?シチュエーション別に紹介

ロングパンツ:森林のキャンプ場でゆっくり

森林 キャンプ

ロングパンツなら森の中でも安心。

森の中にあるキャンプ場は、渓谷や海にあるキャンプ場と異なり、日差しによる影響を受けにくく、さらに涼しい場所が多いです。

また、散策やフィールド内で遊ぶことがなくサイトでゆっくりするのであれば、害虫対策や体温を保ってくれるロングパンツはおすすめです。

夏場なら薄手のロングパンツが快適で、冬場ならそれにダウンパンツを追加しておくと、より過ごしやすくなります。

ロングパンツ:標高が高いところでは紫外線対策にも

ロングパンツ

標高2,500m付近にある雲ノ平を行く。

標高が上がるにつれて浴びる紫外線は強くなっていきますが、毎回紫外線対策でクリームを塗るのも大変です。

紫外線を通しにくいカラーのものを選べば、ロングパンツで紫外線対策が可能です。

また、標高が高いと気温も下がるので、ロングパンツで冷え対策と紫外線対策を同時に行えるメリットがあります。

ショートパンツ:川遊びや渓谷沿いでアクティブなキャンプに

渓谷

水濡れ対策にショートパンツは最適。

水流沿いは風が流れやすく冷たい水に触れられるので、夏のキャンプではおすすめの場所です。

そんな場所でショートパンツを履けば、水に濡れても乾きやすく、多少の深さならウェアを濡らすことなく水遊びもできてしまいます。

また、ファミリーキャンプで子どもと遊んだり、周辺散策を楽しむといった運動でもショートパンツなら快適に行動できます。

ショートパンツ:タイツを履いて秋のアクティブな運動に対応

ショートパンツ

タイツを履いて高尾山へ。

衣替えのタイミングに迷う秋では、タイツを履いた上でショートパンツを着用するのもおすすめです。

タイツには様々なモデルがありますが、程良い保温性とストレッチ性があるので、ショートパンツにない機能を付与することができます。結果、動きやすく適度に温かい状態で活動することができます。

ロングパンツとショートパンツを使い分けてアウトドアを快適に

ロングパンツとショートパンツ

シーンに応じてベストな選択を。

いかがでしたか。それぞれに特長を持ったロングパンツとショートパンツを使い分けることで、アウトドアでの活動がとても快適になるだけでなく、1年を通してアウトドアを楽しむための助けにもなります。

ロングパンツとショートパンツを使いこなして、アウトドアを満喫してください。

北村 一樹さん

アウトドアライター

関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

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