「コニファーコーン」ならではのアイデア品
金属製のさまざまな日用品を製造・販売してきた田中文金属(大阪市城東区、1919年創業)は、2016年に「コニファーコーン」というアウトドアギアブランドを立ち上げた。「バタフライソー」(のこぎり)や「アングルマスター」(トング)など、秀逸な折りたたみ機構を持つ商品で注目されてきたが、今回折りたたんだのは、なんと焼き網だ。
長さ17cmの棒状に収まる
なんでも折りたたんでしまうアウトドアギアの世界にあって、焼き網は薄くてかさばらないためか、これまで折りたたみの対象になってこなかった。しかし、こうして折りたたまれてみると、やっぱり便利だ。長さ17cmの棒状になるから、ナイフ、カトラリー、ライター、火吹き棒、ファイヤースターターなどの食事、焚き火のアイテムとセットで持ちやすい。

長さ17cm、幅と厚みは3×2cm。重量は160g。

筒から出して、網を外枠にはめて組み立てる。網はバネ状になっているので、手でギュッと握ると棒状になる。網が十字に交差していないので、汚れがこびりつきにくく、洗いやすいというメリットもある。

折りたたみナイフや火吹き棒、ミニトング、スプーンと同じくらいの長さ。これらの焚き火、食事道具といっしょに持ち運びできる。
ホルダーがハンドルになる
網を束ねるための筒状のホルダーが、そのまま網を持ち上げるためのハンドルになる。そのままテーブルに運べるし、炭や薪をくべるのも簡単。下の写真では、グローブをしてハンドルを握っているが、指が網に当たらないように注意すれば、素手で握ることもできる。普通の網はグローブをしないと熱くて持てないから、ハンドル付きはその点で有利だ。網の大きさは約17cm四方。ソロキャンのおつまみ作りにちょうどよく、朝なら食パン1枚を焼くのもおすすめだ。

ぶ厚い牛タン2枚をのせてもちゃんと持ち上げられる。

ハンドルの裏側にくぼみがあり、網が引っかかって安定するようになっている。

2つのくぼみの両方に網を引っかければさらに安定する。網に重い食材をのせたときはこちらで。

食パン1枚のほか、ソーセージ1~2本を焼けるスペースがある。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。
フォールディング BBQネット ローストマスター/コニファーコーン 2,200円(税込み)
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