「コニファーコーン」ならではのアイデア品
金属製のさまざまな日用品を製造・販売してきた田中文金属(大阪市城東区、1919年創業)は、2016年に「コニファーコーン」というアウトドアギアブランドを立ち上げた。「バタフライソー」(のこぎり)や「アングルマスター」(トング)など、秀逸な折りたたみ機構を持つ商品で注目されてきたが、今回折りたたんだのは、なんと焼き網だ。
長さ17cmの棒状に収まる
なんでも折りたたんでしまうアウトドアギアの世界にあって、焼き網は薄くてかさばらないためか、これまで折りたたみの対象になってこなかった。しかし、こうして折りたたまれてみると、やっぱり便利だ。長さ17cmの棒状になるから、ナイフ、カトラリー、ライター、火吹き棒、ファイヤースターターなどの食事、焚き火のアイテムとセットで持ちやすい。
![たたんだ状態](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/11/231023NASB_0214-scaled-e1700638011459.jpg)
長さ17cm、幅と厚みは3×2cm。重量は160g。
![組み立て](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/11/231023NASB_0218-scaled-e1700638067264.jpg)
筒から出して、網を外枠にはめて組み立てる。網はバネ状になっているので、手でギュッと握ると棒状になる。網が十字に交差していないので、汚れがこびりつきにくく、洗いやすいというメリットもある。
![カトラリーとともに](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/11/DSC_3705-scaled-e1701331049586.jpg)
折りたたみナイフや火吹き棒、ミニトング、スプーンと同じくらいの長さ。これらの焚き火、食事道具といっしょに持ち運びできる。
ホルダーがハンドルになる
網を束ねるための筒状のホルダーが、そのまま網を持ち上げるためのハンドルになる。そのままテーブルに運べるし、炭や薪をくべるのも簡単。下の写真では、グローブをしてハンドルを握っているが、指が網に当たらないように注意すれば、素手で握ることもできる。普通の網はグローブをしないと熱くて持てないから、ハンドル付きはその点で有利だ。網の大きさは約17cm四方。ソロキャンのおつまみ作りにちょうどよく、朝なら食パン1枚を焼くのもおすすめだ。
![料理](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/11/231024NASB_1369-scaled-e1700638103820.jpg)
ぶ厚い牛タン2枚をのせてもちゃんと持ち上げられる。
![ハンドル裏](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/11/DSC_3706-scaled-e1701048974408.jpg)
ハンドルの裏側にくぼみがあり、網が引っかかって安定するようになっている。
![ハンドル裏](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/11/DSC_3704-scaled-e1701049041684.jpg)
2つのくぼみの両方に網を引っかければさらに安定する。網に重い食材をのせたときはこちらで。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2023/11/DSC_3713-scaled-e1701049102267.jpg)
食パン1枚のほか、ソーセージ1~2本を焼けるスペースがある。
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フォールディング BBQネット ローストマスター/コニファーコーン 2,200円(税込み)
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