TMR「L.T.Cooker」は軽・早・美すべてを兼ね備えたジェットクッカーだった | バーナー・燃焼器具 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.11.01

    TMR「L.T.Cooker」は軽・早・美すべてを兼ね備えたジェットクッカーだった

    L.T.Cookerの底面

    筆者私物のL.T.Cookerの底面(シリコンバンドは別売り)。

    アウトドアガイド・ライターとして活動する私は、日々登山用荷物の軽量化を目指してアイテムを探していますが、このたびすごいものをガイド仲間に教えてもらいました。それが、TMR industriesの「L.T.Cooker」という「お湯を沸かすことに特化した」クッカー、いわゆるジェットクッカーです。

    このL.T.Cookerは、ほかの高速沸騰の商品にはない魅力が満載なのです。今回はそんな、TMR industriesの「L.T.Cooker」を紹介していきます。

    お湯を早く沸かす重要性

    登山では、天候や行程などから、食事を短時間に済ませなければならない状況があります。そのため、お湯をいかに早く沸かせられるか、は非常に重要な要素になってくる事があるのです。お湯を早く沸かせられれば、軽量かつコンパクトで保存がきくアルファ化米やフリーズドライ食品などの食料をスムーズに食べられます。

    このような理由から、ジェットクッカーは軽いだけではなく、いかにお湯を早く沸かせられるかが重要になってきます。

    L.T.Cookerのすごいところ

    今回紹介するL.T.Cookerを製造、販売しているTMR industries(有限会社田村工機)は、私が住む栃木県の山道具製造メーカー。公式サイトには「職人の技術で登山道具の制作しています。人に寄り添う製品を造り貢献したく思います。」と記載されており、その通り高い金属加工の技術力ですばらしい山道具を製造、販売しています。

    そんなTMR industriesの商品の中で、L.T.Cookerは「燃費 対悪天候 頑丈」をコンセプトに作られたクッカーです。それでは、ここからは「L.T.Cooker」のすごいところを紹介していきます。

    見た目がかっこいい

    L.T.Cooker

    シンプルでかっこいいデザイン。

    まずは見た目がかっこいいところ。L.T.Cookerは大きなアルミのブロックから精密工作機械で削りだす、「アルミ削り出し」という技術で作製されています。その技術は、デザインの自由度が高いところが特徴。プレスや溶接加工では出せない芸術的なフォルムを表現できます。

    L.T.Cookerもアルミ削り出しならではの、芸術的なフォルムをしています。

    L.T.Cookerの底面

    底面には熱効率を上げるための加工。

    底面には、熱効率を上げる立体加工が施してありますが、私はこれが特に美しいと感じています。削り出し加工のなせる技です。まさに機能美と言えるでしょう。

    超軽量! わずか実測77g

    L.T.Cookerを計量

    重さはわずか77g(実測)。

    容量は推奨350 ml、最大450ml。重量は実測でわずか77g(※メーカー公式78g)と脅威の軽量化を実現しています。例えば、有名なジェットクッカー「ジェットボイル」の最軽量モデルはL.T.Cookerよりすこし容量が大きめですが、約140g(クッカー部分のみ)です。

    もちろん、機能の違いもあるので一概に軽いからL.T.Cookerの方が優れている、と言えるわけではありませんが、この数値から、いかにL.T.Cookerが軽いかが分かると思います。

    スタッキングしやすい

    クッカーセット

    いろいろなアイテムとスタッキングして収納できます。

    L.T.Cookerはその絶妙なサイズから、様々なアイテムとスタッキングができます。上の写真は左から収納袋、110サイズのガス缶、マルチディッシュ、チタンカップ、バーナー、L.T.Cooker。(L.T.Cooker以外は全て別売りです)。

    スタッキングしたL.T.Cooker

    スタッキングしやすい設計で、とてもコンパクトに。

    これら全てのアイテムをスタッキングして、収納袋に納めることができます。とてもコンパクトになり、助かります。

    とにかく頑丈

    L.T.Cooker

    強度を確保しつつ、厚みを0.5mmに。

    L.T.Cookerは削り出し加工の特徴を活かして、厚みを0.5mmまで薄くしつつ強度を確保することが可能に。メーカーが高さ1mからコンクリート面へ10回落下させる強度試験をした結果、少し歪みつつも、破損、欠陥は見られず性能に問題はありませんでした。

    このようにとても丈夫なので、登山の途中で壊れて使えなくなるリスクはほとんどなく安心できます。クッカーが壊れてお湯が沸かせないなんて、想像しただけでもゾッとしますからね。

    わずか95秒の高速沸騰!

    L.T.Cookerの底面

    底面の立体加工が熱効率を上げる。

    L.T.Cooker底面の立体加工は炎の流動性を促し熱を効率よく吸収します。その結果、とても早く水を沸騰させることができるようになっています。公式サイトでは、350mlの水をわずか1分35秒で沸騰できると記載があります。私が普通のクッカーでお湯を沸かすとだいたい3分程度かかっているので、この早さは脅威的です。

    せっかくなので、本当に350mlのお湯がわずか1分35秒で沸くのか、検証してみました。バーナーに火をつけてから数秒で、底面からプツプツと気泡が出てきたと思ったら、なんとわずか1分20秒で沸騰してしまいました。水温や外気温、使用するバーナーの性能などにもよるとは思いますが、さすがの性能です(ただし平地での検証)。

    L.T.Cookerを持って山へ!

    屋外のL.T.Cooker

    L.T.Cookerと一緒に山へ。

    なるべく荷物を軽くしたい登山に持っていきたい人におすすめな、TMR industriesの「L.T.Cooker」。軽くてカッコいいだけでなく、高速沸騰の性能も抜群です。取っ手やフタがないですが、そこをどうするか、何と組み合わせて使うのかを考えるのもU.L.の楽しみでもあります。

    ぜひ、L.T.Cookerを持って山で、手早く美味しい食事を楽しんでください。

     

    L.T.Cooker (Lathe Turning)

    材 質 :アルミニウム (A5056)
    容 量 :推奨 350ml / MAX 450ml
    重 量 :78g
    大きさ:口部 99mm/中底部 91.6mm/内径 90.6mm/高さ 87mm

    私が書きました!
    アウトドアガイド・ライター
    すー(鈴木 隆)
    日光市生まれ日光市育ち。40代で脱サラ後に、カナダに留学して退職金を使い果たす。帰国後は観光関係の仕事をしつつ、アウトドアガイドとしても働く日々を送っています。キャンプ、登山、ロードバイク、トレランなど外遊びが趣味で、楽しく働いて生活することをモットーとしています。

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