アウトドアウエアのブランド「HELLY HANSEN(以下、ヘリーハンセン)」は、海岸などで回収したペットボトルを原料とした素材のTシャツ「S/S UpDRIFT Blank Tee」を、一部店舗やブランドオフィシャルオンラインストアで数量限定発売する。
今問題になっている、海洋プラスティックゴミ。Tシャツを通して、環境保全に向き合うチャンスだ。
ヘリーハンセンが向き合う環境問題
「S/S UpDRIFT Blank Tee」は、江戸時代から繊維を扱う名古屋の商社「豊島」が行っているプロジェクト「UpDRIFT (アップドリフト)」への共感から生まれたという。
「UpDRIFT」では、海岸などで回収したペットボトルを繊維の原料とし、環境負荷の低い製品に蘇らせる取り組みを行っている。その一環として、ヘリーハンセンのスタッフも、石垣島で実施されたビーチクリーン活動などの回収イベントに参加している。
また、ヘリーハンセンは、これまで地球の水資源について見直し、学び、より良くしていく活動を強化するためのアクション「H2O Project」を実施。横浜・八景島シーパラダイスや葉山マリーナに、海洋プラスティックを回収する「SEABIN(シービン)」を設置したり、海洋酸性化問題を可視化したアートTシャツを販売したりといった活動を行っている。
さらに、不要になったセイルクロス(ヨットの帆)を加工し、トートバッグなどの新たな製品にアップサイクルし販売する「VINDKRAFT(ヴィンドクラフト)」にも取り組んできた。
S/S UpDRIFT Blank Teeとは?
今回限定発売するTシャツは、海岸に漂着したプラスチックゴミが原料のリサイクルポリエステルを使用したもの。ポリエステル100%だが、ナチュラルな風合いで、吸汗速乾性もあり、アクティビティで活躍する。左脇にロゴを配置したシンプルでベーシックなデザインだ。
価格:5,390円(税込)
カラー:ホワイト(W)、セージ(SA)、ディープネイビー(DN)、ブラック(K)
サイズ: XS、S、M、L、XL
素材:リサイクルポリエステル100%
ヘリーハンセンが向き合う環境問題のこれから
今後もヘリーハンセンは、豊島の「UpDRIFT」と連携を図りながら、海岸漂着のペットボトルなどから生まれる繊維を新しい製品へと生まれ変える取り組みを継続、環境問題と向き合うという。地球環境に配慮したGREEN MATERIAL製品を長く着続けることで、持続可能な社会の実現に貢献してみてはいかがだろうか。