2018年にドウシシャから発売されている小型のビールサーバー「絹泡」をご存じだろうか。ビール缶や瓶に取り付けてビールを注ぐと、超音波によって泡が絹のようになめらかになるというもの。これまでのタイプだとグラスに注ぐ仕様となっていたが、このたび新たに「絹泡直飲みタイプ」が登場した。缶に取り付けたまま直飲みができるので、アウトドアシーンでより使いやすくなっている。
ポイントは超音波振動を側面から当てたこと
従来の絹泡シリーズは缶の飲み口に取り付けて製品の内側から超音波振動をあたえることで、ビールにきめ細かい泡を発生させる仕組みとなっていた。だが「絹泡直飲みタイプ」では缶ビールの側面から超音波を当てているので、飲み口がふさがれずに絹のようなクリーミー泡が楽しめるようになっている。
屋外で使用することを想定し、単4形アルカリ乾電池2本で使用することが可能。また、使わないときは折り畳むことができ、ストラップ用の穴もついているため持ち運びも簡単にできる。
また本体には缶ビールに差し込みすぎないようフックが取り付けられているが、爪の長い人や缶の開栓が難しい場合などに開栓を補助する役割も担う。
対応しているのはビール、発泡酒、新ジャンルの350ml、500mlで使われている直径66mmの缶ビール。ただしノンアルコールビールは対応不可なので注意が必要だ。
「絹泡直飲みタイプ」は5月中旬よりドウシシャ公式オンラインストア「ドウシシャマルシェ」や、全国の量販店で発売している。