使って分かった賢い焚き火台9選!ソロ向けの小型タイプから メッシュタイプまで | 焚き火台・火おこし道具 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

焚き火台・火おこし道具

2023.06.16

使って分かった賢い焚き火台9選!ソロ向けの小型タイプから メッシュタイプまで

アウトドアに本気で取り組める時期がやってきた! 自然を慈しみ、ひとりでも家族でも楽しむためにキャンプのベストギアを揃えよう。BE-PAL編集部員が実際に使ってわかった焚き火台をご紹介しよう。

新しめのモデルを集めて焚き火テスト!

私が試しました! 編集部 オガワ

焚き火はキャンプの醍醐味のひとつ。寒い日に暖を取ったり調理に役立つだけでなく、薪をくべたり、ただ火を見ているだけでも楽しいもの。
 
もともとは、地面から火を遠ざけるために作られた焚き火台だが、携行性や丈夫さ、燃焼効率という基本性能が満たされると、今度は特定の使いやすさを追求するものが現われ始めた。最新の焚き火台は、「どんな焚き火をしたいか」という目的に合わせた分化が進んでいる。

「海外ブランドより国内ブランドのほうが数が多い印象ですね。着火しやすさ、使い勝手など気になります」と興味津々の編集部・オガワ。
 
今回は、昨年秋以降に登場した新作から3タイプ、合計9台を集めた。気になるモデルに実際に火をつけて、いざ検証スタート!
 
まず、携行性に優れた小型・卓上タイプは、ソロや少人数を対象にしたものやテーブルで使いやすいモデル。火をつけてみて、小さくなるほど薪の選択が大事なことがわかった。
 
検証当日は春一番かと思うほどの強風だったが、その状況では、小割りにした針葉樹の薪は、あっという間に燃え尽きてしまった。火床が浅く、風の影響を受けやすいユニフレームは、火持ちのいい広葉樹の薪を使うことで比較的早く熾火になり、調理しやすい。「今回集めたなかではこれが最軽量モデル。片手で持てるほど小さくなり、調理もできて超便利でした」

小型・卓上タイプのおすすめ3モデルはこれだ!

超コンパクトなのに長めの薪もくべられる優等生

モンベル/コンパクト ファイヤーピット 
¥8,800

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人気の焚き火台にソロキャンプやツーリングに適したコンパクトモデルが登場。「両サイドが開くので、長い薪を小割りにせずそのままくべられるのがいいですね」。深さのある箱型なので薪がばらけにくく、安定した火力が長続きするのもポイントだ。

●サイズ/幅14.5×奥行き22×高さ19㎝
●重量/0.91㎏

問い合わせ先:モンベル・カスタマー・サービス 06(6536)5740

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ロストルをはずすとパタパタとコンパクトに折りたためる。収納時の厚さは5㎝。隙間に差し込めるサイズだ。

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オリジナルは長辺が42㎝。中間のSサイズもある。このふたつは二次燃焼型だ。

CHECK POINT

専用五徳があれば調理も可能

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オプションの五徳を使えば調理も可能。本体と一緒に収納袋にしまえる。

2面調理&高さ調整できる深めのボックス型グリルが便利

ベルモント/フォールディンググリルHIGATAMI 
¥22,000

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焼き網は上下2段で使えて火加減の調節がしやすく、スライドさせて薪や炭の追加も簡単にできる。内側にメッシュの火床を吊り下げる構造で燃焼効率も抜群。オプションも充実しているので、積極的に料理を楽しみたい人にとくにおすすめ。

●サイズ/幅32.5×奥行き24×高さ22.5㎝
●重量/2.85㎏

問い合わせ先:ベルモント 0256(36)1081

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「しっかり炎が出ているのに、灰が一切落ちなかったのには驚きました」

構成パーツはパズルのようにぴったり重ねてコンパクトに収納可能。

CHECK POINT

焼き網の移動や薪の追加も簡単

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滑らかにスライドする焼き網は、新潟・三条の精緻な金属加工技術のなせる技。

孤独にグルメを楽しむなら卓上OKのソロ焚き火台がよし

ユニフレーム/ファイアグリルsolo 
¥5,500

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組み立てやすさ、強度、コスパの三拍子そろったベストセラーのソロ用モデル。本家の使いやすさはそのままなのがうれしい。「ひとり焼き肉にぴったりのサイズが面白い。ソロキャンプで焚き火・調理を兼用するのに良さそうです」

●サイズ/幅29.5×奥行き29.5×高さ18㎝
●重量/0.9㎏

問い合わせ先:新越ワークス 03(3264)8311

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ひとり焼き肉サイコー!

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正方形の本体に収束させた脚が収まる。このサイズならひとりでも持ち運べる。

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既存モデル(左)をそのままスケールダウン。並べたくなるかわいさだ。

メッシュタイプのおすすめ3モデル

次に軽さが特徴のメッシュタイプ。なかでもベルモントとロゴスの製品は積極的に焚き火料理を楽しみたい人におすすめ。使い方を工夫したり、オプションを使いこなせばいろいろな調理に対応できる。モノラルは、気軽に持って行って焚き火ができるという発想からスタートしたモデルだが、構造上こちらに分類した。ソロユースや自転車、カヌー・カヤックのような人力の旅を志向する人にもフィットする。

焼き網と火床の位置を変えられる、調理も焚き火も好きにカスタムできる逸品

ベルモント/TOKOBI BLACK EDITION サイドカバー付き 
¥28,050

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メッシュ火床の代名詞的モデルにブラックバージョンが登場。「焼き物をしながら下でグリル料理とか、同時にいろいろな焚き火料理が作れるのがいい。使いこなしたいです」。痒いところに手が届く豊富なオプションも高ポイント。

●サイズ/幅41.5×奥行き46×高さ32㎝
●重量/2.5㎏

問い合わせ先:ベルモント 0256(36)1081

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オプションを使えば火床を上火にしたオーブン料理もできる。

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左右に広がるワイヤーシェルフが特徴。火床はここに吊るすことも可能。

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きれいに焼けました!

CHECK POINT

使いこなせば複数同時調理も可能

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網の高さを変えたり、火床を上火に使ったりして複数の調理を同時にこなせる。

2段メッシュで点火も調理も超楽ちん

ロゴス/ファイヤークックピット 
¥15,800

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ステンレスメッシュを2段にして燃焼効率と軽さを両立。「2本のバーに鍋をのせたり吊り下げたりできるのが新しい。幅広い調理道具に対応できるのがいいですね」

●サイズ/幅44.5×奥行き40×高さ41.5㎝
●重量/2㎏

問い合わせ先:ロゴスコーポレーション・コンシューマ係 0120-654-219

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シンプルな2本のバーで大小さまざまな調理器具に対応するユニークな作り。上に網をのせれば直火料理もできる。

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CHECK POINT

下段を使ってピザも焼ける

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特殊加工の「焦げ付きにくい焼きそばシート」(¥1,080)が便利。

重いスキレットを直接火にかけられる剛性に驚き

モノラル/ワイヤフレームソリッド 
¥22,000

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デイパックに収まる人気作をベースに本体重量を増やすことなく対荷重UP。「鋳物の調理道具をのせられるメッシュ火床は、そうはないはず。人力移動派も大注目です」

●サイズ/幅37×奥行き37×高さ27.5㎝
●重量/1.05㎏

問い合わせ先:アウトデザイン 042(703)4933

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近日発売の五徳を使えばダッチオーブンものせられる。

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車がなくても持ち運べるコンパクトな収納性はそのまま。

CHECK POINT

ユーザーの手で拡張できる

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レンチひとつで分解可。アームを交換してサイズを拡大できる。

二次燃焼タイプのおすすめモデル

最後にいま人気の二次燃焼タイプは、焚き火鑑賞に最適なモデル。バーゴやジ アイアン フィールド ギアの製品は、キャンプサイトできらりと光る存在感がある。ただし、ひとつ覚えておきたいのは薪の消費も相当早いということ。大型になるほどこれは顕著になる。ユニフレームは構造上ここに入れた。「ハンドル付きで運びやすく、ソロでも使いやすいです」
 
一日中炎を扇いでいたが飽きることはなく、やっぱり焚き火は楽しい。「新作を中心に集めてみて、収納力や組み立てやすさはいずれも優秀で、よく考えられていますね」と感心するオガワ。すでに一台をお持ちの方は、用途を特化した2台目を考えるのも楽しいだろう。

二次燃焼とは?

最初の燃焼で燃えきらなかった可燃性のウッドガスを燃焼させる形式。二重構造で下部から空気を取り込み、炉内の熱が生み出す上昇気流で持ち上げられたウッドガスに新たに空気を送り込んで効率よく燃焼させる。

メリット

可燃性のガスをふたたび燃焼させるため煙や燃え残りが少ない。また、強い火力が得られる。

デメリット

燃焼効率がいいため、薪の消費が早まる。二重構造のため本体の作りが複雑になり重量もかさむ。

ブランド史上最大級のサイズは火力も暖かさも最大級!

バーゴ/メガヘックス スモークレスファイヤーピット 
¥82,280

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ヘキサ型のウッドストーブは手のひらにのる同社の定番だが、それをそのまま特大の二次燃焼型にした驚きの新作。「これはインパクト大。今回一番面白い焚き火台でした」。サイズに違わず火力もスゴい!

●サイズ/幅61×奥行き61×高さ33.6㎝
●重量/11.3㎏

問い合わせ先:ケンコー社 06(6374)2788

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内外6枚のパネルはつながっていて、底板にはめ込んで一体化する。

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重量はあるが、構成部品は板状に収まるので収納性は良好。専用の袋にスマートに収まる。

CHECK POINT

サイズが生み出す強力な火力

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離れても あったかい!

炉内は容量が大きく、深さもあるが火つきはよく、火力はすぐに安定する。「たくさん薪を入れると火力もすごい。すぐに暖まれます」

分解して運べる! 手軽に二次燃焼を楽しむならコレ

ユニフレーム/バーンストーブ 
¥12,100

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「本体上部がそのまま五徳を兼ねたデザイン。チャーハン作りたいです」。五徳の大型のスリットは鍋を置いたときも空気の流れを遮断せず、高火力を維持する。ハンドル付きで火がついたまま持ち運べるのも特徴。

●サイズ/幅20.3×奥行き21.1(ハンドル含)×高さ25.7㎝
●重量/1.9㎏

問い合わせ先:新越ワークス 03(3264)8311

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燃焼部分がしっかり囲われたカタチは二次燃焼が起こりやすい。

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三角柱の本体は蝶番で開く2枚と1枚からなる。組み立ては超簡単。

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片手で 楽に 移動できる

広範囲で暖まりたいならオープン型がベスト!

ジ アイアン フィールド ギア/タキビツリー 
¥16,500

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薪から出る炎を見ながら、途中で火が消えない焚き火台を目指してたどり着いたのがこのカタチ。「オープン型なのに二次燃焼というのが新しい。デザインもいいしグループで暖まりたいときに最適です」

●サイズ/幅40.8×奥行き40.8×高さ32㎝
●重量/3.7㎏

問い合わせ先:興栄企画 0877(98)7797

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収納用のトートバッグが付属。トングなども一緒にしまえる大きさ。

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2列ある穴の上段から可燃ガスが噴き出して二次燃焼する。

CHECK POINT

のせるだけで準備完了

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切り欠きを合わせて十字型にした足に本体をのせるだけ。暗い場所でもすぐに準備できる。

※構成/伊藤俊明 撮影/山本 智

(BE-PAL 2023年5月号より)

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