バーナーの上ですべらない「Gaobabu」のグリルプレートでキャンプ飯に彩りをプラス | BBQグリル・炭火コンロ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

BBQグリル・炭火コンロ

2023.01.14

バーナーの上ですべらない「Gaobabu」のグリルプレートでキャンプ飯に彩りをプラス

Gaobabuのグリルプレート2種で作った料理

Gaobabu(ガオバブ)が発売している2種類のグリルプレートを使ってみた。

アルミ製だから、すぐに使えてメンテも楽々

キャンプ飯を楽しむための道具として、文字通り”鉄板”の存在になっているグリルプレート。各社、鉄板の厚さや形状に工夫を凝らし、焼く楽しさを提案している。

現在、焚き火台の上に置いて豪快に楽しむ鉄製のプレートが大人気となっているが、今回紹介するGaobabu(ガオバブ)のグリルプレートは、コンパクトストーブやポケットコンロの上で使うことを前提としている。

右が「B6マルチグリルプレート」、左が「メスティン用グリルプレート」

右が「B6マルチグリルプレート」、左が「メスティン用グリルプレート」。表面には、美味しそうな焼き目をつけられる凸凹加工が施されている。

グリルプレートの裏面に隠されたうれしいアイデア

本体はアルミ製で、厚さ4㎜のプレートに3層のフッ素加工を施している。表面には、不要な油を落とせる凸凹加工がある。これだけでも魅力的だが、最大の特徴は裏面にある。SOTOのレギュレーターストーブST-310や、エスビットのポケットストーブなど、人気のストーブの五徳部分にピタッとフィットする溝が切られている。そう、このグリルプレートはコンパクトストーブの上に載せたときに、すべらないから、安心して料理ができるのだ。裏がツルツルのすべりやすいグリルプレートのように、調理中にずれて落としてしまった、なんていう悲劇がまずおこらない。対応するバーナー、コンロは、メーカー発表で10種類。このスリットが実用新案登録されている。

実用新案登録されている裏面のスリット

実用新案登録されている裏面のスリット。ここにコンパクトストーブなどの五徳がピタッとはまり、料理中にすべらない仕掛け。

プレートを手で押してもズレない様子

プレートを手で押してもズレない。

重すぎないから気軽に持ち運べる

現在、ガオバブのグリルプレートには、B6サイズ「B6マルチグリルプレート」と、メスティン(1.5合サイズ)にスタッキングできる「メスティン用グリルプレート」の2種類がある。どちらもソロで料理を作るのに丁度いいサイズ感。鉄板と比較して、格段に軽く、実測してみたところB6サイズが242g、メスティンサイズが207gだった。以前、BE-PAL本誌の付録として好評を博したミニスキレット(鉄製)に近い重量感だった。

重さを量る様子。B6サイズは242g

はかりに載せて重量を計測してみた。B6サイズは、242g。

メスティンタイプは207g

メスティンタイプは207gと、かなり軽い印象。これなら自転車キャンプに持っていくのもありだ。

本誌の付録だったミニスキレットは232g

ちなみに以前のビーパル本誌の付録「ミニスキレット」は232g。

買って洗えば、すぐに使える

実際に2種類のグリルプレートを使ってみた。まず、便利さを感じたのが鉄製のような手間のかかるシーズニングがいらないこと。パッケージを開けて、一度、水洗いをしておけばすぐに使えるのだ。今回は、SOTOのレギュレーターストーブ・フュージョンST-330とイワタニ・プリムスのかなり古い2243バーナーの2種類のストーブを組み合わせて使ってみた。

どちらの五徳も、プレート裏の溝にピタッとフィットする。溝の深さが絶妙で、一度、合わせてしまえば、そう簡単にずれない。だから、最後まで安心して料理ができる。

ST-330に載せたメスティンタイプのプレート

ST-330にピタッと決まった。

30年以上前に購入したイワタニ・プリムス/2243にもピッタリ

30年以上前に購入したイワタニ・プリムス/2243にもピッタリ。

実際に2種類のグリルプレートを使って料理をしてみた

B6サイズでは、肉を焼いてみた。凸の部分に肉が載っているため、おもしろいように脂が落ちていく。グリルの外側がせりあがっているので、溶け出した脂がこぼれないのもいい。肉にグリルのストライプが焼き付けられ、見た目にも食欲をそそる。今回は、脂分の少ない肉を選んだが、これだけ脂が落とせるなら、脂分が多い肉でも美味しく焼けそうだ。

厚みのある肉だったので、両面を軽く焼いたあと、一度、まな板に移し、カットしてから再びグリルプレートに載せ、いい火加減になるまで焼きながらいただいた。グリルの端で、金属製の容器に入れたソースを温めたり、温野菜を焼いたり。熱伝導性が高いので、いろいろな物がすぐにアツアツになるので、最後まで美味しくいただけた。

パンを焼く

肉を焼く前にパンを焼いてみた。火にかけると、すぐにプレートがアツアツに。熱伝導性が高いので素早く調理にかかれる。焼き目もいい感じ。

グリルの凸凹のおかでげ、余分な脂が落ちる

グリルの凸凹のおかでげ、余分な脂が落ちる。こぼれる前にキッチンペーパーなどで拭いておこう。

ステーキの焼き上がり

まな板の上でカットした肉を再度、グリルプレートに載せて丁度いい焼き具合に仕上げた。ソースが冷めたら器のままグリルプレートに載せると、すぐに温まる。

メスティンタイプは、アヒージョやソースづくりもいける

メスティンサイズも表面の凸凹と裏面のスリットは同様。しかし、B6サイズよりも縁の部分が高く設計されている。これのおかげでメスティンの底にピッタリ収納できる。さらに、縁が高いので、汁や油を使って煮たり揚げたりするような料理ができる。今回は、前の晩からオリーブオイルに浸しておいたイワシを使い、アヒージョ風オイルサーディンを作ってみた。熱したグリルプレートの上にイワシを載せて軽く焼き、オリーブオイルをたっぷり注ぎ、ニンニク、唐辛子、ハーブ、マッシュルーム、ミニトマトを投入。しっかり火が通ったら、醤油で軽く味を調え、パセリを振りかけて完成。グリル表面の形状により、イワシがオイルの層から少し上に浮いているため、ほどよくオイルが染みたホクホクの食感に仕上がった。

メスティンタイプで調理する様子

メスティンタイプは縁が高いので、油やソースを溜めて調理するにもいい。

メスティンを被せて調理する様子

メスティンを被せれば、しっかりと熱することができる。

メスティンの取っ手を外して、グリップとして使うことも

メスティンのハンドルを外して、リフターとして使うことも。

メスティン(1.5合サイズ)に、ジャストフィット

メスティン(1.5合サイズ)に、ジャストフィット。持ち運びにも便利。

使ったあとの手入れも簡単

肉を焼いたほうのプレートには、表面にコゲが残った。現場では、ペーパータオルで軽く拭きとり自宅に持ち帰った。自宅では普段の食器と同じように洗剤を使って洗浄すると、あっという間に焦げ付きも落とせた。鉄製のプレートと違って、洗剤が使えなかったり、使い終わったあとに、油を敷いて新聞紙にくるむような手間もなし。アルミ製のプレートの利便性を痛感した。

肉を焼いたあとのこびり付き

肉を焼いたあとのこびり付き。

洗浄したあとはピカピカ

自宅に帰って洗浄するとピカピカに。これは便利だ。

MADE IN JAPANの刻印

Gaobabuは、大阪・堺に本拠地を置く野外調理器具やコンロなどを得意とする気鋭のアウトドアブランド。この製品は、国内の工場で生産されている。納得のクオリティだ。

収納袋も付いている

どちらのプレートにも収納袋が付属する。メスティンタイプは、メスティン(別売)を重ねて運ぶことを想定したサイズなのもいい。

付属する収納袋

付属する収納袋。手前がB6サイズ、奥がメスティンサイズ。

メスティンサイズの収納袋は、メスティンと一緒に入れられる

メスティンサイズの収納袋は、メスティンを重ねた状態で一緒に入れられる。

ほどよいサイズと重量なので、気軽に、しかもすべらず安全にグリル料理を楽しめる。ソロキャンプで一杯飲みながら、のんびりやるのはもちろん、ファミリーキャンプでも1枚あると料理のバリエーションが増やせるので活躍してくれるだろう。

商品情報

Gaobabu/B6マルチグリルプレート

  • 参考価格:3,300円
  • 材質:アルミニウム(肉厚4㎜)、フッ素3層焼き付け塗装
  • サイズ:幅175×高さ10×奥行き125mm
  • 重量:約240g
  • その他:収納袋付き

Gaobabu/メスティン用グリルプレート

  • 参考価格:3,300円
  • 材質:アルミニウム(肉厚4㎜)、フッ素3層焼き付け塗装
  • サイズ:幅188×高さ15×奥行き98mm
  • 重量:約207g
  • その他:収納袋付き

対応できる製品(メーカー公表)

  • Gaobabu/キャリボ風防
  • Gaobabu/マルチクロス五徳
  • Gaobabu/マルチクロス五徳mini
  • SOTO/レギュレーターストーブST-310
  • SOTO/レギュレーターストーブ・レンジST-340
  • SOTO/レギュレーターストーブ・フュージョン ST-330
  • SOTO/アミカスSOD-320
  • イワタニ/フォアウィンズ・マイクロキャンプストーブ
  • エスビット/ポケットストーブ・スタンダード
  • エスビット/ポケットストーブ・ラージ

販売元:Gaobabu https://gaobabu.net/

私が書きました!
フリーランスライター
山本修二
1963年東京生まれ、名古屋在住。自転車好きなフリーランスライターとして、本誌を中心に長らく東京で活動し、2015年に名古屋へ移住。アウトドア遊びのパラダイス=名古屋からディープな情報をお届けします。2冊目の著書『スポーツ自転車でいまこそ走ろう!』(技術評論社)好評発売中。http://yamabon.jp

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