花園IC近く!キャンプの食材調達にぴったりな「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」がオープン | ニュース 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.05.28

    花園IC近く!キャンプの食材調達にぴったりな「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」がオープン

    花園IC近くにオープンする「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」。

    2022529日(日)、埼玉県深谷市に「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」がオープン!畑やレストランを通して野菜の魅力をふんだんに感じられる複合施設です。体験農園では、スーパーに並んでいないような珍しい野菜を収穫できることも。都心から約1時間で到着し、キャンプ前の食材調達にぴったりな新施設をご紹介します。

    「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」が誕生

    敷地内に広がる、広大な畑。

    「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」は埼玉県深谷市が進めている「花園IC拠点整備プロジェクト」の一環として、キユーピー株式会社が開業した大規模な施設。約17,600平米、つまりサッカーコート2面分以上の敷地面積で、アクセスは関越自動車道「花園IC」より車で約4分です。

    キユーピー株式会社 執行役員の森 佳光さん、深谷テラスプロジェクト発案者の松村 佳代さん、レストランを監修した音羽 和紀さん・音羽 創さん、体験農園を監修した中村 敏樹さん。

    コンセプトは「野菜にときめく、好きになる!みんなの笑顔を育むファーム」。2012年にキユーピー新規事業プラン社内公募制度「Try! Kewpie(現 Kewpie Startup Program)」で採択された、松村 佳代さん発案のプロジェクトです。条件をクリアする場所探しなど難航した結果、10年の時を経てオープン。キユーピー株式会社 執行役員 広報担当  深谷テラスプロジェクト担当の森 佳光さんは「野菜の魅力を伝えることで、日本人の野菜摂取に貢献していきたい」と述べました。

    見たことのない野菜も!体験農園で収穫

    広大な畑と小さな田んぼで自然と触れ合える「体験農園」。

    ヤサイな仲間たちファームに訪れたら、まずは「体験農園」へ。敷地面積の約3割が体験農園です。現在は約30種類以上の野菜が植えられ、年間を通して約100200種類の野菜を育てていく予定です。

    ズッキーニと一緒に植えられているマリーゴールド。

    体験農園ではガイドスタッフとの野菜についてのトークも楽しめます。例えばズッキーニの畑に一緒に植えられていたのはマリーゴールドの花。なぜマリーゴールドかというと、土の中の虫の忌避効果があることが理由です。そういった野菜の育て方やさまざまな生育状況を知り、野菜の新たな発見ができます。

    収穫体験の料金は1名約1,500円〜2,000円前後、収穫量などによって変動。

    収穫体験に参加するとその日旬を迎えた野菜の23種類が収穫でき、収穫した野菜は持ち帰り可能です。この日はアンデスレッド、シャドークイーン、デストロイヤーなどカラフルジャガイモの収穫ができ、どんな色のジャガイモが引っこ抜けるか楽しみながら収穫をしました。所要時間は約75分。畑に入るため、汚れても良い服装で訪れましょう。

    農業プロデューサーの中村 敏樹さん。

    体験農園の監修をしているのは農業プロデューサーの中村 敏樹さん。日本の一般的な畑では「キャベツ農家」「トマト農家」のように決まった野菜を育てていますが、「ヤサイな仲間たちファーム」では年間を通して収穫体験を楽しめるように、多品種栽培を採用。歩いているだけで、「これはなんの野菜だろう?」とワクワクする畑になっています。スーパーに置いていないような珍しい野菜や市場では規格外とされる野菜のおいしい食べ方も教えてくれますよ。

    野菜の保存方法や調理法を教えてくれる「マルシェ」

    深谷市産の野菜が約7割、近隣農家から約3割仕入れている「マルシェ」。

    マルシェには深谷市や近隣農家から仕入れた野菜がずらり!旬の野菜・果物が50種類以上並ぶ予定です。

    Today’s Salad Mix 540円(税込)※日によって内容変更。取材日は ジャムレタス、カブ、ケール、大根のお花入り。

    特徴は一番おいしい食べ方や無駄なく使い切る方法をスタッフが提案してくれること。商品にも工夫が施され、例えば旬の野菜を束ねて花束のように見立てた「Today’s Salad Mix」は、サラダに適した野菜を詰め合わせたオリジナル商品です。そのほかグリル用やラタトゥイユ用など、料理に合わせた野菜セットも販売してくれます。

    立てて保存すると長持ちするネギやリーキ。

    また、陳列方法にもこだわりが。例えばネギは立てて並べ、ジャガイモは日光が届かない場所に陳列。これは野菜の鮮度を保つための工夫で、同時に家庭での保存方法も提案しています。マルシェ裏のテイクアウトコーナーでは旬の野菜や果物を使ったソフトクリームも販売するので、買い物と合わせて楽しむのもおすすめです。

    深谷野菜のおいしさを知る!地産地消のレストラン

    畑を見ながら食事ができる「レストラン」。約130席(コロナ対策で当面は70〜80席ほどで営業)。

    大きなガラス窓から自然光が入る気持ちの良いレストランでは、深谷市の野菜を主役にしたさまざまなメニューを楽しめます。監修は地産地消フレンチのグランシェフ・音羽 和紀さんと、『ミシュランガイド東京 2017』で一つ星を獲得した「シエル  ソル」の料理長も務めた音羽 創さん。

    その日仕入れた野菜を主役に作り上げるメニュー。

    レストランの特徴はグランドメニューが「無い」こと。その時々に食べられる野菜本来のおいしさを届けるために、料理人が工夫を凝らして日々料理を考案します。メニューは公式Instagramで発信予定。音羽 創さんは「旬に関係なく何でも手に入れられるこの時代に、東京ではなく、わざわざ、ここでやる意味を構築していきたい」と話します。

    ルーからも野菜や果物の本来のおいしさを感じる「伊達鶏のファームカレー スープ付き」。

    取材日に登場したメニューは「シェフズサラダ スープ・パン付き(税込2,050円)」や「デコポンのフルーツタルト(税込750円)」など。シェスズサラダはシンプルながら切り方や味付けにこだわっており、深谷産野菜のおいしさをダイレクトに感じられる一品。じっくり煮込まれ、野菜と果物のおいしさがぎゅぎゅっと詰まったピリ辛の「伊達鶏のファームカレー スープ付き(税込1,850円)」も絶品でした。

    色とりどりの野菜の魅力を見て、触って、食べて楽しめる「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」。不定期で子ども向けの野菜ワークショップ、音羽シェフとのランチ会、中村先生による多品種栽培講座などの「野菜教室」も計画しています。入園料は無料なので、野菜の魅力を体験しにふらっと訪れてみて下さいね。

    ・深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム
    https://www.kewpie.co.jp/farm/

    私が書きました!
    女子旅ライター
    小浜みゆ
    神奈川県在住の旅ライター。素敵な旅行先を求めて、全国どこへでも飛んでいきます。横浜、神戸、広島、福岡での在住経験があり、国内旅行は47都道府県ほぼ制覇。グランピングや料理が好き。

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