2020年に大ブレイク!グッドデザイン賞の人気まな板
先日ダイソーで運よく見かけた「省スペース多機能まな板」を使ってみました。こちらは2020年にグッドデザイン賞に選ばれ、大ブレイクした人気のキッチン用品です。
グッドデザイン賞とは、1957年に通商産業省(現・経済産業省)が始めた取り組み。日本中の商品を対象に、優れたデザインのアイテムを毎年、表彰しています。
100円ショップのアイテムでありながら、そんな歴史ある賞に選ばれた省スペース多機能まな板。実際に使ってみたところ、「これはグッドデザイン!」と言いたくなるポイントがいっぱいでした。
今回は、省スペース多機能まな板のメリットや、アウトドアに最適な点をご紹介いたします。
省スペース多機能まな板のおすすめポイント3つ
1.小さくて軽いので取り回しバツグン
省スペース多機能まな板のサイズは、縦横とも18.5cmで正方形です。パッケージに重さは記載されていませんが、計測したところ約65gでした。
500mlのペットボトルと並べてみると、ほぼ同じ大きさです。省スペースと名づけられているように、一般的な横長のまな板と比べると、非常にコンパクトなつくりといえます。
この小ささのおかげで取り回しがとてもよく、狭い場所でも使いやすいのが、この商品の大きなメリットです。とくに調理スペースが限定されがちなキャンプなどのアウトドアで、本領を発揮します。
軽量で持ち運びやすいのも、荷物を減らしたいアウトドアでは、ありがたい利点といえるでしょう。
「こんなに小さいと食材が切りにくそう」
そう考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、実際に使ってみると、縦横18.5cmのスペースだけでも野菜やお肉を切るのに問題はありません。長ネギなど、極端に長かったり、大きかったりする食材に注意すれば、必要十分な大きさといえます。
お皿としてもちょうどいいサイズなので、おひとりならステーキやお刺身などをカットして、そのままお皿代わりにするのもいいですね。
2.でっぱりのおかげで切った食材が落ちない
省スペース多機能まな板の寸法を見てみると、厚さが2.5cmとあります。これは本体の上部と右側面に設けられた、でっぱり部分の厚みです。
一見すると奇妙なこのデザインこそが、省スペース多機能まな板のポイントです。
たとえば、まな板できゅうりのような丸いものを切っている時、コロコロと転がって、食材がまな板から落ちてしまったという経験はないでしょうか?
そんなちょっとしたイライラを解消してくれるのが、このでっぱりです。
切り終わった食材をしっかり受け止めて、こぼれるトラブルを防止。狭いスペースでも、食材をこぼさないよう気を遣う必要がなく、ストレスフリーに調理を進められます。
食材をこぼすと、地面や河川などに落ちてトラブルになりかねないアウトドアでも、とてもありがたい機能といえるでしょう。
3.排水用スリットで簡単に水気が切れる
まな板本体の右上には、スリットのような細長い穴が5つほどついています。この穴は排水用となっており、まな板に溜まった水気をここから捨てられる仕組みです。カップ焼きそばの湯切りをイメージしていただくといいでしょう。
このスリットのおかげで、豆腐のような水気の多い食材を切っても、サッと水を捨てられます。まな板をいちいち拭いたり、「豆腐は最後に切らないと」と順番を考えたりする必要がなくなるので、調理の手間が大きく減りますよ。
先ほどご紹介したでっぱりと併用すれば、「水を捨てようとして食材も落ちた!」なんてトラブルもなくなるでしょう。
アウトドアに普段使いに。一家に一枚欲しいまな板!
「主婦が考えた」のキャッチコピーで売りだしている、ダイソーの省スペース多機能まな板。その宣伝文句にふさわしく、調理中のちょっとした悩みを解決してくれる、便利な商品です。
キャンプ飯のお供にぴったりなまな板ですが、私はお家でのごはんづくりにも愛用しています。110円で買える商品でありながら活用できるシーンが多く、一度使ったらもう手放せないまな板です。
みなさんもダイソーに立ち寄る際は、ぜひ省スペース多機能まな板をチェックしてみてください!