
天井の高さは約2m、テント内で立つことも可能。室内空間もかなり広い!
コスパ最高!オシャレと機能性を兼ね備えたファミキャンの味方!!
日本ではまだそれほど知られていないコットンテントメーカー「Kodiak Canvas(コディアック キャンバス)」。アメリカではコットンテントの売り上げNo.1と言われるほど有名なメーカーで、個人のキャンプはもちろん、グランピング施設でもよく使用されています。
アメリカでコットンテントの魅力にハマった私が、なぜファミキャン用に「コディアック キャンパス」のテントを選んだのか、今回はその魅力をお届けします。このテント、もちろん日本でも買えますよ!!
アメリカの有名なコットンテントブランドといえば、「カーカムス」の「スプリングバーテント」。でも「カーカムス」は、もともと家族経営から始まった小さな会社で、一つ一つ手作りでテントを作っていたため、とにかく高いという特徴がありました(日本で買うよりアメリカで買うと安いのですがそれでもやや高め!)。
一方、「コディアック キャンバス」は、アメリカのロッキー山脈の麓にあるテントメーカーで、「カーカムス」に比べるとコスパがいい(カーカムスの半額近い安さ)。見た目は「カーカムス」にとても似ているのですが、個人的には「コディアック キャンバス」の方が窓が広くて気に入っています。機能的で、気密性、防水性が高く、耐久性も抜群。テント全体の素材がコットンなので通気性もよく、カビにも強い素材と言われています。
防水性、通気性に優れた特殊コットンを100%使用
「コディアック キャンパス」のテントに使われるコットンは、Hydra Shield(ハイドラシールド)といわれる特殊加工のキャンバス地。過酷なロッキー山脈の気候でも耐えられる、防水性を実現。雨でも雪でも問題なし。しっかりとした厚手のコットンは、耐久性にも優れていて、通気性もいいので夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。収納前にきちんとか乾かし、通気性がいい場所にしまっていれば、特別なお手入れも必要ありません。地面に接する面は、上部なビニール素材。汚れにくいので安心して使えます。

熊の手がトレードマーク。自然に溶け込むアースカラーがオシャレ。
大きな窓と風通しのよさが魅力。小物収納も多くて快適!
テントのタイプによって、窓の数や有無が異なりますが、私が選んだFlex-Bow VX Tentは、一番窓が多いタイプで、4面に大きな窓が付いていて、ジッパーでの開閉の調整が可能。テント内への出入りは、テントの前面と後面、2か所から可能です。ちなみに、モデル違いのFlex-Bow Basicタイプのテントは、窓が1面のみ、Flex-Bow Deluxeタイプのテントは、窓が2面のみになっています。

窓には網状のスクリーンが付いているので、虫の侵入も防げる。ウォールポケットも充実しているので小物の仕分けにも便利。

ジッパーで窓の開け閉めが調整できる。天井には洋服や小物が載せて置けるハンモック収納も。
設営は慣れれば10分程度で完了!!

テント、ポール、ペグの計3つの袋に入っている。テントの袋の中に、付属されているビニール製のグランドシート(テントの下に敷く黒い厚手のビニールシート)が入れられる。
最近は数分で設営が可能なテントもありますが、さすがにコットンテントはしっかりした造りなので、多少時間がかかります。でも慣れれば、1人でも10分足らずで設営することができるはず。問題は総重量がかなり重いということ(6人用約30キロ)。コットン部分も重めですが、ポールの部分が亜鉛メッキスチールでかなり重いのが特徴。子供がいる場合は、足に落としたりしないよう、取り扱いは注意が必要です。

テントの下に敷くグランドシートを広げ、その上にテントを広げ、支柱になる頑丈なポールを組み立てていく。ポールの組み立て時にけっこう力がいるが慣れれば女性1人でも設営可能。
ゆったり過ごしたいなら、4人家族で6人用がおすすめ

今回紹介した10×10ft.Flex-Bow VX Tentは、6人用で$699.99、日本での正規代理店価格は99,800円。ちなみに、窓が1面のBasicタイプは$549.99、窓が2面のDeluxeタイプは$599.99とややリーズナブルになっている。※2022年1月現在の価格
ソロキャンやファミリーキャンプには、今回紹介したFlex-Bow Tentsシリーズがおすすめ。サイズは、4人用(9×8ft/約274×243㎝)、6人用(10×10ft/約304㎝×約304㎝)、8人用(10×14ft/約304㎝×426㎝)があり、個人的にはゆったりテント内でくつろげるワンサイズ上を選ぶのがおすすめです。わが家は4人家族だが、6人用をチョイス。普段はダブルとシングルのエアベッドを入れていますが、さらに小さなテーブル、バッグ等を置いても、スペースに余裕があります。
ポリエステルテントに比べると、重くてかさばるというデメリットはありますが、それ以上に満足感の高いテント。シンプルでオシャレなデザインが魅力的で、大きな窓から眺める大自然、心地よい風、天井が高い解放感は最高です!
日本でも代理店があるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
