冬の日帰り登山にはこのボトル!モンベル「アルパインサーモボトル」はコスパ最強で保温性バツグン | ドリンクボトル 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.01.28

    冬の日帰り登山にはこのボトル!モンベル「アルパインサーモボトル」はコスパ最強で保温性バツグン

    アルパイン サーモボトルが岩の上に立っている。

    筆者私物。

    登山にお湯を持っていこう

    アルパイン サーモボトルからコーヒードリッパーにお湯を注いでいる。

    保温ボトルがあると便利です。

    いつもの登山を快適に、より楽しく過ごすためには、保温・保冷ボトルが欠かせません。

    真夏の山頂付近は、日陰が少なく非常に暑いので、キンキンに冷えた水をガブ飲みしたくなりますよね。冷えた飲み物で体を潤すことは、熱中症対策にも繋がります。

    寒い冬には、山頂で飲む温かいコーヒーやスープがとても美味しく感じます。また、どんなに簡単なハイキングでも、低体温症にかかるリスクは誰にでもあります。常に、体を温めるための行動食やお湯を常備することは、登山ではとっても大切なことです。

    さて、保温・保冷ボトルといっても、非常に多くのメーカーが様々な商品を販売しているため、どれを買うべきか悩んでしまいますよね。

    今回は、筆者が愛用している「アルパイン サーモボトル 0.35L」をご紹介いたします。ハイキングに適したボトルとはどのようなものか?という観点からも、ぜひ参考にしてくださいね。

    モンベル アルパイン サーモボトルとは?

    アルパイン サーモボトル 0.35Lが岩の上に置かれている。

    モンベル「アルパイン サーモボトル 0.35L」。

    山に行ったことがある人ならば、一度はモンベル(mont-bell)の名を聞いたことがあるのではないでしょうか。

    登山初心者にとって手の届きやすい価格設定でありながら、機能性や品質が優れていることで有名なアウトドアブランドです。

    アルパイン サーモボトルも、そんなアイテムの一つ。登山に特化して開発された保温・保冷ボトルで、細かい部分までハイカーのことを考えてデザインされています。

    使って初めてわかる良さがある、そんなハイカー目線のありがたいアイテムです。

    アルパイン サーモボトルのおすすめポイント

    日帰り登山にこのボトルをおすすめしたい理由を、「保温性」「滑り止め加工」「軽量コンパクト性」「耐久性」「コストパフォーマンス」の5つに分けてご紹介します。

    1.バツグンの保温性

    一番大切なのは、やはり高い保温性です。数時間歩いた後でも、しっかりと温度をキープしてくれるボトルじゃないと意味がありません。

    アルパイン サーモボトルは、夏はもちろん、冬山での使用を想定して設計された商品。寒い冬でも、熱湯を入れてから山頂までしっかりと温かさを保ってくれます。

    日帰り登山は、長くて片道3時間、往復6〜7時間程度です。このアルパイン サーモボトルは、95度Cのお湯であれば、6時間経っても74度C程度までしか下がりません(mont-bell公式HP参考)。つまり、日帰りであれば出発してから下山するまで、ずっと温かさを保つことができるのです。

    ボトルから湯気が立つほどのお湯がコップに注がれている。

    冬山でも抜群の保温性を発揮します。

    通常の保温ボトルと同じ真空構造に加えて、熱をボトルの内側に反射する反射加工を採用。さらに、内栓にも断熱材を入れることで、蓋から熱が逃げるのも防ぐという徹底っぷり。

    山で使うなら、このぐらい徹底された保温性は必須といっても過言ではないでしょう。

    2.グローブをつけたまま作業可能

    筆者一番のお気に入りポイントは、「グローブをつけたまま使用できる」という点です。

    グローブをつけると手の感覚が鈍くなるため、普段は気にならないことでも、不便に感じることが多いのです。かといって、寒い冬に何度もグローブを脱着するのはストレスが溜まるもの。

    そんなハイカーの悩みを解決してくれるのが、アルパイン サーモボトルに施された二つの特徴。

    滑り止め加工

    アルパイン サーモボトルの上部にシリコンゴム製の滑り止め加工が施されている。

    滑り止め加工のおかげでストレスなく蓋を開けることができます。

    蓋の上部にシリコンゴム製の滑り止め加工が施されているため、グローブをつけたままでも簡単に開けることができます。

    シリコンゴムは耐熱・耐寒にも優れているため、氷点下でも硬化せずに、しっかり滑り止めとしての機能を果たしてくれます。

    六角形の内栓

    mont-bellのロゴが入った六角形の内栓。

    グローブの上からでもわかりやすい六角形の内栓。

    ボトルの内栓が六角形になっているのもポイント。凹凸がなく開けづらい丸い蓋に比べて、手の感覚が鈍い状態でも簡単に開けることができます。

    ちなみに、厳冬期登山の場合は、グローブを脱ぐと凍傷になる危険性があります。保温ボトルの性能はもちろん、グローブもそれぞれの場所に適したものを選ぶようにしましょう。

    3.軽量でコンパクト

    アルパイン サーモボトルのふちが太陽に輝いている。

    二重の壁を極限まで薄くすることで、軽量化と保温性の両立を実現したボトルです。

    登山では欠かせない、軽量コンパクト性。「アルパイン」の名の通り、登山仕様に作られたこのボトルもまた、軽量コンパクト性に秀でています。

    通常の保温ボトルは、内側と外側の壁の間に真空の層を作ることで、保温効果を生み出しています。この真空部分が、断熱材の役割を果たしているのですね。

    ただし、二重構造ということは、その分重量やサイズも増してしまいます。

    アルパイン サーモボトルは、同じ構造でありながら、この二重の壁を極限まで薄くすることで、高い軽量コンパクト性を有しているのです。

    普段、一般的な水筒を使っている方は、この軽さに驚くことでしょう。

    アルパイン サーモボトル本体から、コップにもなる蓋へお湯が注がれている。

    蓋をコップとして使えば荷物が一つ減ります。

    蓋はコップとしても使えるため、わざわざコップを持っていく必要もありません。

    4.高い耐久性

    アルパイン サーモボトルの側面がシルバーに光っている。

    2年間使用しても変わらない美しさです。

    本体の外壁は、錆びにくくて丈夫なステンレス鋼。

    2年間、登山や川遊びなどで何度も使用しましたが、購入当初と変わらず美しい状態を保ってくれています。

    岩の上に落としたり、川に流されたり、登山道を転がっていったり、極寒の冬山に持参したり……なかなか酷使してきましたが、凹んだ部分は一箇所だけ、それもほとんど目立ちません。

    これほど丈夫であれば、何年でも使っていけそうです。

    5.コストパフォーマンス良し

    さて、バツグンの保温性と軽量コンパクト性、さらには高い耐久性を有しながら、価格は3,300円と非常にお手頃。

    登山を始めたばかりの方であれば、ウェアや登山靴など、装備一式を揃えるのにたくさんお金がかかりますよね。

    インナーやジャケットなど、直接身につけるものは命を守る大切な装備ですので、安さよりもクオリティを重視して選ぶべきです。

    その代わり、小物系をできるだけコスパ重視で選ぶことで、バランス良く装備を揃えることができます。

    サイズも用途も千差万別!

    小鍋の中にインスタントラーメンがある。

    お湯を持っていくことで、インスタントラーメンを作る時間も短縮できます。

    山でインスタント麺などの即席料理を作るとき、鍋で水からお湯を沸かすと結構時間がかかります。時間がかかるということは、ガスをたくさん消費してしまいます。

    一方で、熱湯をあらかじめ用意しておけば、少し温めるだけですぐに沸騰するため、ガスを大幅に節約することができます。

    保温・保冷ボトルの使い方は、人によってもサイズによっても千差万別。

    アルパイン サーモボトルには、0.35L、0.5L、0.75L、0.9Lの各サイズがあります。

    今回は筆者が使用している0.35Lをご紹介いたしましたが、ご自身の用途に合わせてベストなサイズを選んでみてくださいね!

    アルパイン サーモボトル 0.35L

    【重量】240g
    【カラー】ダークグレイ、グリーン、レッド、ステンレス
    【サイズ】直径7×高さ18.5cm
    【容量】0.35L
    【耐熱温度】(内栓)100度C/(外栓)100度C/(パッキン)150度C
    【耐冷温度】(内栓)-20度C/(外栓)-20度C/(パッキン)-40度C

    https://webshop.montbell.jp/goods/list.php?category=321100

    私が書きました!
    アウトドアガイド
    さあか
    自然をこよなく愛するネイチャーガイド。ニュージーランド、京都、長野でのアウトドアガイド経験を経て、現在もガイドとして毎日ゲストと共に大自然を満喫中。山で美味しいコーヒーをドリップするのが趣味。年齢や体力に関係なく多くの方にアウトドアの楽しさを知ってもらうため、アウトドアライターとしても活動している。

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