長年愛されるバーナー、SOTOのMUKAストーブを私がおすすめする理由 | バーナー・燃焼器具 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.12.10

    長年愛されるバーナー、SOTOのMUKAストーブを私がおすすめする理由

    私が書きました!
    ファミキャンライター
    あんころもち
    冒険好きな夫に誘われ、登山&アウトドアに目覚めた主婦ライター。日本アルプス登山やアコンカグア登山の経験あり。京都在住で、社寺好き×登山好きのため「山頂神社の朱印集め」にもはまっています。最近は、5歳の息子と3歳の娘を連れてのキャンプも楽しんでおり、5人用テントを新調しました。

    とっておきの時間を演出するバーナー

    アウトドアを満喫するのに欠かせないのが、お外ご飯。

    自然の中にテントを張り、ほっと一息つきながら食べるご飯は、現実から切り離されたとっておきの時間を演出してくれます。

    そんな時間を作ってくれるご飯を作ろうと思えば、多くの場面で焚火やバーナーなどが必要になります。

    今回は私の愛用しているバーナー、SOTO「MUKAストーブ・SOD-371」をご紹介します。

    MUKAストーブを愛用する理由

    スタートボタン。

    以前、私はプレヒート必須のガソリンバーナーを使っていました。

    そのバーナーには登山中にとても助けてもらっていたのですが、どうもプレヒートが手間だと感じてしまっていました。そこで、プレヒートのいらないバーナーがほしくなり、探したところMUKAストーブを発見。

    プレヒートがいらないガソリンバーナーはとても手間が少なく、画期的に感じました。

    他にもこのバーナーの

    ・燃費がいい
    ・日本製
    ・デザインがおしゃれ

    というポイントに魅了され、購入を決定しました。

    MUKAストーブのおすすめポイント

    1.プレヒート要らずで簡単・安全

    プレヒートが不要なガソリンバーナー。

    アウトドア用バーナーは、アウトドア缶を使うシングルバーナーより、ガソリンバーナーの方が火力が強い傾向があります。

    そのため、ガソリンバーナーの方が料理がしやすいと私は感じているのですが、ここに壁があります。多くのガソリンバーナーが、使用する際に「プレヒート」と呼ばれる作業が必要になるのです。しかし、プレヒートを行う際は、ポンピングしたり、大きな赤い火にドキドキしたりと初心者には少々難易度が高いです。

    その点、MUKAストーブが画期的と言われるのは、プレヒートを一切必要としないガソリンバーナーだからです。

    ポンプに空気を送り込んだら、あとはボタンを「スタート」にあわせて火をつけるだけ、というわかりやすい作業で着火。最初は赤くて大きな炎も、10秒以内に落ち着きます。

    MUKAストーブが、発売後5年以上を経ても大人気である理由の一つがここにあります。

    おかげで、私も安心して購入することができました。

    また、緊急時の停止機能もついています。ボタン一つで、ガソリンの供給を止めることができます。

    MUKAストーブを購入したおかげで、便利かつ安全に料理できるようになりました。

    2.朝までボトル1本で十分

    メタリックシルバーのボトル。

    火力の強いガソリンバーナーがその威力を発揮するのは、やっぱり冬キャンです。

    寒い時にMUKAストーブがとてもありがたい。すぐに安定した火が付きますし、火力が強いので一気に暖まることができます。

    暖を取る際に気になる燃費ですが、MUKAストーブは燃費も良いといわれています。

    冬の八ヶ岳(東・西天狗岳)登山の際、早めに着いたために、寝るまでバーナーを5〜6時間連続で使用しても問題ありませんでした。一泊二日の登山くらいであれば、冬場でもボトル1本あれば十分だと思います。

    3.海外アウトドアでも大活躍

    海外長期登山中。デナリにて。

    私は、たいていの旅行に、MUKAストーブを持って行っています。ファミリーキャンプでも使いましたし、登山でも四季を問わず便利に使えています。

    特別な旅行では、雪に包まれた厳冬期の北欧旅行や、デナリ登山といった長期旅行にも持っていきました。

    シングルバーナーのガスは、アウトドア専門店かホームセンターでしか売っていない場合が多いです。コンロ用のガス缶であればコンビニでも見かけることがありますが、海外のお店にまで置いてあるとは限りません。

    その点、MUKAストーブなら自動車用のレギュラーガソリンを使用することができるので、日本中どころか各国でガソリンが補給できます。海外で何泊もする場合に、とても助かります。

    ただ、ガソリンスタンドでガソリンを買うためのルールは国ごとに異なります。行き先の国のルールは、前もって調べてから行くようにしましょう。ちなみに日本では、「スタンドスタッフがガソリン携帯缶に入れる」と決まっています。

    4.長く愛用することが可能

    SOTOのメンテナンスキット。

    ガソリンバーナーはメンテナンスが大切。

    私は出発前に、必ずバーナーの状態を確認しますが、MUKAストーブに異常があったことはありません。ここ5年間、月に一度の頻度で使用しているのですが、毎回問題なく使用できるのはありがたいです。

    もちろん絶対壊れない、というわけではありませんので、SOTOが出しているメンテナンスキットも購入しています。メンテナンスのやり方ガイドも公式に出されていますので、ご参考にしていただくと良いと思います。

    メンテナンスキットで不備が直らない場合は、メーカーにお願いしましょう。日本のメーカーですので、お願いしやすいのもポイントですね。

    5.シンプルな機能美

    シンプルな五徳とコンロ。

    MUKAストーブの五徳は、すっきりとした3本のパイプ。その中にコンロがあり、コンロから伸びたパイプが「SOTO」と刻印された携帯缶に伸びています。

    携帯缶もコンロも、シンプルなメタリック。機能性を追求しながらも、不要なものをそぎ落としたかっこよさが感じられ、とても美しいです。

    MUKAストーブのデザイナーさんも、「機能美」を追求してデザインしたと言います。

    ビギナーからベテランまで愛用できる

    大きな炎。

    以上、MUKAストーブのおすすめポイントを紹介しました。

    プレヒート要らずと称えられているMUKAストーブ。自動車ガソリンが使える、火力が強くて燃費もいい、デザインが美しい、など多くの魅力を備えています。

    ビギナーさんが安全簡単に使えるのはもちろん、ベテランキャンパーさんにもおすすめ。

    一度試してみたら、虜になること間違いなしのアイテムです。

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