つい最近、日本に本格上陸したアメリカのアウトドアブランド「Matador(マタドール)」が、独自開発のDry Through(ドライスルー)テクノロジーを使ったアイテムを発売。特許取得のコーティングを施したアイテムは、アウトドアや旅に親和性の高い、注目のアイテムだ。
防水素材の内側に施すドライスルーテクノロジー
マタドールは「世界で最も使いやすい、携帯性の高いアドベンチャーアイテムをデザインする」というテーマで2014年にスタートしたばかりのブランド。優れた技法やアイディアで、パッカブルに持ち運べる独自商品を開発。今夏から日本で展開をスタートした。
開発した商品は、実際に山や川などの自然環境下でもテストされており、アウトドアシーンでも実際に使用したくなる耐久性と機能性の高いアイテムに仕上がっているのが特徴。
今回紹介する商品には、マタドールのドライスルーテクノロジーというものを採用。防水素材の内側に熱によって特殊なコーティングを施し、乾燥機能を持たせるという新技術である。水蒸気は通すが液体は通さない微細な気孔を作り、バッグ中の湿度を外に逃がしてくれる。
アパレルウエアに使用される程の防水・透湿性はないが、使用した歯ブラシや石鹸などを濡れたままケースに入れても、次に使用するとき(24時間後)には乾燥しているというから驚きだ。
洗面用具の持ち歩きに便利なサイズのドライケース
ドライテクノロジーの素晴らしさを最大限に発揮するのが、歯ブラシや石鹸などを持ち運ぶのに便利なFLATPAK TOILETRY CASE(フラットパック トイレタリーケース)だ。
10cmのマチ付きなので、ケース自体が自立しそのまま洗面台に置いて使用することもできる。メッシュのバッグなどは濡れた場所に置くと衛生状態が気になるものだが、外側は防水なので、これなら温泉などでも大活躍してくれそうだ。
使用後は、そのまま保管しておいても、内側の物は独自のテクノロジーで乾燥。上部はロールトップ式の完全防水なので水が漏れ出す心配もなく、後のケアが必要ないのでとても便利。
石鹸専用ケースやボトルパックも発売
同じくドライテクノロジーの生地を用いて固形石鹸用に作られたのが、FLATPAK SOAP BAR CASE(フラットパック ソープバーケース)。外からの水濡れの心配がないので、浴室にそのまま持ち込んでも安心。
プラスチック製の石鹸ケースと違って液漏れの心配もなく、石鹸を使った後は濡れたままケースに入れるだけで乾燥できるので、汚れもつきにくく衛生面も良好。
先に紹介したトイレタリーケースと併せて使用すれば、他の小物を石鹸で汚す心配もないので、石鹸派の方にはぜひ一緒に使うことをオススメしたい。
シャンプー・コンディショナーやボディーソープ、歯磨き粉などの液体類を持ち歩くには、FLATPAK TOILETRY BOTTLE(フラットパック ボトル)でデザインを統一させるとスマートになること間違いなし。
一般的なトラベル用シャンプーセットの約1.5倍の容量があり、連泊のキャンプやファミリーでの使用にも十分対応できるだろう。
3個セットでの販売もあり、自宅で使用しているシャンプー類を気軽に持ち出せるのも嬉しいポイントだ。フラップボタン式のループが付いているので、狭いシャワールームなどでは引っ掛けて使用することも可能。今の所、カラーが一色の販売なので、それぞれの中身がわかるように、目印をつけて持ち歩くことをオススメする。
アウトドアギアにコンパクトさや機能性が注目されている今、チェックしておきたいブランドの1つと言えるだろう。
商品概要
フラットパック トイレタリーケース
価格:¥3,300+税
サイズ(約):24×10×14cm
重量(約):33g
素材:30D コーデュラTPUコーティング
フラットパック ソープバーケース
価格:¥1,700+税
サイズ(約):10×6×3cm
重量(約):11g
素材:30D コーデュラTPUコーティング
フラットパック ボトル
価格:1パック¥1,700+税/3パック¥4,700+税
サイズ(約):8×15cm
重量(約):11.5g
容量:85mℓ
マタドールの公式サイト
http://www.aandf.co.jp/brands/matador