宮城県石巻市の101歳“タミさん”の、深イイ人生哲学〈後編〉 | ナチュラルライフ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • ナチュラルライフ

    2016.03.02

    宮城県石巻市の101歳“タミさん”の、深イイ人生哲学〈後編〉

    さて、前編に続きご紹介するのは、タミさんのモットーです。

    毎朝、目がさめるとお仏壇に大きな声でお経をあげ、朝食は具沢山のお味噌汁を手作り。夜はお風呂の中でおなかを100回揉み、顔をぱたぱたパッティングすることを欠かさないタミさん。病気も1度したきりで、101歳とは思えぬパワフルさ! つやつやした肌と軽やかな歩みに驚きました。

    タミさん

    そんなアクティブな毎日で、タミさんが大切にしているのが「感謝・感激・感動」という3つの“感”。

    ・陰口や愚痴は言わず、起こった物事に“感謝”する
    ・知らないことに遭遇したら、子どものように“感激”する
    ・どんな些細なことにも“感動”する

    大人になると忘れがちなことや、つい後ろ向きになってしまう瞬間も、この3つを大切に、前向きに生きるタミさん。

    タミパン

    とくに探究心が旺盛! 自分の知らないことが目の前で繰り広げられると、「それ、なあに?」と尋ねずにはいられないといいます。また、たとえばエスカレーターに乗っている間も、横にある階段の段数を数えるそう! 思いもよらない視点で世界を眺め、常にわくわくすることを探しているタミさん。

    タミパン

    余談ですが、取材時に出してくださったお菓子。私とカメラマンが手をつけず失礼しようとしたら、タミさんが帰り際にサッと「持っていきなさい」と手渡してくださいました。自分の興味がむくことだけでなく、一緒にいる人たちのことも常に見渡し、気遣うタミさん。

    その生き方や言葉は、まだまだたくさんの感動に満ちているはず。また、お会いできる日を願って、私も「感謝・感激・感動」をモットーに、2016年を楽しみます!

    写真/宮濱祐美子 文/ニイミユカ

    NEW ARTICLES

    『 ナチュラルライフ 』新着編集部記事

    探検家・関野吉晴氏が初監督作品『うんこと死体の復権』で描く 、鼻つまみ者たちへのリスペクト

    2024.07.25

    縄文、ハニワって面白い! 夢枕 獏と考古学者・若松良一が語る「古代史の遊び方」

    2024.07.09

    破けたら直して使おう! 簡単にできて刺繍がかわいい「ダーニング」超入門

    2024.07.09

    水辺で拾った海洋ゴミで楽器作りはいかが?夏休みの自由研究にもおすすめ

    2024.07.07

    1本の竹から作る竹工作円ギア6選!難易度別に作り方を解説

    2024.07.06

    気象予報士・菊池真以さん伝授!昼は雲、夜は星を肉眼で楽しむ「空の観察」の楽しみ方

    2024.07.05

    地方の0円物件でアウトドア拠点を手に入れられる!?

    2024.07.02

    虫の絵の描き方、おもしろ樹木探し…すぐ始められる自然観察の楽しみ方3選

    2024.06.30