薪割り、BBQ、プライベートキャンプまで楽しめる!富山の多目的カフェ「MEWSHIP」 | アウトドアショップ・自然派の店 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.08.17

    薪割り、BBQ、プライベートキャンプまで楽しめる!富山の多目的カフェ「MEWSHIP」

    私が書きました!
    グルメサイクリングガイド
    指田真琴
    1979年、神奈川県藤沢市生まれ、富山県在住。富山グルメサイクリングツアー代表。年間500軒以上外食し「美食」を追求。2014年から富山県で食と自転車をコラボしたグルメサイクリングツアーを開始。他に類のないサイクリングガイドを目指しています。https://www.facebook.com/toyama.gourmet.cycling.tours/ instagram:@maksashida

    どこを撮っても映える「MEWSHIP」

    富山に隠れたプライベートキャンプサイトがあった!?

    ここは、富山と岐阜との県境に近い「猿倉山」の麓。名前のとおり、近くでは野生の猿が生息し、富山では貴重な平日ナイター営業をしていたスキー場跡地として馴染みの深い土地。その麓にひっそりとたたずむ店が、今回紹介する「MEWSHIP」という、自然の中の多目的カフェである。

    バスケットボールを題材としたグッズも扱うこの店には、いくつもの楽しみ方があるので、今回はそれを紹介したい。

    年季の入ったログハウス。

    1.カフェとバスケと薪割りと!?

    MEWSHIP初心者は、まず純粋にカフェを楽しもう。

    年代物の薪ストーブが置いてある店内には、オーナーがデザインを手がけるブランド「Mewship50」のバスケットボールアパレルが並んでいる。私自身はバスケの経験がないので知らなかったが、友人いわく「専門店でしか販売していないセンスのよいブランド」なんだとか。

    温かみのある店内。バスケのグッズと、ランタンが混在している独特の雰囲気。

    木の優れた断熱性、気密性、蓄熱性で、夏は涼しく、冬は暖かいログハウス。冬は薪ストーブにあたりながらくつろぐのもよし、屋根裏部屋に4つあるハンモックで揺られるのも楽しい。

    右手には寝そべることができるスペースも。

    夏はテラスのロッキングチェアに揺られながら過ごしたり、バスケットゴールにシュートを決めてみたり。はたまた薪割りに挑戦し、男らしさを彼女に見せつけるのもいいだろう。

    男性に限らず、女性も気軽に薪割りを体験できる。

    常設のバスケットゴール。男女共に高身長のバスケ関係者がよく訪れる。

    店前のウッドデッキ。外には薪ストーブも。

    2.焚火デッキでプチグランピング

    カフェやバスケを堪能したら、次に来店する際にはグループでプチグランピングをやろう。

    店前にはウッドデッキがあり、その中心には薪や炭を焚く囲いが設置されている。このスペースを利用した「ウッドデッキコース」は、アウトドア未経験の人やバーベキューをしてみたいけれど、準備や片付けが面倒という人にオススメ。オーナー自ら火をおこしてくれたり、食材を焼くのを補助してくれるサービスがあり、まさに至れり尽くせりのプランだ。さらに、20名まで利用できるスペシャルな「パーティーコース」では、MEWSHIPの店内外すべてを楽しむことができる。

    「ウッドデッキコース」は3~6名で、1人3,500円(税込)。「パーティーコース」は5~20名で、1人4,500円(税込)。共に食材付き。詳しくはホームページにて。

    夜に映えるバスケットゴール。

    この日は「ウッドデッキコース」のプランを利用した女子3人組が、薪を焚べて、思い思いのペースで食事を楽しんでいた。食後は、薪の”はぜる”音を聞きながら、静かな時を過ごしていたようだ。

    タープの下で雨の中バーベキュー。

    別の日には、しとしと降る雨の中、炭火でバーベキューを楽しむ女子3人組がいた。ウッドデッキ全体を覆うタープが張られ、雨の日でも安心して楽しんでいる様子。バーベキューの火おこしがまったくの初心者である彼女たちを見かねて、オーナー自ら、せっせと肉を焼く光景も見られた。

    3.プライベートキャンプエリアは、あなただけのワンダーランド

    深くMEWSHIPを楽しみたい人は、プライベートエリアでキャンプに挑戦してみては?

    プライベートエリアの利用、および料金については要相談。

    MEWSHIPプライベートエリアは、富山では珍しく直火が可能なキャンプサイト。このエリアを貸し切れば、基本、何をしてもフリーダム。思いのまま薪を燃やし、火を見つめながらカップルで黄昏たり、タープを張って、調理しながらDAYキャンプをしてみたり、最終的にはテントに泊まってみたり。泊まりたいけど調理はしたくない!と思えば、カレーやホットドッグなどのカフェメニューを注文して、食事をすませることもできる。1日1組限定のエリアで、周りの目を気にせずアウトドアを楽しめるのは、富山では唯一の場所ではないだろうか。

    この日は、以前、紹介したキャンプスタイルの自転車(https://www.bepal.net/bike/96090)で出かけた。天候が不安だったので、お気軽にデイキャンプを楽しむために。夏らしく、夏野菜を使ったフジィリのパスタを作る。使用するのは、プリムスの「エアリルL」(購入価格、税込18,700円)。直火専用の焚火台という、きわめてピンポイントなギアをチョイスした。キャンプエリアを貸し切ると、ベンチやテーブル、手斧や防火手袋も利用可能で、わざわざ持っていく必要がないから、自転車でも楽チンにキャンプができる。

    「MEWSHIP」ネームヒストリー

    3年前に愛知から富山に帰郷しオープンした。

    「MEWSHIP」の読み方は「ミューシップ」と読む。このお店は、オーナー”柴田樹史”(みきひと)さんのご実家である。東京出身の柴田さんのご両親は、30年前に富山のこの地に移住し、セルフビルドでログハウスを建てたという。柴田さんは高校から愛知の学校に通い、デザイン系の専門学校を卒業。趣味がバスケットボールであったことから、バスケグッズ専門店に就職する。会社ではグッズのデザインも手がけていたが、柴田さんのデザインしたグッズの売れゆきが好調だったことから、自身のブランドである「Mewship50」を立ち上げることになった。

    「ミューシップ」の意味は、この場所の地名である「舟新」に由来する。英語に直すと「NEWSHIP」。その頭文字”N”を、自身の名前の頭文字”M”に変え命名したのだとか。そこには「いつか富山に帰郷し、仕事がしたい」という、故郷への熱き思いが込められていた。

    鶏肉のレモンキーマカレー。スモークチーズも美味い。ドリンクSETは、1,500円(税込)。

    看板メニュー。とろける甘さの2ピースフレンチトースト。700円(税込)。

    さあ、あなたもMEWSHIPに出かけよう!

    MEWSHIP

    住所:富山県富山市舟新50
    TEL:050-5849-3666
    https://www.mewship50.com/

    写真撮影:徳光典子

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