東京クラフトから新発売の「オブセル」を設営から撤収まで徹底検証! | テント 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

テント

2026.02.06

東京クラフトから新発売の「オブセル」を設営から撤収まで徹底検証!

東京クラフトから新発売の「オブセル」を設営から撤収まで徹底検証!
TOKYO CRAFTSが手がけた最新テント「オブセル」を徹底チェック。ワンポールテントをベースにしながら、サブポールを組み合わせることで広い居住空間と扱いやすさを両立しています。本記事では設営から幕内の使い勝手、撤収までをレビュー。購入時の参考にしていただければ幸いです。
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TOKYO CRAFTSのテント「オブセル」をフルクローズで設営した外観の写真
TOKYO CRAFTS「オブセル」を正面から見た写真。ワンポールテントをベースにしながら、安定感のある端正な立ち姿が印象的。

オブセルとはどんなテント?基本スペックと特徴を整理

TOKYO CRAFTSが手がけた最新テント「オブセル」

オブセルは、実際のキャンプシーンを想定した使いやすさを重視するTOKYO CRAFTSらしい思想が反映されたテントです。見た目のインパクトもありながら、設営・居住・撤収までの流れをトータルで考えた設計が特徴といえます。

サイズ・重量から見えるテントの立ち位置

デュオ以上での使用を想定したサイズ感のテントです。コンパクトさを優先するモデルではなく、内部空間に余裕を持たせた設計となっており、オートキャンプ向きといえるでしょう。

張り姿から受けるデザインの印象

フルクローズ時の立ち姿は、重厚感がありながらも落ち着いた印象です。ワンポールテントをベースにしながらも、サブポールによって壁面が立ち上がることで、全体としてまとまりのあるシルエットに仕上がっています。

どんなスタイルのキャンパーに向いている?

想定される使用人数とキャンプスタイル

人数に対して余裕を持たせた空間構成のため、荷物を置いた状態でもゆったりとしたスペースを確保しやすく、落ち着いてキャンプを楽しめます。また、総重量や収納サイズを踏まえると、徒歩キャンプよりもオートキャンプ向きのモデルといえるでしょう。設営や撤収を一人でも行いやすい構造のため、ファミリーキャンプでも扱いやすく、設営に手間取る場面が少ない点も魅力です。

一般的なワンポール系テントとの違い

一般的なワンポール系テントは、中央に高さが集まる構造のため、出入り口付近や壁際が斜めになり有効に使えるスペースが実際の面積より狭い印象を持ちます。一方オブセルは、前方の両サイドにそれぞれサブポールを配置することで、前面の立ち上がりが直角に近い形状となり有効スペースが通常のワンポールより広い印象を持ちます。

この構造により、出入り口付近のスペースを無駄なく使え荷物の出し入れや幕内レイアウトの自由度が高まります。
ワンポールテントのシンプルさを活かしつつ、実用面での空間効率を高めた設計といえるでしょう。

まずは中身を確認。オブセルの内容物をチェック

オブセルを収納バッグに入れた状態の外観
オブセルの収納状態。大型シェルターながら、付属の収納バッグにまとめて収まる。

テント本体・ポール・付属品一式の構成

オブセルの付属品一式を地面に並べた状態
本体、ポール、ガイロープなど、付属品をすべて並べた状態。構成はシンプル。

オブセルは、テント本体、センターポール、サブポール、ガイロープ、ハンギングベルト、ペグ、収納バッグで構成されています。設営に必要なものは一通り揃っているため、基本的には追加購入なしで設営ができます。

設営前に把握しておきたいポイント

設営前には、センターポールとサブポールの役割を把握しておくとスムーズです。また、ガイロープに種類があるので、あらかじめどれをどこにつけるのかをを確認しておくことで、設営時の迷いを減らせます。

設営方法をチェック|オブセルの組み立て手順

ワンポールテントをベースにした構造について

オブセルのテント本体を地面に広げた設営前の様子
設営前に本体を広げた状態。最初に全体の向きを確認してから設営を進める。
センターポールを立てた直後のオブセルの設営途中の様子
センターポールを立てた直後の状態。ここから一人でも設営を進められる。

オブセルは、ワンポールテントの応用系といえる構造を採用しています。最初にガイドロープをペグダウンし、全体の位置と形を決める点が特徴です。ガイドロープが歪んでしまうと、テントが立ち上がった時に全体的に歪んでしまうので、バランスを見ながらペグダウンしてください。そしてガイドロープを固定したあとにセンターポールを立ち上げます。この段階でテントの骨格が安定し、全体の形が一気に見えてきます。

一人でも無理なく進められる設営フロー

センターポールを立ち上げたあとは、サブポールを設置しガイロープを張っていく流れになります。センターポールによってテント全体が自立するため、この段階以降はテントが大きく崩れることがなく、落ち着いて作業できる点が特徴です。

サブポールの設置からガイロープのテンション調整まで、一連の工程はすべて一人で対応可能です。工程ごとに形が安定していくため、大型テントでありながら慌ただしさを感じにくく、初めてでも設営の流れをつかみやすい構成といえるでしょう。

設営後の幕内はどうなっている? 居住空間を確認

内部空間の広さと天井高の印象

オブセルのフロントを開放した状態で、幕内全体の広さが分かる写真
フロントパネルを開放した幕内全景。天井も高く、広々とした空間が確保されており、ゆったりと快適なキャンプを楽しめそう。

天井高が確保されており、幕内での圧迫感は出にくい印象です。立った状態での作業もしやすく、居住性の高さが感じられます。

サブポールによる壁面構造の特徴

オブセルのフロント開口部付近から見た幕内で、サブポールによって壁面が立ち上がり有効な居住空間が分かる写真
フロント開口部付近から見た内部空間。サブポールを備えることで壁面の立ち上がりが直角に近くなり、テント内の有効面積をしっかり確保している。

幕内レイアウトの考え方

カンガルースタイルでの就寝スペースの確保だけでなく、シェルター的な使い方もできます。人数や季節に応じて柔軟なレイアウトを組みやすいテントです。

出入りのしやすさと換気性能をチェック

前後に配置された出入り口の設計

オブセルをフルクローズした状態で、前面センターと左右パネルの出入り構造が分かる正面外観の写真
フルクローズ時のオブセル正面。前面はセンター部分を巻き上げて広い入口を確保でき、左右どちらかのパネルを開けて出入りすることも可能。
オブセルの後方出入り口を一部開放した状態で、背面からの出入り構造が分かる写真
後方出入り口を一部開放した状態。前面とは異なる動線を確保でき、サイトレイアウトに応じた使い分けがしやすい設計が分かる。

出入り口は前方と後方の2か所に設けられています。レイアウトに合わせて、使い分けできる点は実用的です。

前面開放・両サイドファスナーの使い分け

前方入口は両サイドにファスナーが配置されており、左右どちらからでも出入りが可能です。前面を大きく開放しての出入りにも対応します。

ベンチレーションの位置と設営時の注意点

オブセル内部の天井とセンターポール、ベンチレーションの写真
センターポール周辺と天井部の構造。上部ベンチレーションの配置も確認できる。

ベンチレーションはテント後方の上部に配置されています。設営時は、センターポールを立ち上げる前に開いておくと、その後の操作がスムーズです。

撤収はスムーズにできるか

撤収の基本手順

オブセルのテント本体を撤収時に正方形に折りたたんでいる様子
撤収時にテント本体を正方形にたたんでいる状態。このあと収納袋へ入れるための下準備となる工程。

撤収は設営の逆手順で進められます。ガイロープを緩めてからポールを外し畳んでいく流れです。特に指定された畳み方はオフィシャルからは出ていないようですが、正方形に折ってから、ポールの長さに合わせて長方形にしてポールと一緒に巻いていけば簡単に撤収ができました。

収納サイズとパッキングのしやすさ

オブセルを収納バッグに入れている様子
収納袋にテント本体を収めている様子。収納袋のサイズ感が分かる。

収納バッグには余裕があり、多少かさばったとしても収納には苦労しにくい印象でした。

オブセルを選ぶ価値はあるか

オブセルは、ワンポールテントをベースにしながらも、複数人での使用を想定した高い居住性と扱いやすさを備えたテントです。また設営・撤収ともに一人でも作業が出来るため、朝の撤収時、時間の有効活用に貢献してくれる優秀なテントだと感じました。

ユウキャンさん

北海道在住。登山歴10年、キャンプ歴8年の経験を生かしてアウトドアライターとして活動しています。
登山は北海道の百名山を中心に、キャンプは年間20泊程度しています。夢は知床岬までトレッキングで行くこと!

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