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群雄割拠のソロ・デュオテントカテゴリー。部門賞とノミネートを発表します!
登山やハイク、バックパック旅などの、“人力”で重宝するのがソロ・デュオテント。今年も軽量かつ高性能、高機能なテントが揃った。
国内外のアウトドアブランドがしのぎを削るこのカテゴリー。選考委員のこだわりと読者投票の結果がぶつかる。はたして、第5回 BE-PALアウトドアアワード 2025「ソロ・デュオテント」の部門賞はどの商品に!?

第5回 BE-PALアウトドアアワード 2025は、YouTubeでも公開しています。BE-PAL YouTubeチャンネルからぜひご覧ください!
BE-PAL 公式YouTubeチャンネルで見るノミネート:プロモンテ「VEL-20 3S」¥67,100

軽さを追求した3シーズンテント。重量980gの超軽量ダブルウォール仕様で「最低強度を保つために軽量化できるパーツ」を突き詰めて開発された。
プロモンテは日本の山岳テントのレジェンド的存在。日本国内の山々を知り尽くしたメーカーが手掛ける、たてやすくて耐風性能が高く、安全第一な設計だ。同社のこれまでのテントが持つ良いところをそのまま残して、徹底的に軽量化したのが「VEL-20 3S」だ。

編集長沢木
懐かしさもあるけど進化しているのがすごい!




ホーボーさん
超オーソドックスなテントの最軽量バージョンです。
ノミネート:パーゴワークス「ゼン ドーム シェルター」¥57,200

日本の山旅を追求したこだわりのシングルウォール。本体幕の収納時は500mlペットボトルより少し大きいほど。広げてポールを吊り下げれば、大人ひとりが快適に過ごせる居住空間に。しかも前室付き。通気性にも優れ、結露が少ない。軽くて快適だ。

ホーボーさん
去年もおととしもパーゴワークスの製品がノミネートされているよね。同社が山岳テントに参入したのは今年のビッグニュース!
ULハイカー向けのソロテント。ブランド名「パーゴワークス」の由来は“パック&ゴー”で、このテントは同社のコンセプト通り、バックパックに詰めて背負って旅にいけるほど軽い。


ノミネート:ニーモ「ダガー リッジオズモ 2P」¥88,000

バランス力に優れたバックパッキングテント。ニーモ独自のオズモファブリックを採用。タフで使いやすく、環境にも優しい。余裕のある居住空間も魅力。
山岳用からロングツーリングの広いテントまで、幅広く展開しているニーモ。「ダガー リッジオズモ 2P」は、さまざまなアウトドアシーンで使いやすいモデルだ。
オズモファブリックは非常に強度が高い。水に濡れても保水しにくい。そして、重くならない。両側に出入口がついているのも特徴で、ふたりで使ったとき、どちらからでもテント内にアクセスできるのがうれしい。
軽くて丈夫で保水しないのが、最新のオズモファブリックです。

ホーボーさん


ノミネート:MSR「ハバハバ LT 1」¥88,000

より快適に、よりスピーディーに! 人気テントがリニューアル。通気性に優れ、暑い夏でも快適に過ごすことができる。収納袋も使いやすくアップデートした。
このシリーズは居住性の高さが魅力。横のサイドウォールを立たせることによって、テント内の空間を広くしている。インナーテントは上がメッシュで下がタフタ生地。通気性とプライバシーを両立しているしかけだ。
愛用しています。

ホーボーさん

長谷部さん
ぼくも使ってます。
私も使ってます。

編集長沢木


ノミネート:ビッグアグネス「フライクリークUL2」¥77,000

軽さ、強さ、使いやすさを追求した本体重量859gのULテント。オリジナル生地を用いて従来型より軽量化。かつ、防水性と強度を向上させている。居住性も◎。
もともとあるモデルで、ULテントの元祖。ブランドの本国、アメリカではインナーテントがフルメッシュだった。今回のモデルは日本人にも受け入れられやすいハーフメッシュ仕立て。外側のフライシートも濃い色になって透けにくい。

ホーボーさん
859gって凄すぎでしょ!!(驚)


想像以上にテントの中が広い!

編集長沢木
プロモンテのVEL-20 3S、パーゴワークスのゼン ドーム シェルター、ニーモのダガー リッジ オズモ、MSRのハバハバ LT 1、ビッグアグネスのフライ クリークUL2がラインアップ。このなかから部門賞に選ばれたのは……。
発表!ソロ・デュオテント部門賞は、パーゴワークス「ゼン ドーム シェルター」に決定

軽量、コンパクト、サステナブルな製品など、それぞれの個性が際立つソロ・デュオテント部門。登山やバックパック旅はもちろん、キャンプでも使いたくなるモデルが勢ぞろい。
部門賞となったパーゴワークスのテントは、なんとシングルウォール。魅力的な仕掛けが盛り沢山なのだ!
パーゴワークスのデザイナーが、山岳テント、シングルウォールを再定義したのが「ゼン ドーム シェルター」で、アイデアにあふれている。その特徴が前室にあり、“シングルウォールなのに前室付き”で、濡れずに作業できる仕様だ。

ホーボーさん
シングルウォールを定義しなおすのは、とても勇気がいることだと思う。こんな軽量で使い勝手がいいテントができるとは思わなかった。
シングルウォールテントの前室付きって、画期的ですよね。

長谷部さん


「4年前に開発を始めたこのテント。製作が楽しくて、これだけ時間がかかってしまいました(笑)」パーゴワークス代表 斎藤徹さん。
第5回 BE-PAL アウトドアアワード 2025 授賞式の様子は、現在発売中の本誌2026年1月号に掲載しています。また、BE-PAL公式 YouTubeチャンネルでも公開中です。ぜひ御覧ください。
BE-PAL公式YouTubeチャンネルで見る※撮影/小倉雄一郎、編集部 写真提供/プロモンテ、パーゴワークス、ニーモ、MSR、ビッグアグネス(掲載順)








