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    2025.12.27

    今買うならこのテント!ソロキャンやハイクに最適「ソロ・デュオテント部門」【第5回 BE-PALアウトドアアワード 2025】

    今買うならこのテント!ソロキャンやハイクに最適「ソロ・デュオテント部門」【第5回 BE-PALアウトドアアワード 2025】
    年末恒例、読者参加型のアウトドアの祭典「BE-PAL アウトドアアワード2025」(BE-PAL Outdoor Award 2025)、BE-PAL 公式 YouTube チャンネルにて大好評配信中! 今年の有効読者投票数はなんと1294!! 投票から候補を絞り込み、審査員と編集部でノミネートを決定。そこから各部門賞を選びました! 動画も誌面もWeb記事も、お楽しみください!!
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    群雄割拠のソロ・デュオテントカテゴリー。部門賞とノミネートを発表します!

    登山やハイク、バックパック旅などの、“人力”で重宝するのがソロ・デュオテント。今年も軽量かつ高性能、高機能なテントが揃った。

    選考委員、編集部ともに、ソロ・デュオテントにこだわりあり。「俺に語らせろ」と、口火をきったのはホーボージュンさん。白熱した選考会は、長時間に及びました。

    国内外のアウトドアブランドがしのぎを削るこのカテゴリー。選考委員のこだわりと読者投票の結果がぶつかる。はたして、第5回 BE-PALアウトドアアワード 2025「ソロ・デュオテント」の部門賞はどの商品に!?

    左から、司会進行編集部のニチカ。全天候型アウトドアライターのホーボージュンさん。アウトドアコーディネーター森 風美さん。アウトドアプロデューサー長谷部雅一さん。一番右が本誌編集長の沢木拓也。

    第5回 BE-PALアウトドアアワード 2025は、YouTubeでも公開しています。BE-PAL YouTubeチャンネルからぜひご覧ください!

    BE-PAL 公式YouTubeチャンネルで見る

    ノミネート:プロモンテ「VEL-20 3S」¥67,100

    軽さを追求した3シーズンテント。重量980gの超軽量ダブルウォール仕様で「最低強度を保つために軽量化できるパーツ」を突き詰めて開発された。

    プロモンテは日本の山岳テントのレジェンド的存在。日本国内の山々を知り尽くしたメーカーが手掛ける、たてやすくて耐風性能が高く、安全第一な設計だ。同社のこれまでのテントが持つ良いところをそのまま残して、徹底的に軽量化したのが「VEL-20 3S」だ。

    編集長沢木

    懐かしさもあるけど進化しているのがすごい!

    閉じたときにいつも同じ場所にジッパータグがあるので、真っ暗な場所でも迷うことなく出入りできる。下部にメッシュスペースも。
    徹底的に軽量化。インナーテントの生地も極薄だ。
    ポールフックがダブルになっていて、しっかり留められるのが特徴。

    ホーボーさん

    超オーソドックスなテントの最軽量バージョンです。


    ノミネート:パーゴワークス「ゼン ドーム シェルター」¥57,200

    日本の山旅を追求したこだわりのシングルウォール。本体幕の収納時は500mlペットボトルより少し大きいほど。広げてポールを吊り下げれば、大人ひとりが快適に過ごせる居住空間に。しかも前室付き。通気性にも優れ、結露が少ない。軽くて快適だ。

    ホーボーさん

    去年もおととしもパーゴワークスの製品がノミネートされているよね。同社が山岳テントに参入したのは今年のビッグニュース!

    ULハイカー向けのソロテント。ブランド名「パーゴワークス」の由来は“パック&ゴー”で、このテントは同社のコンセプト通り、バックパックに詰めて背負って旅にいけるほど軽い。

    持ち運びやすく、快適性を確保している。さすが、パック&ゴー!
    コンパクトに収納可能。バックパックのスペースに収まる。

    ノミネート:ニーモ「ダガー リッジオズモ 2P」¥88,000

    バランス力に優れたバックパッキングテント。ニーモ独自のオズモファブリックを採用。タフで使いやすく、環境にも優しい。余裕のある居住空間も魅力。

    山岳用からロングツーリングの広いテントまで、幅広く展開しているニーモ。「ダガー リッジオズモ 2P」は、さまざまなアウトドアシーンで使いやすいモデルだ。

    オズモファブリックは非常に強度が高い。水に濡れても保水しにくい。そして、重くならない。両側に出入口がついているのも特徴で、ふたりで使ったとき、どちらからでもテント内にアクセスできるのがうれしい。

    軽くて丈夫で保水しないのが、最新のオズモファブリックです。

    ホーボーさん

    四角に近いフォルムを持つこのテント。ポールの一部は「プリベント」と呼ばれる最初から曲がっている仕様だ。居住性がとても高い。
    地面の上に直接置きたくない荷物をしまっておけるスペース付き。バスタブのように立ち上がっているので、雨が流れてきても濡れることはない。

    ノミネート:MSR「ハバハバ LT 1」¥88,000

    より快適に、よりスピーディーに! 人気テントがリニューアル。通気性に優れ、暑い夏でも快適に過ごすことができる。収納袋も使いやすくアップデートした。

    このシリーズは居住性の高さが魅力。横のサイドウォールを立たせることによって、テント内の空間を広くしている。インナーテントは上がメッシュで下がタフタ生地。通気性とプライバシーを両立しているしかけだ。

    愛用しています。

    ホーボーさん

    長谷部さん

    ぼくも使ってます。

    私も使ってます。

    編集長沢木

    ポールが三又になっている箇所「ハブ」によって、居住性の高さを確保している。
    「僕が横になったとき消えるでしょう、ほら!」と、ホーボージュンさんが実演。

    ノミネート:ビッグアグネス「フライクリークUL2」¥77,000

    軽さ、強さ、使いやすさを追求した本体重量859gのULテント。オリジナル生地を用いて従来型より軽量化。かつ、防水性と強度を向上させている。居住性も◎。

    もともとあるモデルで、ULテントの元祖。ブランドの本国、アメリカではインナーテントがフルメッシュだった。今回のモデルは日本人にも受け入れられやすいハーフメッシュ仕立て。外側のフライシートも濃い色になって透けにくい。

    ホーボーさん

    859gって凄すぎでしょ!!(驚)

    形状はウェッジシェイプ、くさび型でスペース効率がよくて非常に軽い。
    奥に深いのがこのテントの特徴。足元は狭く、入口を広くとっている。「最小限のスペースで快適性を確保してます(ホーボージュンさん)」

    想像以上にテントの中が広い!

    編集長沢木

    BE-PAL公式YouTubeチャンネルで見る

    プロモンテのVEL-20 3S、パーゴワークスのゼン ドーム シェルター、ニーモのダガー リッジ オズモ、MSRのハバハバ LT 1、ビッグアグネスのフライ クリークUL2がラインアップ。このなかから部門賞に選ばれたのは……。


    発表!ソロ・デュオテント部門賞は、パーゴワークス「ゼン ドーム シェルター」に決定

    軽量、コンパクト、サステナブルな製品など、それぞれの個性が際立つソロ・デュオテント部門。登山やバックパック旅はもちろん、キャンプでも使いたくなるモデルが勢ぞろい。

    部門賞となったパーゴワークスのテントは、なんとシングルウォール。魅力的な仕掛けが盛り沢山なのだ!

    パーゴワークスのデザイナーが、山岳テント、シングルウォールを再定義したのが「ゼン ドーム シェルター」で、アイデアにあふれている。その特徴が前室にあり、“シングルウォールなのに前室付き”で、濡れずに作業できる仕様だ。

    ホーボーさん

    シングルウォールを定義しなおすのは、とても勇気がいることだと思う。こんな軽量で使い勝手がいいテントができるとは思わなかった。

    シングルウォールテントの前室付きって、画期的ですよね。

    長谷部さん

    BE-PAL アウトドアアワードの常連、パーゴワークス。今年話題を集めた「ゼン ドーム シェルター」が見事、部門賞に輝いた。
    前室のジッパーは、テントの中央ではなくサイドにあるため、テントのなかに居たまま前室を閉めることができる。上からも下からも開け閉めできるダブルジッパーだ。

    「4年前に開発を始めたこのテント。製作が楽しくて、これだけ時間がかかってしまいました(笑)」パーゴワークス代表 斎藤徹さん。

    第5回 BE-PAL アウトドアアワード 2025 授賞式の様子は、現在発売中の本誌2026年1月号に掲載しています。また、BE-PAL公式 YouTubeチャンネルでも公開中です。ぜひ御覧ください。

    BE-PAL公式YouTubeチャンネルで見る

    ※撮影/小倉雄一郎、編集部 写真提供/プロモンテ、パーゴワークス、ニーモ、MSR、ビッグアグネス(掲載順)

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