クラウドファンディングでは目標金額の約600%を達成した人気アイテムで、カラビナ付き収納袋を座面下に固定すれば、便利な小物入れとしても使えるなど、細かなアイデアも光る。ツーリングキャンプの時間を、ぐっと快適にしてくれそうなチェアだ。
ツーリングキャンプにうれしい3つのポイント
キャンプでは焚き火を眺めたり、料理を楽しんだりと、座って過ごす時間が長いので、快適なチェアは必要不可欠だ。けれどもバイクキャンプ用のチェアは、軽量でコンパクトに収納できることが最優先で、「くつろぐ」ことは難しかった。
デイトナの「WIDE/RESTチェア(ワイドレストチェア)」は、そんな悩みを解決するために試作を重ねて生まれたチェアである。そのポイントを3つに整理して紹介しよう。
1、肘掛け&ドリンクホルダーで“ちゃんとくつろげる”

ワイドレストチェアはいわゆる“バイク用の軽量チェア”ながら、しっかりした肘掛けを両サイドに備えているのがポイント。
腕の位置が自然に落ち着くことで背筋を伸ばしやすく、長時間座っていても肩や腰が疲れにくい。肘掛けの角度はベルトで調整できるため、焚き火を眺めてリラックスするときも、食事で姿勢を起こしたいときも、シーンに合わせて座り心地を変えられる。

左右の肘掛けには深めのドリンクホルダー付き。飲み物だけでなく、スマートフォンや小物を入れる簡易ポケットとしても使える。
2、A7075アルミ合金採用で“軽くてタフ”

フレームには、航空機部品にも使われるA7075アルミ合金(いわゆる超々ジュラルミン)を採用。軽さと強度を両立しつつ、静止耐荷重は120kgを確保している。
一般的な軽量チェアでは、フレームを細くすることで軽量化を図った結果、ぐらつきやきしみが気になることもある。ワイドレストチェアはフレーム強度と座面テンションのバランスを何度も見直すことで、こうした不安定さをなくし、しなやかな座り心地とした。
3、「46コンセプト」で積みやすく、どこへでも連れていける

デイトナのアウトドアグループが掲げる「46(ヨンロク)コンセプト」に沿って設計されているのもポイントだ。これは、オートバイ用シートバッグ(幅46cm)に収まるサイズ感を基準にした開発思想で、ワイドレストチェアも使用後はコンパクトに収納できる。
また、収納袋にはパルステープとカラビナが付属しており、チェアの足元に取り付ければ小物入れとしても活躍する。
バイクのリアシートはもちろん、クルマのトランクやキャンプギアボックス、自宅の収納棚にも収まりやすく、キャンプサイトからベランダ、フェス会場まで、どこにでも連れていきたくなるチェアだ。

価格:9,900円(税込)
カラー:ブラック、フォレストカーキ
収納方式:折りたたみ式
重量:約1500g
静止耐荷重:120kg
材質:座面;ポリエステル、フレーム;A7075
本体サイズ:約H670×W850×D560(mm)
座面の高さ:350mm
収納寸法:約H120×W410×D150(mm)
付属品:収納袋
WEBページ
少し贅沢したいツーリングキャンプに
肘掛けやドリンクホルダー、タフなフレーム、積みやすい収納サイズなど、ツーリングキャンプにうれしい工夫が一脚にぎゅっと詰め込まれたチェア。
軽くてコンパクトなのに、座り心地にも妥協したくない。そんなキャンパーは、次のツーリング計画と一緒にこのチェアも候補に入れてみてはいかがだろうか。







