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登山用インソールの選び方

インソールは、用途やニーズによって作りが異なるため、自分が求める機能があるかどうかをチェックすることが重要です。まずは、どのような観点でインソールを選べばよいのか、3点に分けて解説します。
フィット感・衝撃吸収性を確認する
インソール選びにおいて、フィット感は重要です。いかに優れた機能を持つインソールでも、靴のサイズに合わなければ性能を発揮できません。
オンラインで購入する場合はフィット感を事前に確認できないため、はさみでカットしてサイズを調整できるものを選ぶとよいでしょう。
フィット感と同じく重要なのが、衝撃吸収性です。衝撃を吸収するほど足への負担が減り、長時間歩いても疲れにくくなります。
ただし、分厚すぎるインソールは、靴を履いたときに窮屈に感じる可能性があります。デフォルトのインソールと比べ、厚すぎないかどうかもチェックしましょう。
アーチサポート機能をチェック
足のアーチ、つまり土踏まずを支える機能があるかも要チェックです。アーチは着地時の衝撃を吸収する役割があり、人間が歩行する上で重要な役割を果たしています。
長時間歩行を続けると、だんだんアーチが保てなくなり、足の裏が平らになってきます。そうなると衝撃をうまく吸収できず、足への疲労がたまりやすくなります。
アーチの形を保つインソールがあれば、長時間の歩行でもアーチが崩れにくく、疲労軽減が期待できます。アーチサポートがある方が歩きやすいのも、メリットの一つです。
アーチサポート機能付きのインソールは、『扁平足』と呼ばれる、つま先からかかとまでが地面にべったりと付いた状態の足の人にも適しています。
快適な歩行をサポートする機能があるか確認する
インソールにあるとうれしい、プラスαの機能にも注目しましょう。例えば、夏の登山は靴の中が蒸れやすいため、通気性に優れたインソールがあると便利です。
逆に、冬は保温性の高いインソールを選べば、足元からの冷えを防げます。シーズンを問わず、防臭・抗菌加工のあるインソールは臭いが気になりにくく、靴の手入れもしやすいでしょう。
デフォルト以外のインソールは、サイズが合っていても靴の中でずれてしまう可能性があります。滑り止め加工があれば、インソールのずれによる機能低下や靴ずれを防げるので、併せてチェックしましょう。
登山におすすめのインソール【疲れにくい】

ここでは、疲れにくさを重視したインソールを四つ紹介します。衝撃吸収性・アーチサポートなどの機能性に注目しながら、詳しく見ていきましょう。
BMZ「アシトレトレッキングプロ」
スエードの表面が快適な履き心地をもたらす、登山専用のインソールです。スエードを採用することで靴内でのずれを防止しながら、優れた通気性によって湿気も逃がします。
特許取得の立方骨サポート設計は、踏み込んだときの力を分散させ、悪路や長時間の歩行でもアーチが崩れないようしっかりと支えてくれます。さらに弾力の高い素材を使い、高いレベルで衝撃を吸収してくれるので、疲労感の軽減につながるでしょう。
ソールは厚すぎないため圧迫感も少なく、サイズも幅広く展開しているので性別を問わず使えます。
BMZ アシトレトレッキングプロ
サイズ:XS〜XL
SIDAS「アウトドア3D」
足によくフィットし、衝撃吸収性の高いインソールです。ソールは2層構造となっており、ソフトEVAコンフォートレイヤーとかかと部分のEVAパッドにより、多方面から衝撃を吸収する設計となっています。
表面の生地にはマイクロファイバーを採用し、柔らかな肌触りで快適な履き心地を実現しています。アーチ部分は約3.2cm(Mサイズ)と厚みがあり、しっかりと踏ん張れて疲れにくくなるでしょう。
サイズはXS〜XL(約22〜29.5cm)と幅広く、使う人を選びません。
SIDAS アウトドア3D
サイズ:XS〜XXL
ソルボ「ソルボエスキューブスケルトントレッキング」
イギリスで開発された衝撃吸収素材『ソルボセイン』を、採用したインソールです。人体の皮膚や筋肉に近い分子構造を持ち、一般的なEVA素材よりも約62%衝撃吸収性が高く、へたりや食い込みにも強くなっています。
さらに抗菌性能も備えているので、手入れもしやすく長く使えるでしょう。体圧の分散機能も優れており、 たとえば下山時のひざや腰の痛みも軽減してくれます。
表地にはトリコットメッシュのニット生地を採用し、吸湿速乾による快適な履き心地が続きます。登山後の疲れやタコ・マメに悩んでいる人は、ぜひ手に取ってみましょう。
ソルボ ソルボエスキューブスケルトントレッキング
サイズ:2S〜2L
ドクターショール「ジェルアクティブ アクティブプラス」
ドクターショールのスポーツ用インソールです。インソール不使用時と比べ、約30%の衝撃を吸収し、足への負担を大きく減らしてくれます。
それぞれがクッション性と衝撃吸収性を担う2層構造となっており、負担の大きいかかとにはソフトジェルパッドを配置して厚く保護しています。生地には消臭効果のあるゼオライトを採用し、長く履いても嫌な臭いがしづらく、手入れもしやすいでしょう。
サイズはSとMの2サイズ展開ですが、切って調節ができるので幅広い足のサイズに対応します。
ドクターショール ジェルアクティブ アクティブプラス
サイズ:S、M
登山におすすめのインソール【サイズ調節可】

ここでは、はさみで切ってサイズ調節ができるインソールを三つ紹介します。サイズ選びで失敗したくない人は、要チェックです。
SUPERfeet「All-Purpose Support High Arch」
全体的に厚めで、足全体をしっかりとサポートしてくれるインソールです。同種類の他モデルに比べ、アーチが高く設計されており、長時間歩く人や扁平足気味の人におすすめです。
素材には高密度のフォームを使っており、高いクッション性で足を支えます。大きく作られたヒールカップが衝撃を吸収し、スタビライザーキャップが安定性を確保するため、ストレスのない快適な履き心地が続くでしょう。
既存のインソールのサイズに合わせてカットできる仕様となっており、持っている靴にジャストフィットさせられます。
SUPERfeet All-Purpose Support High Arch
サイズ:21〜30cm
メレル「KINETIC FIT ELITE FOOTBED」
軽量ながらもしっかりと足を支え、長時間着用してもストレスの少ないインソールです。前足とかかと部分にはクッションがあり、着地時の衝撃を和らげて足の疲れを軽減してくれます。
さらに、かかと部分は縁が立ち上がっているヒールロック形状となっており、かかとのずれを防止して安定した歩行を可能としています。ライナーにはメッシュ素材を採用して通気性を確保し、防臭加工で嫌な臭いが気になりにくいのもポイントです。
ハーフサイズ分であればカットして調節が可能なので、心配な人はワンサイズ大きいものを購入しましょう。
メレル KINETIC FIT ELITE FOOTBED
サイズ:25〜30cm
ザムスト「Footcraft STANDARD CUSHION+」
サイズだけでなく、アーチの高さも選べるインソールです。自分の足の形状に合ったサイズを選べるので、インソールの効果をしっかりと感じたい人に適しています。
『ウィンドラスメカニズム』と呼ばれる設計を採用しており、体重移動がしやすく移動時の蹴り出しがスムーズです。推進力を得やすいので、スポーツや登山での体力消費を軽減してくれるでしょう。
コアスタビライザーとフレキシブルホルダーにより、足をしっかりとホールドしてくれるので、ぐらつきにくくストレスもありません。余分な部分は、カットしてサイズ調節が可能です。
ザムスト Footcraft STANDARD CUSHION+
サイズ:S〜3L
登山におすすめのインソール【扁平足】

扁平足気味の人は、アーチが高いインソールを選ぶのがおすすめです。最後に、扁平足で悩む人に向いているインソールを三つ紹介します。
TENTIAL「INSOLE」
特許を取得した『キュボイドバランス理論』に基づき、足裏からきれいな姿勢をサポートするインソールです。足にある立方骨を押し上げ、アーチをしっかりとキープする構造とすることで、指先が浮く『浮き指』を防ぎ、指先にもしっかりと体重を乗せられます。
継続的に使用すれば、指先がしっかりと地面に接しやすくなり、長期的な姿勢改善も期待できるでしょう。重い荷物を背負いながら歩く登山でも、きれいな姿勢を保ちたい人に向いています。
ギフトラッピングにも対応しているので、プレゼントにもおすすめです。
TENTIAL INSOLE
サイズ:XS〜2XL
Rela Kino「インソール03:スポーツ」
ウォーキング・ランニング用のインソールです。土踏まず部分には約2.8cmと高めのアーチサポートがあり、長時間歩いてもアーチの崩れを防いでくれます。
1足約32.5g(Sサイズ)と軽量ながらも、しっかりと衝撃を吸収し、動きの激しいスポーツでも軽やかな足取りを可能にします。素材は通気性の良いメッシュ素材のため、汗の臭いも気になりにくいでしょう。
通常よりも少々大きめに作られているので、カットすればジャストサイズに調節できます。
Rela Kino インソール03:スポーツ
サイズ:S〜L
ニューバランス「Supportive Rebound Insole」
反発性と衝撃吸収性に優れたインソールです。滑りにくいナノフロントを足全体に敷いているため、ランニングをしてもずれにくくなっています。
TPUスタビライザーと呼ばれる機能により、かかとと土踏まずへのフィット感が高く、長時間にわたり歩きやすさが続きます。かかと・前足部分には反発性の高い素材を採用し、蹴り出しがスムーズになり登山にもおすすめです。
ニューバランスのシューズを使う人なら、サイズも合わせやすいでしょう。
ニューバランス Supportive Rebound Insole
サイズ:XS〜2XL
まとめ
登山後の疲れは、インソールを変えれば改善できる可能性があります。登山用のインソールには、衝撃吸収性や高いホールド力、アーチサポート機能など足から来る疲れを軽減する機能が多く搭載されています。
インソールによって厚さが異なるため、履いたときに圧迫感がないか確認が必要です。オンラインで購入する場合は、カットしてサイズを調節できるものだと安心です。
インソールを変えて疲れを軽減できれば、毎回の登山がより楽しくなるでしょう。
















