もはや常識!? 登山初心者に必須なアプリ「YAMAP」の魅力を語ってみた | 地図の読み方 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

地図の読み方

2023.02.09

もはや常識!? 登山初心者に必須なアプリ「YAMAP」の魅力を語ってみた

壮大な山の景色

登山を始めたいけど、道に迷ったりしないか心配で足踏みしている方はいませんか。

そのような方には、YAMAP(ヤマップ)というアプリをおすすめします。

YAMAPはスマートフォンにダウンロードしておくだけで、初心者が道に迷わないようにサポートしてくれます。

例えばYAMAPがあれば、電波が届かないところでも地図アプリ上で自分の現在地が分かり、登山道から外れていないかが一目で分かります。しかも、このような機能が無料で利用可能。

私もYAMAPをダウンロードしてから、登山がより楽しくなりました。今回は、初心者の方に向けてYAMAPの魅力について解説します。ぜひ、最後までお読みいただけると幸いです。

YAMAPとは

YAMAPは登山地図アプリの中でも、多くの人に利用されている人気のアプリです。

YAMAPではスマートフォンのGPSを利用し、アプリ上で登山地図を見ることができます。一部の山を除いて地図上には登山口や駐車場の情報が記載されますし、登山道の危険箇所や絶景ポイントまで載っていることもあります。

利用されている地図は、国が作成している国土地理院地図なので信頼性も申し分ありません。

さらに地図が見られるだけでなく、登山計画を作成できたり、実際に歩いたコースタイム等を記録した活動日記を作成できたりなど、様々な便利機能が盛りだくさんとなっております。

YAMAPのおすすめのポイント

ここからは、YAMAPのおすすめポイントについて紹介していきます。おすすめのポイントとしては、下記の4つが挙げられます。

  1. オフラインでも現在地が分かる
  2. 登山ルートを示してくれる
  3. 最新の登山道の様子がわかる
  4. みまもり機能

1.オフラインでも現在地がわかる

1つ目のおすすめのポイントは、電波が繋がらないところでも現在地がわかるという点です。

登山道では、しばしばインターネットが繋がらないことがあります。YAMAPはスマートフォンに搭載されているGPSを利用して現在地を取得するため、そのような環境下でも現在地がわかります。

オフラインでも現在地がわかる、という機能はGoogleマップと同様ですが、YAMAPでは表示される地図上に登山道が描かれており、登山においてはGoogleマップよりも便利です。

このように、YAMAPを使用すれば道に迷わず、スムーズに登山を楽しむことができます。

2.登山ルートを示してくれる

登山ルートから外れている例。黄色ルートから青色ルートがずズレています。

登山ルートから外れている例。(出典:YAMAP)

2つ目のおすすめのポイントは、登山ルートを示してくれるという点です。

登山道は一通りではなく複数あるのが一般的です。最初からルートが分かれていることもあれば、途中から枝分かれする場合もあります。そのため、登山に慣れていないとルートから外れてしまっていても気がつかず、結果道に迷ってしまうことがあります。

YAMAPでは複数の登山ルートの中から、自分が登りたい登山ルートを選択して登録できます。

登りたいルートを選択すると、YAMAPの地図上では以下のように色で分類されます。

  • 作成したルート  :黄色の実線
  • 現在地      :青色の点
  • 実際に歩いたルート:青色の実線

つまり、青色ルートが黄色ルートからズレていれば、登山ルートから外れていることが一目でわかるということです。

これで道に迷う心配はなくなります。

3.最新の登山道の様子がわかる

3つ目のおすすめのポイントは、最新の登山道の様子が分かるという点です。

YAMAPでは他のユーザーの活動日記やフィールドメモなどから最新の登山道の情報を得ることができます。

活動日記とは登山の記録を日記として残して、他のユーザーと共有できる機能です。登りたい山名で検索して直近の活動日記を見れば、その山の最新の情報が分かります。

例えば、登山口までの車道が冬季通行止めになっていたり、登山道に積雪や凍結箇所があったりなどの情報を事前に知ることができれば、準備ができて大いに助かります。

イノシシの侵入防止用ゲートがある場所に、通行したらしっかりと閉じてから先にするむようにとフィールドメモがされています。

筆者のフィールドメモの例。(出典:YAMAP)

フィールドメモは、登山中に気づいたことをその場で地図上に記録して他のユーザーと共有できる機能です。

例えば、大雨の後などに登山道が崩落しているのを登山者が発見して、その情報をフィールドメモとして共有すれば、他のユーザーが地図を見た時にその情報を知ることができます。

4.みまもり機能

4つ目のおすすめのポイントは、みまもり機能です。

YAMAPでは、大事な家族などに自分の現在地の情報を、自動で定期的に送ることができる機能があります。

1人で登るときは、何かあっても助け合える人がいないので、この機能は非常に役に立ちます。

例えば滑落して動けなくなった際、みまもり機能を利用していれば、現在地が長い間同じ場所から動かないことを家族が早く察知することができます。さらに、救助隊がかけつける際も、現在地がわかっているので早く到着してくれることになるでしょう。

初心者が知っておくと便利な機能

ここからは、意外と見落としがちだけど、初心者が知っておくと便利な機能について紹介します。

1.登山口の位置情報をワンクリックでGoogleマップに飛ばせる

YAMAPは登山口の位置情報をワンクリックでGoogleマップやAppleマップに飛ばせます。

登山口の位置情報をワンクリックでGoogleマップやAppleマップに飛ばせます。(出典:YAMAP)

YAMAPの地図アプリには、一部の山を除いて駐車場や登山口情報も表示されます。

駐車場や登山口は、山によっては非常にわかりづらいということがあります。そのため、初心者の方にとってはありがたい機能です。

さらにYAMAPでは、登山口までの経路をGooleマップなどの別の地図アプリへワンクリックで飛ばせます。

Googleマップに位置情報を飛ばした後は、ナビ機能を使って登山口や駐車場までGoogleマップで案内してもらうことができます。

このように、非常にスムーズに登山の下調べができるのです。

2.登山道の通行量が分かる

YAMAPの地図アプリでは、登山ルートの通行量が分かります。登山客が多いルートは太く、少ないルートは細くと3段階表示することで、登山客の通行量が地図上で一目で分かるようになっています。

YAMAPの地図アプリでは、登山ルートの通行量が分かります。

YAMAPの地図アプリでは、登山ルートの年間の通行量を表示することができます。

登山客が多いルートは太く、少ないルートは細く、のように3段階表示され、登山客の年間の通行量が地図上で一目でわかるようになっています。

線の太さによる違いは、以下のとおりです。

  • 太い線 :年間通行量200人〜
  • 中間の線:年間通行量50人〜199人
  • 細い線 :年間通行量〜49人

初心者の方は一番細いルートは選ばない、などの選択ができるため便利な機能ですね。

YAMAPは初心者にとって登山で必須のアプリ

今回は登山初心者に向けて、YAMAPの魅力についてご説明しました。

そして、YAMAPの最大の魅力は、これまで挙げた素晴らしい機能が全て無料で使えるという点です。

無料会員だと地図のダウンロード回数などの制限はありますが、初心者の方には十分すぎると思います。

登山に行きたい、と思ったらまずはスマートフォンでYAMAPのアプリをダウンロードしてみましょう。

あなたの登山を、きっと素晴らしいものにしてくれるはずです。

富士山
私が書きました!
アウトドアライター
ヒロ
登山をこよなく愛するアウトドアライター。甲信越にある低山を中心に大自然を満喫しています。登山以外にもキャンプや焚火などアウトドア全般で活動しています。最近は家の掃除にハマっていて、ダイソーで掃除用品を探すのが楽しみの一つです。

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