
9月29日(水)発売予定。B6判・160ページ/定価1320円 発行:小学館
「もしも」の時に役立つサバイバル本、その名も『ゴルゴCAMP』。気になる内容は?
超A級スナイパーにしてサバイバルの達人…「あの男」が現代のキャンプシーンに現れ、もしもの時の知恵とテクニックを伝授する…。『ビッグコミック』にて連載中の劇画『ゴルゴ13』は単行本数201巻を越え、世界記録を更新中。そんな「本家」の主人公と『BE-PAL』がタッグを組み、キャンプ・防災のためのサバイバル術を説くのがこの本。
薪・かまど(焚き火の知識と極意)、飲める水の確保法、ビバーク・防寒術、100均グッズの活用法、ロープワーク、危険生物への対処法、ゴルゴ流野外クッキング、天災(地震・雷・水害)に対して心がけることなど、ジャンルは多岐に渡ります。しかもなんと、収録される漫画は完全描き下ろし! 「くすっ」っと笑えるスピンオフギャグになっています。
「笑える」ということで、担当編集者が思い浮かべたのは、キャンプ芸人としても知られる『じゅんいちダビッドソン』さん。最初は推薦の言葉を頂くつもりが、「白スーツにサングラスつながり」もあるということで、今回は特別に本誌記事、プロモーション動画にもご協力いただけることになりました!(本誌9月号と11月号に関連記事を掲載)

颯爽と「ゴルゴウエア」(本田圭佑の流用?)に身を包み、ロープワークを実践。
じゅんいちダビッドソンさんが語る「ゴルゴと自分の共通点」とは…?
ということで、さっそくロケを敢行! 持論とするキャンプスタイルなどを聞いてみました。
「焚き火の時は、スミス・アンド・ウエッソンのナイフ、ポーランド軍のテントを愛用してます。最近は1940年代のランタンをゲット。軍モノが好きなわけじゃなくて、時代を感じられるヴィンテージものに惹かれるんですよね。あとはイスかな。座面が高いと焚き火がしにくいですよね? ローチェアだと調理をしながらでも、じっくり飲めるでしょ。キャンプを快適にするというより、「外飲みをいかに楽しくするか」が僕のテーマなんですよね」
「ゴルゴ13ですか? たまに読みますけど、マジすぎて笑えちゃうところもありますよね。サバイバルの意識は正直、特にないです。僕なんて、ビールを気持ち良く飲めればいいキャンパーですから。アウトドアで万が一のことが起きたら? そりゃあ、男として知恵を出せたほうがカッコいい。そこはキャンプの伸びしろですね。まあ、「下手キャンプ」と言われてる僕の場合、泊まるとこに水がなかったら……帰りますけど!」
全然ゴルゴじゃないですね……!

愛用のヴィンテージナイフを手に語るじゅんいちダビッドソンさん。バックに張られているのはキャンプ仲間のヒロシさんに触発されて買った『DD Hammocks』社製のタープ。
全然ゴルゴではなかったじゅんいちダビッドソンさんでしたが、最後に本の内容を見て一言、決めぜりふで締めていただきました。
「これは、まさにキャンプの伸びしろですね!」
(構成/佐々木正孝、イラスト/一條たみこ)
●じゅんいちダビッドソンが演じる『ゴルゴCAMP』プロモーション動画はコチラから
発売中のBE-PAL10月号では、漫画『ゴルゴCAMP』第1 話を掲載。BE-PAL11月号では、じゅんいちダビッドソンのインタビューの続きを掲載予定です。