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園児野生化計画!「冒険」「坂道」「ロープ」

2019.04.14

私が書きました!
アウトドアプロデューサー
長谷部雅一
アウトドアイベントの企画運営を手がける『 Be-Nature School 』に所属。人と自然をつなぐインタープリターとしても活動しています。著書『 ネイチャーエデュケーション 』1300円+税 みくに出版 他

日本のミライを明るくする! 園児野生化計画 vol.80

「冒険」「坂道」「ロープ」の3つのキーワードは幼児にとって心のエンジンがかかるキーワードだ。今日は年中さんが年長さんになる前の最期の活動をお寺の裏山で行いました。

この園では、年中さんのうちに様々な体の使い方を遊びから体で覚え、年長さんになるとそれに加えて頭もフルに使った遊びに変わっていきます。理由は簡単で、想像力をフルに活かして思いを形にした方がもっと面白いからというもの。

今回は年長さんになる前の最期ということで、森の中に即席でつくったアスレチックコースで遊びました。はじめの作ったのはAコースとBコースの2つで、このコースを好きなだけ子供達が巡る。ここまではこちら側からある意味仕掛けたものなのだけど、ここからが子供達の本領発揮となるフェーズに移行する。

コースのはじめは急坂登り。両手両足の使い方が肝だ。

地面を伝う丈夫な蔓を見つけた。新しい発見とテクニックはお友達にも広がっていく。

設定された2つのコース以外に、3つ目、そして4つ目が子供達によって設定されていく。このコースは、大人が作ったものとは違って安全管理という概念がいっさい無くなる。手を離せば2メートル以上下に落ちてしまうし、しっかりと足ブレーキをきかせないと大転倒してしまうカーブが待ち構えている。

張られたロープはもしも放せば下に真っ逆さまだ。真剣さが面白さに変わる瞬間がここにある!

急坂ダッシュは子ども達が設定した新ルート。なかなか面白いコースになった。

彼らはこのコースに一生懸命挑み、そして真剣な眼差しと笑顔のハイブリッドな顔をして遊ぶ。大人は事故や怪我が起きないようにそれを全力でサポートする。遊びはこの大人も子どもも真剣勝負になった所からが面白いのだ。

”レスキュー隊コース”と名付けられたこのルートは、男の子達に大人気の垂直降り。こういう場所の方がむしろ怪我が少ないのが冒険あるあるだ。

大人が設定したコースにはある程度意図があるので、予め想定したところで子供達の様々な心の動きが起きる。これはこれで子供の学びになるのだが、子供達が設定した場所では意図しないところで様々なドラマが起きる。「葛藤」「挑戦」「助ける」「思いやる」「我先に」「嫉妬」と、出てくる感情は様々で、それに即して起きた事件を子供達だけでどんどん解決したり、一度自分の心にとどめたりしていく。

結局は、一緒に遊び初めてからは子供達だけで遊びをクリエイトした方が子供達の成長スピードは圧倒的に速いということだ。彼らの心と身体は日々どんどん育つ。さて、新年度に年長さんになる子供達はこれからどんな未来を切り開いていくのだろうか?野生児化した子供達は、未来にどんな影響を与えてくれるのだろうか?僕は日々楽しみでならない。

<注意>

・様々な遊びは、子供達の安全に注意しながら行っています。

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