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幼児が秘密基地をつくると何が起きる?!

2018.12.18

私が書きました!
アウトドアプロデューサー
長谷部雅一
アウトドアイベントの企画運営を手がける『 Be-Nature School 』に所属。人と自然をつなぐインタープリターとしても活動しています。著書『 ネイチャーエデュケーション 』1300円+税 みくに出版 他

日本のミライを明るくする! 園児野生化計画 vol.66

「素材探し大作戦?!」の後編です。前回の記事はこちらから

前回森の中からビックリするほどたくさんの素材を拾ってきた子供達。今回はその後の子供達の展開はどうなったのかを報告します。
園にどうにか運び込まれた素材達は、相談の結果拾った子供達自身が保管して自由に遊び込みをしてみることになりました。


年長さんがつくった看板
ここに「僕たちだけの素材だ!」という意思が伝わる

保管場所に大切に積まれているも、それを見付けた小さい後輩達がただッ通り過ぎるわけが無い。目をギラギラに光らせ、持ち主の目を盗んで遊び出す光景が目に入る。ぼくはその光景を見た持ち主達はどうするのかな?と見ていると、彼らは面白い行動をしはじめたのだ。


年長さんの精神的テリトリー内においては年少さんも年中さんも自由に素材で遊べるようだ

素材が積まれた場所周辺で遊んでいる間は、小さな子供達がどんな使い方をしても何も言わずにウォッチングしている。でも、少しでも彼らのテリトリーから運び出そうとするとすぐさま走り寄っていく。

「これは○○ちゃんの木だから持って行っちゃダメだよ!!」

と、持ち主の名前まで言って小さな子供が素材を運び出すのを止めていたのだ。どんだけ交渉しても、決して素材を分けてもらえることはないようだった。子供達の中で生まれた掟に僕が口を挟む必要は無い。きっとどこかのタイミングで規制緩和がはじまるはずだ。

時は流れて数日後、果たしてこの材料達は日常生活でどうなったのか?後日先生方から活動の報告によると、秘密基地づくりが始まったらしい…。僕はその話を聞いてすぐさま偵察に出かけることにした

始まっていたのは、もはや秘密基地づくりというよりは「工事」だ。脚立を使い高所作業を行い、時には土台の木の強度を揺すって確かめているではないか!!ある子供は、僕を秘密基地に案内してくれた。


これから4人が入れる秘密基地にしたいけど、ひとまず形にしてあるという報告を受けた


あるものは何でも活用して作るというものづくりの原点を感じる基地


女の子が加われば、秘密基地にも彩りが加わる

現状、彼らが最も困っているのは「木が足りない」ということ。これを聞いて僕がほっておけるわけがない。次回はまた木を補充しに行くことを約束した。

はじめはなんとなく持って帰ってきた木も、次回からは完全な狙いを持って取りに行けるというわけだ。狙いが出来ると選別作業や、選定作業に面白いこだわりが見えてくるだろう。何よりも日常と外のフィールドのつながりが生まれたことが最もワクワクする点かもしれない。はたして次は何が起きるのだろうか?

私が書きました!
アウトドアプロデューサー
長谷部雅一
アウトドアイベントの企画運営を手がける『 Be-Nature School 』に所属。人と自然をつなぐインタープリターとしても活動しています。著書『 ネイチャーエデュケーション 』1300円+税 みくに出版 他
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