群馬県桐生市の伝統織「風通織」を採用した多機能ストール

2017.10.07

タオルやてぬぐい、ネックゲイターにもなる!

学生時代に山道具にはまり、卒業後、「地元である桐生(群馬県)の技術を活用してアウトドアに関連した何かを作れないだろうか…」と模索していた上久保匡人さん。そんな彼が心惹かれたのが、桐生市の伝統技術である『風通織(ふうつうおり)』だった。

生地が二重構造になっているので乾きやすく、保温効果もある──という性質から、これをストールとして織り上げるアイデアに至ったのだ。

しかも風通織は、それ自体が二重だから無縫製。肌に縫製部が当たることもなく、縫製のための生地の重なりがないからストール自体がとてもしなやか。

チューブ状になっているため、こうしてネックゲイターとしても使える。

大量生産のできない昔ながらの「シャトル織機」という織機で、1日にわずか数mずつゆっくり織ることで、柔らかく仕上げられているのだ。さらには、群馬県の赤城山の等高線をイメージしたプリントは、一枚一枚職人によって片面ずつプリントする手捺染(てなっせん)という方法で染め付けされている。

発案者である上久保さんと、職人さんの熱い思いは間違いなく、この山ストールの使い心地の良さに反映されている。

桐生から見た赤城山のシルエットの織りネーム。下の赤い点々はSOSを示すモールス信号になっている。

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