話題沸騰中の「ダイソーのメスティン」をシーズニング。方法・手順を解説

2020.07.26

私が書きました!
アウトドアライター
斎藤純平
キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

話題沸騰中のダイソーメスティン

発売されてすぐに店頭から姿を消した人気商品。価格は500円。

2020年6月に発売されると同時に、大きな話題を呼んだダイソーのメスティン。そのあまりの人気ぶりに、売り切れの店舗が続出しています。

そもそも「メスティン」とは何者なのかというと、アルミ製の飯盒(はんごう)のことです。

薄く伸ばしたアルミを使用しているため非常に軽量であることに加え、熱伝導率に優れているので全体にムラなく熱が行き渡り、美味しく米が炊けるという便利なツール。

このたび運よくダイソーのメスティンが手に入ったので、新品のメスティンではお約束の「シーズニング」を行います。

シーズニングとはもともと、使用する前の鉄の鍋やフライパンを熱と油で慣らすことです。メスティンにおいても定番の「儀式」とされています。

儀式とは言っても、方法は至って簡単。知識も事前の準備もほとんど必要ありません。

実際にシーズニングを行なっている写真とともに手順を解説するので、もうすでにダイソーメスティンを持っている人も、まだ手に入れていない人も、ぜひ参考にしてください。

シーズニングが必要な理由

このまま使用してもいいのですが、せっかくなのでシーズニングを施します。

メスティンにシーズニングを行う目的は以下の2つです。

・焦げ付きを防止するため
・独特の金属臭を防ぐため

シーズニングをすることでメスティンの表面に薄い皮膜ができ、このような効果が得られます。

必ずやらなければならないものではありませんが、使用前にシーズニングをしておくことで米を焦がしてしまっても簡単に剥がれるようになり、ダイソーメスティンを綺麗な状態に保つことができます。

シーズニングの手順を解説

ここからはシーズニングの手順を解説します。

鉄の鍋やフライパンをシーズニングする際には油を使用するのですが、メスティンの場合は米の研ぎ汁を使用するのが一般的なので、今回はその方法で行います。

準備するもの

シーズニングは、どのご家庭にもある道具だけで可能。

・ダイソーメスティン
・ダイソーメスティンが入る大きさの鍋
・ガスコンロ
・ボウル
・米
・水

シーズニングに使用するのはたったこれだけ。鍋や米が家にあれば、お金は一切かかりません。

シーズニングの手順①:ダイソーメスティンのハンドルを取り外す

トランギアのメスティンと構造は一緒。簡単に外せます。

ハンドルがない状態の方が作業がしやすいので、最初に外してしまいます。

片側ずつ外していくと簡単です。

このようにハンドルを広げると簡単に外れます。破損させないように、くれぐれも必要以上に広げすぎたり、一気に広げるようなことはしないでください。

シーズニングをするのはダイソーメスティン本体と蓋のみです。ハンドルは使用しないので、無くさないようによせておきましょう。

シーズニングの手順②:ダイソーメスティンをよく洗う

フチで怪我をしないように、優しくゆっくり洗いましょう。

シーズニングをする前に、洗剤でしっかり洗っておきます。

洗剤の匂いが残らないように、すすぎは念入りにおこなってください。また、ダイソーメスティン本体や蓋のフチが鋭利になっていることもあるので、手を切らないように注意しましょう。

シーズニングの手順③:米の研ぎ汁を作る

前もって米の研ぎ汁を用意しておけば、この場で米を研ぐ必要はありません。

ボウルに米と水を入れて研ぎ、研ぎ汁を作ります。

ダイソーメスティンで何度も米を炊いていると、自然と皮膜はできていきます。しかし新品の状態ではその皮膜がないので、シーズニングをするというわけです。

必要な研ぎ汁の量は、鍋にダイソーメスティンを入れた状態で研ぎ汁を注ぎ、ダイソーメスティンがしっかり浸かるくらいが目安です。

シーズニングの手順④:ダイソーメスティンを米の研ぎ汁で煮る

本体だけでなく、蓋も忘れずに入れましょう。

米の研ぎ汁が用意できたら、鍋にダイソーメスティンと研ぎ汁を入れて火にかけます。ダイソーメスティンがしっかり浸かっている状態にしてください。

沸騰したら、20分ほどそのままの状態で待ちます。

吹きこぼれないように注意。

20分が経過したら火を止め、熱が冷めるまで放置。そして素手で触れるくらいまで冷めたら、ダイソーメスティンを取り出します。

シーズニングの手順⑤:水洗いして乾かしたら終了

この時は水だけで洗います。

米の研ぎ汁で煮たダイソーメスティンはヌルヌルになっています。このまま乾かすとカピカピになってしまうので、優しく水洗いします。

せっかくできた皮膜を落としてはいけないので、洗剤は使用しないでください。

洗い終わったらしっかり乾かして、最初に外したハンドルを取り付けて終了です。

これで食材が焦げ付きにくい、より便利なダイソーメスティンができあがりました。

シーズニングしたダイソーメスティンで実際に炊飯してみた

わざと米を焦がすために、あえて長時間加熱します。

シーズニングをしたダイソーメスティンが本当に焦げ付かなくなっているのかを、実際に米を炊いて確かめてみました。

私が普段米を炊く時は、一度沸騰させてから、弱火で20分間加熱するという方法でおこなっています。

今回は加熱時間を20分から40分に延ばし、焦げ付きやすい状況を作ってみます。

待つこと40分。火を止めて、底が焦げ付いていないかを確かめます。

期待通り、米はしっかり焦げています。

加熱時間を長くしたことにより、やはり焦げてはいたものの、箸でつつくとペリペリと簡単にはがれてくれました。

シーズニングをしていないものと比較したわけではありませんが、効果はあったと言っていいのではないかと思います。

このあとに洗って綺麗にするのも簡単でした。

ダイソーメスティンが手に入ったらやってみよう!

最後にトランギアのメスティンとのツーショット。ダイソーメスティンのほうがひと回り小さいです。

ほんのちょっとの手間をかけるだけで、メスティンが焦げ付きにくくなるシーズニング。

いつまでも効果を持続させるために、定期的におこなうのがおすすめです。

ダイソーメスティンはまだ品薄の状態が続きそうですが、手に入れることができたら、ぜひ今回ご紹介したシーズニングを試してみてください。

何年も綺麗な状態で使い続けるために、最初の段階から大切にお手入れをしていきましょう。

 

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