洗濯しても抗菌効果が持続!新開発「ピエクレックス タオル」をアウトドアに持参したい理由
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    2023.08.17

    洗濯しても抗菌効果が持続!新開発「ピエクレックス タオル」をアウトドアに持参したい理由

    額や首周りなど、体中から溢れ出た汗をタオルで拭う。夏に限らず、アウトドアでは見慣れたシーンだが、そのタオルが清潔かどうか、考えたことはあるだろうか。大量の汗を吸い取ったタオルの状態は想像するに容易く…意識的に考えないようにしている人も多いかもしれない。

    そんなタオルの清潔さが気になっているという人におすすめしたいのが、この夏に新発売した「ピエクレックス タオル」。洗濯を繰り返しても抗菌効果が持続するタオルだ。

    洗濯を繰り返しても抗菌効果が持続する待望のタオル!

    村田製作所×帝人フロンティアのタッグで生まれた新素材

    ピエクレックスは、村田製作所の圧電技術「でんき」と、帝人フロンティアの合成繊維技術「せんい」が融合して生まれた新素材。人の動きによる繊維の伸縮で微弱な電気が発生し抗菌効果(※1)を発揮する。

    ※1 抗菌効果とは、菌の増殖を抑える効果のこと。使用状況により効果は変わる。

    ピエクレックスって一体何?

    植物由来のポリ乳酸を原料とした素材で、伸縮させると微弱な電気が発生して抗菌効果を発揮する「電気の繊維」。その効果はポリ乳酸がもつ「圧電性」によるもので、臭いの元となる菌に対しても有効だという。

    圧電性とは、物質にチカラが加わると、歪や伸縮に応じて電圧が生じる性質のこと。代表的な圧電材料である水晶や特定のセラミックスは、様々な電子部品に応用されている。

    電気の発生が抗菌のカギ!

    開発の背景

    このピエクレックスをつかったタオルの開発は、泉州タオルの伝統製法を受け継ぐ株式会社成願に協力を得てスタートした。しかし、今までのタオルの糸をピエクレックスに置き換えただけでは、十分な電気が発生しなかったという。

    そこで、村田製作所と帝人フロンティアは、2社がそれぞれ保有する技術とノウハウを持ち寄り、繊維の伸縮による抗菌効果の実証実験を重ねて糸の撚り方や織り方を追究。使う人の動きによる伸縮で抗菌効果が得られる「ピエクレックス タオル」が誕生した。

    「ピエクレックス タオル」の抗菌効果は、抗菌剤の塗布によるものではないので、人にやさしく、洗濯を繰り返してもその効果は持続する。また、日本のタオル発祥地・泉州の技術も取り入れられていて、柔らかく肌触りがよい。

    日常使いしやすい、ハンドタオルとフェイスタオルがラインナップ

    日常で使いやすいハンドタオルとフェイスタオルが、シーンを選ばないグレーとネイビーの2色でラインナップ。

    パッケージには、持続可能な森林由来のパルプを原料としたサステナブル素材「PAPTIC」が使用されている。また、パッケージのシール部分はFSC認証を受けた素材を採用。インクはバイオマスインクを使用するなど、サステナビリティへの考慮を徹底している。

    ハンドタオル

    ポケットに入れて持ち歩くのにちょうどいいサイズ感。

    サイズ:縦22cm×横22cm
    原産国:日本
    カラー:グレー、ネイビー
    組成:綿87%、ポリ乳酸(PIECLEX)13%
    価格:880円(税込)

    フェイスタオル

    汗拭き用としても、手拭き用として便利なサイズ。

    サイズ:縦80cm×横34cm
    原産国:日本
    カラー:グレー、ネイビー
    組成:綿87%、ポリ乳酸(PIECLEX)13%
    価格:1,870円(税込)

    なお、「ピエクレックス タオル」は、楽天公式ショップや、ビームスが運営するECサイト「B印MARKET BEAMS」で販売されている。

    環境にも貢献するピエクレックス

    ちなみに、ピエクレックスの原料であるポリ乳酸は、トウモロコシやサトウキビなどでできた植物由来のバイオプラスチック。

    微生物によって分解される生分解性(※2)を有していて、焼却することなく自然循環が可能。カーボンニュートラルに貢献する繊維製品だ。

    また、ピエクレックスの製造から廃棄までのCO2の排出量は、石油由来の繊維に比べて約20%低減されている。

    ※2 生分解性は国際規格であるISO 14855-1(JIS K 6953-1)規格に準拠。生分解性とは、一定の条件下で水とCO2に分解される性質を指す。

    暑い夏を清潔に過ごそう

    暑さが心配される今夏は、家族や仲間とのアウトドアに必須の汗拭き用タオルを、抗菌仕様に変更してもいいかもしれない。

    人にも環境にもやさしい、新技術が詰まった素材に今後も注目だ。

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