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冬の低山、夏の渓流……小さいからいつもバッグに入れておける
接続部分に補強パーツが挿入された
リニューアルされたのは、ゴムとチェーンの接続部分。ゴムの中に硬いプラスチック製の輪が挿入されて強度が高まった。それだけ……と思うかもしれないが、チェーンスパイクの故障のほとんどはゴム部分が切れてしまうことだから、この改良の効果は大きい。

ベルトループに下げて邪魔にならない
軽さは従来通りで、SMサイズだと68g、MLサイズ(靴のサイズ約25〜28cm)だと72g(ちなみに同社の4本爪軽アイゼンは250g)。ゴムが細めだから収納サイズも小さくて、付属のケースに収まる。チェーンスパイクは状況に応じて頻繁に着けたりはずしたりするから、手に届くところに装着できる小さなケースというのは大きなアドバンテージだ。ケースは厚手だから、スパイクの爪が服やバッグに引っかかることはなく、服やバッグを汚すこともない。



装着簡単、歩きやすい
装着は簡単で、小さい輪をつま先に通してから大きい輪をかかとに引っかける。本格的なアイゼンと違ってコバの付いていない靴にも装着できる。つまり、普段はいているスニーカーやトレランシューズを手軽に滑りにくくすることができるというわけだ。4本爪の軽アイゼンに比べると爪が小さい(低い)から、石や岩の多い路面でも歩きやすい。たとえば、従来品は渓流釣り師に支持されたという(フェルト底の渓流タビに装着して滝を高巻く、など)。もちろん、冬の凍った路面や、雪や氷が解けたあとのぬかるみにも力を発揮する。冬から春の低山ハイクの際は、ぜひバッグに忍ばせてほしい。



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U.L.Chain cleat/EVEERNEW(エバニュー)
5,500円(税込み)
小学館百貨店








