”ななめ45°”の岡安章介が サバイバルに挑む⁉ | BE-PAL

”ななめ45°”の岡安章介が サバイバルに挑む⁉

2015.10.19

ななめ45度

 

今月16日公開の映画『探検隊の栄光』に出演しているお笑い芸人”ななめ45°”の岡安さん。サバイバル能力が試されたという“探検隊”の撮影エピソードについて聞いてみた。

――オーディションで日本語の怪しい現地通訳、マゼラン役を得たそうですね?
「昔コントで外国人通訳のキャラをやったことがあって、それ出来るよ! とちょっと自信満々で行ったんです。するとオーディション会場に、本物の東南アジア系の方々がたくさんいて。あ、ダメだ、落ちた…こんなの勝てるわけねえだろ! と半ばヤケクソな気持ちになりましたけど」

――オーディションのときも役と同じく顔を黒く塗っていたのですか?
「会場に着いてすぐ”はいこちらで~す”とメイク室に連れていかれ、ちょっと濃い目の黒いドーランを塗られました。それで”食堂で待っててください”と言われて行くと、ほとんどの人が顔をドーランで真っ黒けにされていて。みんな一緒なんだ…と。なかにはドーランをいっさい塗っていない方もいたわけで、それと勝負するって無理だろ。こっちは一回ドーラン塗ってんだから! と思いました。とても楽しかったです」

――マゼラン役に決まったときは?
「いや嬉しかったですね。本物を超えた俺⁉ と思って」

――最初に台本を読んだ印象は?
「僕のセリフはカタカナになっていて、ああ片言でしゃべるんだなと。それと”#%&$×△◇?”みたいなところもあって、これは適当に言えばいいのかな? と思っていたら、出演者が台本を手に稽古する”本読み”の3日前くらいに、カタカナでベラン語が書いてある台本が送られてきたんです。”岡安君はテキトーにやってるけど、他の人がしゃべる現地語もマゼランと同じじゃないといけないからこれに合わせて”と」

――意味のない言葉を覚えなきゃいけなかったんですね?
「それで本読みでは最初に僕がその現地語をしゃべることになっていて。するとユースケさんが、岡安君上手いね! って。いや上手いじゃないです、テキトーですから、つって。でも僕のしゃべり方がその現地語の基礎になったので、しゃべる順番が最初でよかった~。そのあとのセリフも頑張って覚えましたけど…まあ間違ってもバレないですよね。笑」

――ロケが大変だったようですね?
「みんなが大変だ大変だって言うんですけど、僕は、映画はこれがほぼ初めてだったのでそれが普通だと思って。確かにスゲエとこに入ってくな! ってことはあったけど。ふだんからバラエティ番組であっちいお湯に入ったり滝つぼにぶん投げられたりするのがしょっちゅうで。そもそもサバイバル能力が高いのか全然へっちゃらでした」

――マゼランの故郷のロケ地は大谷石の採石場跡ですよね?
「宇都宮の、すごい場所ですよね。撮影の合間に子どもたちがサッカーをやっていて、そのたんびに埃がぶわ~っと舞って大変でした。そのあとに行った千葉でのロケがまためちゃめちゃ寒かったんですよね。4月なのに雪が降ったりして。なおかつ撮影中に飛行機の航路が変更され、ロケ地の真上を通るようになっちゃって。飛行機がびゅんびゅんくるので、また来た! 無理無理! とかいって全然撮影が進みませんでした(笑)。それを本物のキャンプファイヤーみたいにみんなで薪で暖を取りながら”飛行機また来たよ…”とか話してました。またユースケさんが蜘蛛に噛まれるシーンを撮ったのは千葉の南の方でしたが、植物もジャングルみたいに見えるところで。その横はすぐアスファルトの道路だったりするんですけど(笑)」

――樹海はどうでした?
「洞窟の中は寒くて、みんな”ポタリがすげえよ!”と怒ってました(笑)。洞窟の天井から水がぽたぽた落ちてくるのが気になって気になって。かなりのストレスでした(笑)」

――“窓穴”という一般には公開されていない場所とか?
「奥が深く続いているらしいですけど、休憩時間に行ってみたりは…しなかったです。休憩はちゃんと休憩して。いやOKが出るとみんなすぐに外へ出ちゃうんですよ、洞窟の圧迫感から解放されたくて(笑)」

――誰がいちばんヘタれでした?
「…ユースケさんですね。じゃあ俺行くわってすぐ外に出るので、まだ撮影ありますよ! と引き留められてました(笑)」

――ご自身、虫は苦手じゃないんですか?
「大丈夫ですけど、食べるのはちょっと…」

――劇中、ゴキブリの羽をとった虫を串刺しにしたようなものが出てきましたよね。あれなんですか?
「わっかんない。スタッフが僕にもすげえ楽しそうに持ってくるから、いらないいらない! って。食用のもので、いくつか串に刺さってるのを買ってきたみたいですけど、そのなかに、絶対これ違うな! っていうのが2匹くらい刺さってるんですよ。そのへんで捕まえたヤツじゃん。種類が違うもん! っていうのが。いやこれちょっと! と指摘したのを記憶しています(笑)。その2匹だけ日本にいそうな種類の虫で。口に入れられそうになったので、無理無理無理! と拒否しました(笑)」

――揚げてあって、外側がぱりぱりで中がクリーミーな感じなんですよね?
「いやそれアップルパイなら美味そうだけど、”中クリーミー”っていちばん気持ち悪いから! 藤原さんはトカゲみたいなのを食べさせられて、うえ~とか言ってました(笑)。”岡安さんも、芸人なんだから!”と言われたから”マゼラン、知ラナイデスヨ”って(笑)」

――マゼランって便利ですね。
「現場では朝からマゼランでした。支度部屋に行くと”マゼラン入りました!”と言われるので”ああオハヨゴジャイマス”と答えてしまい、いつ岡安をやっていいのかわかんない(笑)。結局、虫は食べなかったけど、トカゲは食べました。ササミみたいな味で意外と旨いかも、と言ったら、そのときはメイキングのカメラも回ってなくて」

――惜しい!
「もっと早めにやればよかった…(笑)」

――アドリブはOKでした?
「台本上のセリフが終わってもカットがなかなかかからないので、その間みんなで適当にやってました。困るとだいたい”おいマゼラン!”と言われて。ユースケさんとかに”これどうなってるの?”などと聞かれるので気が抜けません。映画の冒頭、車で空港から移動するときもず~っとアドリブでどうでもいい話をしていて。出来た映画を観たらそこが採用されていたのでビックリしました」

――ご自身も「京急川崎ニ帰ルヨ」とか言ってましたよね?
「あっはっは! あれは最初にリハで言って、監督の目が”いいですよ”と言っていたので、よし! と。電車好きをちょっと入れたいなと思って…チラっと仕事しました(笑)。映画にそのセリフが残っていたので、一緒に観ていた川村(陽介)君が”京急川崎採用じゃないですか!””やったよ!”と喜び合ったんです」

――出来た映画を観た感想は?
「自分があんな大きなスクリーンに出ているのが不思議でしょうがなくて。自分のシーンで笑いが来たときはもう…超うれしくて、よしゃ! と。最初から最後までワクワクドキドキしながら面白く観ました」

キャプチャ岡安章介(おかやす・あきよし)
1979年9月12日生まれ、埼玉県出身。土谷隼人、下池輝明と2000年にお笑いトリオ「ななめ45°」を結成。電車好きで、車掌、駅員のモノマネが得意。

『探検隊の栄光』
(配給:東宝映像事業部)
10月16日(金)より全国公開
http://www.tanken-movie.com/
監督:山本透
原作:荒木源「探検隊の栄光」(小学館刊)
脚本:徳尾浩司 金沢達也 山本透
出演:藤原竜也 ユースケ・サンタマリア 小澤征悦 田中要次 川村陽介 佐野ひなこ 岡安章介(ななめ45°)
主題歌:ウルフルズ「ボンツビワイワイ」(ワーナーミュージック・ジャパン)
(c)2015「探検隊の栄光」製作委員会 (c)荒木源/小学館

(文/浅見祥子 撮影/田中麻以)

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