人気YouTuber「さばいどるかほなん」が素材の異なるクッカー4種をくらべてみた | 調理器具・食器 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.10.10

    人気YouTuber「さばいどるかほなん」が素材の異なるクッカー4種をくらべてみた

    私が試しました!
    さばいどる
    かほなん
    サバイバルするアイドルで「さばいどる」。キャンプ、釣り、登山などのアウトドアが好きな女の子。普段は東海地方のライブハウスなどでアイドル(さばいどる)として活動。夢は、無人島を買って暮らすこと。そのためのスキルを身に着けるため修行中。YouTube「さばいどるチャンネル」では、アウトドア道具の使い方や自腹で買った商品のテスト、登山、キャンプレポなどを楽しく紹介している。2020年7月8日に初の著書『お金をかけない! 山登り&ソロキャンプ攻略本』(KADOKAWA刊)を発売! http://survidol.com/

    遂にチャンネル登録数30万超え。「さばいどる かほなん」の人気コンテンツを紹介

    今回は、4種類の異なる素材でできたクッカーの炊飯性能をチェックした。

    全国ネットのテレビ出演も増え、ついにチャンネル登録数が30万を超えた人気YouTuber『さばいどる かほなん』。今回は、さばいどるチャンネルでも人気コンテンツの「かほなんの道具くらべ」を紹介する。テーマは、「素材の異なるクッカーの自動炊飯くらべ」。

    異なる金属でできたクッカーの実力を自動炊飯でチェック!

    アルミニウム、ステンレス、チタニウム、スチールのクッカーを用意。同じ条件で、自動炊飯をして、その炊き具合を比較した。

    ●比較した4種類のクッカー

    ①スチール(スキレット)
    ②チタニウム
    ③ステンレス
    ④アルミニウム

    左から①スチール、②チタニウム、③ステンレス、④アルミニウム。すべて愛用品。

    かほなん史上初めてご飯を炊くクッカーも登場

    「これまで、いろいろなクッカーを使って自動炊飯をしてきましたが、スキレットでご飯を炊くのは初めてなんで、楽しみです」

    かほなんは、同一条件にするため、ロゴスのポケットストーブと、ダイソーの固形燃料をそれぞれ4個用意した。使用する米は、無洗米。1合を220mlの水で炊いた。

    今回は無洗米を使用。美味しくいただくために、しっかりと浸水時間を取る。

    固形燃料に火をつけ、クッカーを載せて、炊飯中に蓋が浮いてしまいそうなクッカーに、石を載せて重しをすれば準備OK。最後に4個のクッカーを囲うように風よけの段ボール箱を被せた。

    同一条件にするため、自動炊飯には同じストーブを使った。

    火をつけたら、4種類のクッカーを載せる。

    火をつけたらほったらかせる自動炊飯でテスト 

    「気温にもよりますが、固形燃料1個で、だいたい20~30分燃焼します。火が消えるまで、放っておける自動炊飯は、その時間にほかのことをできるので、キャンプでも便利に使えますよ。ひとまず、火が消えるまで待ちましょう」

    すべての火が消えるまで、ときおり段ボールを持ち上げて確認するかほなん。

    「ステンレスクッカーあたりから、ちょっと焦げたような臭いがしています。もうちょっとですね。あと少し待ちましょう」

    風よけのために、4つのクッカーにかぶせた段ボール。

    火が完全に消えてから約15分、美味しくいただくために蒸らし時間を取るのがかほなん流。クッカーのテストとはいえ、少しでも美味しくするため、あせらず、しっかり蒸らすのだ。

    まずは初トライのスチール製クッカーから

    「最初は、初挑戦のスキレット(スチール)。わ~メッチャきれい!白すぎて、うまく写らないかな?底も焦げはありません。茶色くもなっていないかな。表面がピチピチで、中はホクホク。ひとつひとつの粒もきれいに炊けました。では味は…。あれ、なんか味が残っているような気がする?あっ、これ、シーズニング(サビないように油を塗って保管)をした油の臭いがついちゃってますね。でも気にならないレベル。ダッチオーブンでご飯を炊いた時より美味しいかな」

    YouTube用のカメラを前に、炊き上がりをレポートするかほなん。スチール製のスキレットは、かなり評価が高いようだ。

    初挑戦にして、いい感じに炊きあがったスキレット(スチール製)。

    チタニウム、ステンレスの炊き具合はいかに? 

    「チタニウムは、どうかな?ちょっと茶色いかな。底に近い部分は、ガリガリに焦げていて”炭”って感じです。味も、全体に焦げっぽくなっています。でも、焦げていない部分は、柔らかく炊けていますね」

    「じゃあ、次はステンレスクッカーを見てみましょう。ちょっと表面のご飯をよけてみると、底の方が真っ黒こげになっています。ステンレスは熱伝導率が高いから、自動炊飯には向かないかも?でも、ご飯自体は、柔らかく炊けています。ただ、焦げた臭いが全体に移っちゃっているので、もうひとつかな。ヤキイモを食べているみたい!?」

    「表面はきれいに炊けてますね」とステンレス製のクッカーの炊け具合をレポートするかほなん。

    人気のメスティンの実力はいかに? 

    「最後は、アルミニウム製のメスティン。見た目も美味しそう!めっちゃいい感じ。真っ白に炊けてますね。ほっくほくでつやつやした炊きあがりです。ちょっと底のほうを見ても焦げていないし。これは完璧です。料亭の味って言ったらいい過ぎかな?」 

    人気のメスティン。炊け具合も上々でした。

    自分の用途に合ったクッカーを探してみよう 

    では、総評を。

    「アルミニウムとスチールは5点。チタニウムとステンレスは2点。煮物をしたり、早く湯を沸かしたり、重量が軽かったり、それぞれの素材にはいい点もあります。今回は、自動炊飯をしたのでこんな結果でしたが、皆様もいろいろと試して、用途に合ったお気に入りのクッカーを見つけてくださいね」

    4種類のクッカーで自動炊飯。撮影終了後には、スタッフ全員で試食し、残ったものは持ち帰って残さず食べた。

    どのような場面で、どんなクッカーが快適に使えるか? 無人島暮らしで使うための道具を日々研究するかほなん。次回は、どんな道具が登場するのか、今から楽しみだ。

    構成/山本修二

    ↓↓↓当日の様子を収録したムービーが「さばいどるチャンネル」で公開されました! ぜひ、ご覧ください。

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