今年のベストバイは…猛暑で大活躍だったアレ!「アウトドアギア部門」発表【第3回 BE-PALアウトドアアワード 2023】 | アウトドアウェア 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • アウトドアウェア

    2023.12.14

    今年のベストバイは…猛暑で大活躍だったアレ!「アウトドアギア部門」発表【第3回 BE-PALアウトドアアワード 2023】

    今回で3回目となるアウトドアの祭典「第3回 BE-PAL アウトドアアワード 2023」。読者の皆さんから集まった候補は、なんと数百という規模に! その中から審査員と編集部による選考を経てノミネートされたものは、この1年のアウトドア業界を代表するようなモノ、コト、ヒトばかり。そんなノミネート候補から、部門賞&大賞を発表します!

    テント部門に続き、部門賞の発表となるのは「アウトドアギア部門」。テント部門も大激戦だったが、アウトドアギア部門も存在感のあるアイテムが各種ノミネートされた。果たして、今年のNo.1アウトドアギアに輝いたのは!?

    【ご協力ありがとうございました】読者投票の結果を経て、審査員と編集部で今年のアウトドアギアNo.1が決定!

    「テント部門」「アウトドアギア部門」「ライフスタイル部門」「モビリティ部門」「注目の人物部門」「トレンド・サービス部門」「サステイナブル部門」、そして各部門賞の中から大賞が決定する!

    今回の審査員はこの5人。右より、長谷部雅一さん(アウトドアプロデューサー/ネイチャーインタープリター)・高橋庄太郎さん(アウトドアライター)・ホーボージュンさん(全天候型アウトドアライター)・森風美さん(アウトドアコーディネーター)・沢木拓也(BE-PAL編集長)。

    「第3回 BE-PAL アウトドアアワード 2023」は、YouTubeでも配信しています

    授賞式の様子は、現在発売中のBE-PAL 2024年1月号ほか、BE-PAL公式 YouTubeチャンネルでも配信しているので、ぜひ御覧ください。

    BE-PAL公式 YouTubeチャンネル

    大きな進化を感じさせる製品が並ぶ! アウトドアギア部門賞とノミネートを発表

    キャンプを快適に楽しむためのアウトドアギアは、ファニチャーや火器、ウェア、小物などジャンルも多岐にわたる。毎年、さまざまな製品が登場し、新たな発見や驚きを与えてくれるのもこのアウトドアギア部門の特徴だ。

    もちろん、2023年も例外ではなく、最終的に残った5アイテムはどれもこれまでになかった機能やアイデアが詰まったものばかり。

    肌触りもいいし、ストレッチ性も高い。いい意味でレインウェアっぽくない着心地と、ミレー「ティフォン シリーズ」を森風美さんは絶賛!

    クーラーボックスの保冷力を格段に進歩させたシマノ「ヴァシランド プロ 40L」。フィット感と開放感を両立させたモンベルの寝袋(シュラフ)「ダウン O.D.スリーピングバッグ #3」。雨の日の不快さを大きく軽減してくれるミレーのレインウェア「ティフォン シリーズ」。

    完成度が非常に高く、多くのアウトドアファンを虜にしたパーゴワークスのクッカー「トレイルポット」。火口が大きくなり、使い勝手の良さがさらにアップしたSOTO「レギュレーター2バーナー GRID(ST-528)」が、今回のノミネートだ。いずれもそれぞれのジャンルで一際存在感を放つアイテムばかり!

    今回のアウトドアギア部門の選考を通じて「今後の製品の進化がますます楽しみになりました」と、編集長沢木。

    技術とアイデアが詰まった製品が揃った「アウトドアギア部門」ノミネートを一挙紹介!

    シマノ「ヴァシランド プロ 40L」

    シマノのヴァシランドシリーズには断熱材の異なる4モデルがそろうが、このモデルは6面すべてに真空断熱材が入った最上位グレード。

    庫内の氷を最大13日間キ ープできる圧倒的な保冷力を持ち、高密度パッキンや地熱の影響を受けにくい脚部など、細部までしっかり作り込まれているのが特徴。蓋は左右両開きで取りはずすこともでき、出し入れがスムーズに行なえる。

    ¥102,300
    SPEC:●サイズ/402×650×高さ434mm ●重量/9.9kg

    「釣具用のクーラーを得意とするメーカーだけに、保冷性能の信頼性は抜群。 それがキャンプ仕様になったんだから、もはや死角ナシ」(ホーボージュンさん)。

    「蓋が両開きだから、スーパーで買ってきた食材を“リア側から”入れて、車中泊中に“車内側から”取り出せる。それがすごい便利です!」(森風美さん)。

    モンベル「ダウン O.D.スリーピングバッグ #3」

    マミー型と封筒型のいいとこ取り寝袋。斜め方向に糸ゴムで縫われた、モンベル独自のスーパースパイラルストレッチ システムは、こちらのモデルでも健在。伸縮率最大125%とフィット感がありながら、窮屈さもなく、寝返りがスムーズにできる。

    L字型ジッパーを全開放すれば布団のようにも使え、暑いときは足の部分だけジッパーを開けるなど、気温に合わせて調整も自由自在。

    ¥24,200
    SPEC:●中綿素材/600FPダウン ●収納サイズ/32×16×16cm ●重量/914g

    「寒ければ全部閉めればいいし、ちょっと暑ければ足を開けばいい。もっと暑ければ全部開けばいい。本当に使いやすい寝袋です!」(高橋庄太郎さん)。

    「テント泊も車中泊も、ハンモック泊だっていけちゃう。フードが付いているから頭も寒くない。すべての寝袋がこの形だったらいいのに~。ほんと、そう思います」(森風美さん)。

    ミレー「ティフォンシリーズ」

    左から、「ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット」「ティフォン 50000 ウォーム ストレッチ ジャケット」「トリロジー ティフォン タフ II ストレッチ ジャケット」

    20,000mmと高い耐水圧を持ちながら、50,000g/m²/24hという圧倒的な透湿性能で、汗をかいても蒸れにくいレインウェア。あらゆる天候下でも衣服内をドライに保ち、肌触りも良好。

    ストレッチ性がとても高く、しなやかな着心地も大きな魅力。アクティブに動いても、肘の曲げ伸ばしなどにストレスを感じさせないなど、あらゆるシチュエーションに対応できる。

    ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット

    ¥35,200
    SPEC:●素材/DRYEDGE TYPHON 50000 3L KNITTED BACK ナイロン100% ●重量/304g

    ティフォン 50000 ウォーム ストレッチ ジャケット

    ¥38,500
    SPEC:●素材/ドライエッジ ティフォン 50000 ウォーム 裏起毛 3層 ナイロン100% ●重量/490g

    トリロジー ティフォン タフ II ストレッチ ジャケット

    ¥42,350
    SPEC:●素材/ドライエッジ ティフォン タフ II 3層 ナイロン100% ●重量/426g

    「発売された当時、透湿性の桁が違うから確かめてみたくて、これを着たまま寝たことがあるの。全然蒸れずにそのまま寝れるのにびっくりした!」(ホーボージュンさん)。

    「素材の話に目がいきがちだけど、これ、じつはダブルジップになっていて、下からも開けられる。そうすると風が中に入って気持ちがいい!」(高橋圧太郎さん)。

    パーゴワークス「トレイルポット S1200」

    こだわりが詰まった角型の深鍋とフライパンのクッカーセット。袋麺やパックごはんがびったり収まる絶妙なサイズが特徴だ。フライパンと深鍋の底にフッ素樹脂コーティングを施し、焦げ付きにくい仕様に。さらにフライパンにはリブ加工によって、さらに焦げ付きにくく、強度もアップさせている。

    ギアコンテナとして小物類の収納にも便利なので、自分なりのシンデレラフィットを見つける楽しみもある。

    ¥8,030
    SPEC:●サイズ/130×185×80mm ●重量/440g

    「パックごはんがぴったり収まるのが最高! 最小限の水の量でごはんが温められて、レトルトカレーなんてすぐに作れちゃう」(ホーボージュンさん)。

    「ソロキャンプなら、お鍋をやったりするのにちょうどいいサイズですよね。蓋自体もお皿になるから、荷物も減らせてうれしい」(森風美さん)。

    SOTO「レギュレーター2バーナー GRID(ST-528)」

    従来品(ST-526)よりも火口径を21mm拡張し、火力も2,500kcal/hから2,800kcal/hへアップした最新版。広範囲を均等に加熱でき、大きめの鍋を使った調理や炊飯での使い勝手が向上し、弱点がなくなった。

    五徳の形状もアーチ型からL字型に変更され、天板の掃除がしやすくなった。もちろん、マイクロレギュレーター搭載で、低温時の火力低下を最小限に抑えてくれる。

    ¥29,700
    SPEC:●サイズ/473×252×高さ145mm ■重量/2.24kg

    「僕もこれは使ってますけど、従来モデルより鍋底に満遍なく火が回るからお米が美味しく炊ける。激推しです!」(長谷部雅一さん)。

    「火口が大きくなった分、キャンプで使う大きな鍋での使用感がアップ。風防を外せば、かなり大きな鍋を乗せることもできる」(ホーボージュンさん)。

     

    全5製品がノミネートされたアウトドアギア部門。どれも甲乙つけがたいものばかり。果たして、部門賞に輝いたのは…。

    発表!アウトドアギア部門賞を獲得したのは、シマノ「ヴァシランド プロ 40L」

    第3回 BE-PAL アウトドアアワード 2023、アウトドアギア部門賞はシマノの新型ハードクーラーボックス「ヴァシランド プロ 40L」に決定!

    6面すべてに真空パネルを使用したクーラーの保冷性能は、最大13日間氷が溶け切らないという圧倒的なもの。また、抜群の保冷性能に加え、左右両開きの蓋や2Lのペットボトルが縦に入れられるなど、ゼロから設計され、とことん作り込まれた完成度の高さも審査員から大きく評価された。

    「もともと鮮魚を入れて運ぶ、釣りから来ているから性能は圧倒的!」(ホーボージュンさん)。「このモデルはキャンプシーン向けに金型から設計されているから、使用感はピカイチなんです」(長谷部雅一さん)。「13日間も氷が溶け切らないなんて、もはや冷蔵庫だよね」(高橋庄太郎さん)。

    6面真空パネル搭載という、これまでとは一線を画す“パワフルな保冷力”を持つ「ヴァシランド プロ 40L」の登場によって、今後クーラーボックスがどう進化していくのか、ますます期待が高まった。

    2023年のアウトドアギア部門は、設計段階からとことん作り込まれた完成度の高いものが揃った!

    キャンプの快適性を大きく高める製品が並んだ、今回のアウトドアギア部門だが、部門賞はシマノ「ヴァシランド プロ 40L」が受賞した。「メイドインジャパンの底力を感じた」というコメントが審査員から出るほど、別次元の保冷力と、キャンプで使いやすい作り込みの見事さで、文句なしの部門賞受賞となった。

    アウトドアギア部門にノミネートされた製品はどれも、これまで以上にキャンプを快適に、楽しくしてくれるものばかり。ぜひ、製品選びの参考にしてほしい(審査員一同)。

    審査員
    全天候型アウトドアライター
    ホーボージュン さん
    大海原から6000m峰まで、世界中の自然を旅する全天候型ライター。自然をこよなく愛する永遠の旅人は、アウトドア界きっての目利きでもある。
    審査員
    アウトドアライター
    高橋庄太郎 さん
    テント泊登山をこよなく愛する実践系アウトドアライター。現場で培われたギアに対するこだわりと批評眼は圧倒的。イベントやテレビ出演も多数。
    審査員
    アウトドアプロデューサー
    長谷部雅一 さん
    アウトドアプロデューサー、ネイチャーインタープリター。アウトドア関連のプロジェクトの企画、運営をはじめ、自然体験教育など多方面で活躍。その経験と技術でアウトドアの魅力をわかりやすく伝える。
    審査員
    アウトドアコーディネーター
    森 風美 さん
    キャンプと車中泊を愛するキャンプ女子。アウトドアWebメディア「なちゅガール」の編集長として、女性でも楽しめるキャンプスタイルを発信中。
    審査員
    BE-PAL編集長
    沢木拓也
    2018年から現職。山に川に海にと、仕事もプライベートもアウトドア中心。2拠点生活を本格的に開始し、週末はナチュラルライフを満喫中。

     

    第3回 BE-PAL アウトドアアワード 2023授賞式の様子は、現在発売中の本誌2024年1月号に掲載しています。また、BE-PAL公式 YouTubeチャンネルでも公開中です。ぜひ御覧ください。

    ※構成/風間 拓 撮影/小倉雄一郎 写真提供/シマノ、モンベル、ミレー、パーゴワークス、SOTO 新富士バーナー(掲載順)撮影協力/PICAさがみ湖

    NEW ARTICLES

    『 アウトドアウェア 』新着編集部記事

    花粉の多い春や秋におすすめしたいパーカーがワークマンにあった!着てみて検証

    2024.04.28

    キャンプベスト9選|寒暖差対策におすすめ!おしゃれで高機能な人気ブランドベスト特集

    2024.04.28

    モンベル、ノルウェージャンレイン、ワークマン…我が家の”レインコートどうする問題”が解決!

    2024.04.26

    ハイスペックテントと同レベルで雨を弾く!LOGOSのカラフルなジャケット「アネモスシェル」

    2024.04.26

    「釣りよかでしょう。」プロデュースのARAKA× Columbia PFGコラボグッズ第2弾発売!

    2024.04.24

    NANGAからKIDSライン新作が登場!リンクコーデも楽しめるプリントTEEほか注目アイテムばかり

    2024.04.24

    アークテリクスのおすすめジャケット9選!選び方も徹底解説

    2024.04.21

    ミレーの次世代ウィンドシェル超撥水&軽量「ブリーズバリヤー」シリーズがさらに進化!

    2024.04.21