キャンプにぴったりのビーフジャーキーを作ってみた!低温調理ができる「テスコム」のオーブン、よいです! | 調理器具・食器 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.02.11

    キャンプにぴったりのビーフジャーキーを作ってみた!低温調理ができる「テスコム」のオーブン、よいです!

    テスコムの低温オーブンとビーフジャーキー

    テスコムの「低温コンベクションオーブン」と、これで作った自家製ビーフジャーキー

    2021年買ってよかった家電NO.1の推し調理器

    キャンプで焚き火を囲み、お酒を片手に食べるおつまみといえば何を思い浮かべるだろうか?

    外でもつまみやすく、また味わいの深い一品として”ビーフジャーキー”は人気おつまみのひとつだろう。噛めば噛むほど味が滲み出してくるジャーキーが手軽に作れると聞き、とある家電製品を手にした。

    絶品のジャーキーを自家製で楽しめるのはもちろん、これ一台で料理そのものの幅がおもいきり広がった。

    筆者が2021年に買ったモノの中で一推しの家電製品「テスコム/低温コンベクションオーブン TSF601」を紹介する。

    6種類の家電の機能がこれひとつで

    SNSでも話題の低温コンベクションオーブンの外観

    SNSでも話題の低温コンベクションオーブンをご紹介する

    「テスコム」は、ヘアードライヤーなどのビューティー製品や、ミキサーなどのキッチン製品を手掛ける創業50年以上の老舗家電メーカーだ。

    数ある製品の中でも、いまSNSで話題になっているのがこの「低温コンベクションオーブン」 。サイズや見た目は他社のオーブントースターと大きく変わらないが、3つの特別な機能が備わっている。

    特筆すべき3つの機能

    • 庫内を対流させるコンベクションファン
    • 35〜230度Cの幅広い温度設定
    • 12時間まで連続使用が可能

    これらを組み合わせることで、トースター、オーブン、ノンフライヤー、発酵食品メーカー、フードドライヤー、低温調理機の6種類の家電の機能をこれ1台でカバーする。とくに、低温で調理が可能になったことで、作れる料理の幅が広がった。

    では、どんなレシピがあるかみていこう。

    キャンプに持っていきたいビーフジャーキーも簡単調理

    調理前の牛肉をキッチンペーパーの上に並べた様子

    スーパーで買ってきた薄切りの牛肉を、ただ並べて塩胡椒を振っただけ。これで準備はOK

    この低温コンペクションオーブンで一番衝撃だったレシピが、先述のビーフジャーキーだ。

    材料は、スーパーに売っているパックの牛肉。薄くカットしてあるものを選ぶと作業が楽ちんだ。塩胡椒などで味付けして付属の網に並べ、低温ファン70度Cに設定し、5時間乾燥させるだけ。

    乾燥中は放置するだけなので、調理時間はお肉を並べる5分ほど。これだけで、市販のビーフジャーキーに遜色ない一品ができあがる。

    オーブンでジャーキーを調理

    調理開始。65度Cに設定し、約5時間でカリカリの美味しいジャーキーができあがる

    少し噛めば素材の味と香りが口いっぱいに広がり、お酒が進むこと間違いなし。

    たくさん作ってジッパー付き保存袋に入れておけば、キャンプサイトでもさっと取り出してすぐ食べられる。乾燥しているため、通常の調理品と比べて日持ちもするところも良い。

    下味にスパイスを使えば、オリジナルジャーキーを作ることもできる。

    できあがったジャーキー

    できあがったジャーキーは、カリカリで食感が良い。少し噛めば肉の旨味がジワッと出てきて、ついつい手が止まらなくなる

    フリーザーバッグなどを活用してレシピの幅を広げる

    コンテナータイプの保存容器でも調理できる

    付属のレシピブックには、保存容器でおなじみのあのメーカー製のコンテナーなどを使ったメニューが記載されている

    この低温コンベクションオーブンに付属するレシピブックには、市販のフリーザーバッグなどに入れたまま低温調理を行なう方法が紹介されている。手に入りやすい身近な容器で調理ができるのも良い点だ。

    フリーザーバッグでサラダチキンを作ってみた

    フリーザーパックで簡単に作れるサラダチキン

    フローザーバッグを使用したレシピで、印象的だったのはサラダチキン。

    塩と砂糖、重曹を混ぜた浸け液と鶏むね肉をフリーザーバッグに放り込み、空気を抜いて70度Cで約2時間。これだけでしっとり柔らかなサラダチキンが楽しめる。

    あらかじめ切り分けて調理したフリーザーバッグに入れて持ち運べば、キャンプ地でサラダに和えたりいろいろな使い方ができる。

    デザートも幅広いレシピが用意されている

    コンテナーに流したプリン液

    湯煎など手間がかかるイメージのプリンも、プリン液を撹拌して作り放置するだけでできあがる

    もちろん作ることができるのは、おかずやおつまみだけにあらず。デザートもお手のものだ。

    ジャーキーと同じ要領で、りんごやみかんなどの果物を切って並べて乾かせばフルーツチップが手軽に作れたり、湯煎が必要なプリンも、プリン液を作ってコンテナーに流し込み、約1時間半オーブンで放置すればオーケー。これで絶品手作りプリンが味わえる。

    できあがったプリン

    甘くて美味しい自家製プリン。簡単に作ることができるので、好みの食感になるまでレシピをアレンジするのもよい

    作ることのできる品目をあげれば切りがないが、いずれも普段の3食ではなかなか手を出しづらい手間がかかるものが多い。

    この手間をオーブンに任せることで、「そうだ、あれも作ろう。これも作ってみよう」と気付けばオーブンの稼働率はどんどん上がってきた。

    楽しく簡単に新しい料理にチャレンジができる家電=「テスコム/低温コンベクションオーブン TSF601」は、今日も我が家で黙々と働いている。

    商品情報

    テスコム/低温コンベクションオーブン TSF601

    • 本体質量:4.7kg
    • 消費電力:1200W
    • 希望小売価格:オープン

    https://www.tescom-japan.co.jp/products/tsf601

    私が書きました!
    CX /BMXアスリート
    腰山雅大
    自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。https://www.instagram.com/vhlg/

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