皿倉山 ‐北九州の中心で哀をさけぶ‐

2019.02.13 (閲覧数) 1,300

学年末考査3日前、勉強を投げ出して山頂から下界を眺める。

家の近くに北九州市のシンボル的な山、皿倉山(さらくらやま)がある。
私にとって皿倉山はいつもそこにあり、近すぎると行かないの法則も発動して、
まぁそのうちね、と言いながら実際に登ったことは一度もない。
正直に言うと登山なんて疲れるし、あいさつ面倒だし、
高野山みたいにスイーツでもないとモチベーション的に無理だと思っていたのである。

しかし、その皿倉山に神功皇后が国見をした岩があることを最近知った。

神功皇后といえば日本書紀に登場する三韓征伐を指揮した女帝。
日本初の紙幣の肖像画になったとか、治績から卑弥呼説があるとか、
孫は大きな古墳で有名な仁徳天皇だとか、詳しい説明はウィキペディアに譲るとして、
そこに立ってみたい・・・!

腹を決めれば産むがやすしで体操服に着替え、運動部で鍛えた足を信じて登り、
今、私の目の前には広大な景色が広がっている。
BE-PAL.NETの『文化系アウトドアのススメ』によると
国見とは大王や地方の長が山頂から国の地勢や民の生活の様子を望み見ることらしい。
私はついに世界を手に入れたわけです。

1800年前の神功皇后は大陸への航路を、現代の私は将来の進路を、
同じ場所から同じ海を見て考えているという邂逅。
神功皇后は日没までここで過ごし「さらに暮れた」と言ったのが山の名の由来だとか。

標高622m。登山道はよく整備されていて初心者の私でも登りやすかった。
これから時々来ようと思う。

帰りに見つけたお寺で、お香をすーはーして癒されてきた。
アロマ寺ピー。

もふりびとさん

父と一緒に行ってキャンプ場では別行動をするという、 半分ソロキャンプ、略してハンソロ計画中 https://www.instagram.com/mofuribito

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