■ベルナップ温泉
大きな敷地内に入ると、奥はキャンプ場のようです。川沿いにRV車が並び、バーベキューの準備をしていました。なるほど、キャンプをしながら温泉を倒しむというのは、日本でいう「湯治」のイメージに近いような気がします。
外から見るとプールに見えますが、普通のプールに比べると湯気がもうもうと立ち込めています。受付で日帰り入浴の申し込みをしたら、息子ハルを見て「NO DIVING、NO JUMP」と念押し。ここはプールではなく、温泉として入浴を楽しむための施設のようです。
ロッカールームで水着に着替えて、早速温泉へ。お湯はプールにしては熱めの39℃。あまりに温泉に入りすぎて、お湯の温度はほとんど正確に当てることができるのが最近の私の特技なので、38℃でもなく40℃でもなく39℃は間違いない。アメリカ人にとってこの温度はたぶん相当熱いはずです。入浴の習慣がないこの国で、この温度の広い浴槽があること自体、とても貴重だと感じました。 詳しい分析表がないので定かではありませんが、2日目に宿泊したカニータリゾートの温泉プールは、炭酸水素塩泉のようなすっきり感がありました。ベルナップ温泉は、湯あがりのぽかぽか具合から考えると、どうやら塩化物泉に近い泉質のようです。