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安心・安全な食事ができる富山県射水市のオーガニックカフェ

2020.12.13

私が書きました!
グルメサイクリングガイド
指田真琴
1979年、神奈川県藤沢市生まれ、富山県在住。富山グルメサイクリングツアー代表。年間500軒以上外食し「美食」を追求。2014年から富山県で食と自転車をコラボしたグルメサイクリングツアーを開始。他に類のないサイクリングガイドを目指しています。https://www.facebook.com/toyama.gourmet.cycling.tours/ instagram:@maksashida

富山最強のオーガニックカフェ

富山県射水市にある、情緒あふれる川沿いの町「新湊」。地元に縁がある著名人が手がけた、数々のアーティスティックな橋が架かる「内川」近くに、オーガニックにこだわったカフェ「六角堂」がある。

以前、BE-PAL.NETで同市にある内川沿い初のゲストハウスを紹介したが、この六角堂も同じオーナーの明石博之さんが経営している。

『水辺の民家ホテル カモメとウミネコ』紹介記事は、下記をご覧ください。
https://www.bepal.net/trip/tripinjapan/119080

六角堂は、明石さん自身がアレルギー体質であることから「安心して食事を楽しめるカフェ」として2013年にオープンした。

本当は男子オンリーカフェ!?

店長の北原和樹さんは、仕事が終わったあと、ひとり2階のこの席で本を読むのが日課だとか。

六角堂は、オープン当初から富山でも珍しいコンセプトを掲げている。スタッフは男性オンリーの男子カフェ。キッチンは男性が働きやすいように、通常より高さがある90cm弱のキッチンテーブルを採用しているこだわりよう。

何故そこまで“男性”にこだわるのか?明石さんに尋ねてみた。

「全国的にみると飲食業界の働き手には男性が少ないと感じました。そこで、男性が飲食の世界でバリバリ働き、それを生業にし、自信を持てる仕事にしてほしいと思ったんです」

そんな創業からの信念は、今も変わっていないそうだ。

写真右が六角堂の店舗。左奥にはベンガラ色の橋がライトアップされている様子が見てとれる。

メニューを開くと、オーガニックについて、また、提供する食材の協力農家や、店舗の説明が随所に記載されており、店主の食材に対する思いがひしひしと伝わってくる。

メニューの中に記載されている説明の一部。

あと引く味のサンドイッチが誕生

(左)「六角堂ルーベンサンド」1,050円。(右)「新湊産紅ズワイガニのクリームソース」1,430円(共に税込み)。紅ズワイガニのクリームソースは、テレビ番組『ふるカフェ系 ハルさんの休日』撮影のため、新たに考えられた一品。

私が初めて注文した時から、今でも変わらず頼むのが「六角堂ルーベンサンド」だ。酸味のあるザワークラウトとコンビーフがあいまって、食べ進めるほどに食欲が高まっていく。さらに、パンは日本の小麦に無い旨味を持っている。使用されているのは、フランスの「ブリドール」という“冷凍パン”だ。

「六角堂でサンドイッチを提供するにあたり、全国の有名店を食べ歩きましたが、残念ながら満足するものには出会えませんでした。そこで、趣味でもある『良質なホテルへの宿泊』の際に提供されていたパンを調査すると、かなりの確率で冷凍パンを使用していることがわかったんです。フランス伝統小麦で作られる冷凍パンは、日本の小麦には無い旨味があり、近隣ではこれに匹敵する味のものも無かったので、結果、すべてブリドールのパンを使うことにしました。一次発酵が終了した段階の生地を冷凍後に輸出したものを購入しています。これを店で焼き上げるんですが、時間、熱、水分量などの研究を重ねて、最良の状態で提供しています」

そう明石さんは語る。こうして珠玉のサンドイッチが誕生した。

これが六角堂で使用されているすべてのパン。

具材を邪魔しない“香り控えめ”な外皮でありながらも、日本の小麦にはない柔らかくしっとりとしたクラム。私が案内する富山グルメツアーで「新湊コースのサイクリング」を選んでくれたほとんどのお客様が、口を揃えて「マイベストサンドイッチ!」と言ってくれるほど。

cafe uchikawa 六角堂

住所:富山県射水市八幡町1-20-13
TEL:0766-30-2924
https://inacafe.net/

六角堂にこだわりの食材を提供している店を紹介!

こだわりの食を提供する六角堂。その料理や飲み物に使われている食材もまた奥深い。続いては、そんな食材を入手している2つの店を紹介する。

1.自家焙煎珈琲 エコーレ

私はコーヒーを1日に1杯までと決めている。それは、2杯目を飲んでしまうと、胃腸が活発に動きすぎて、体調が悪くなることがしばしばあるからだ。しかし六角堂のコーヒーは、2杯飲んでもまったく体調に変化がなかった。そこで、店で提供するコーヒーについて、どのようなものかを聞いてみた。

六角堂で提供されている豆は、富山市にある「エコーレ」で扱うスペシャルティかつ、オーガニックのものだけを使用する。エコーレでは、焙煎前、焙煎後に、他店では判別の難しい微妙な“欠点豆”を、時間をかけてすべてはじいている。故に体への負担もかなり抑えられるそうで、なめらかな口当たりかつ豆の特徴がわかりやすい味が表現できている。

エコーレの店内。常時10種類以上のコーヒーが試飲可能。水は実家敷地内の40m被圧地下水を浄水。その後、電解したものを使用しており、毎日ブレない成分の水で豆の評価をするこだわりよう。

エコーレは、富山市で1991年開業。店主の奥様である尾塩真澄美さんは、明石さんと同じくアレルギー体質で、自身が食べられるものを選んでいくうえで知識を身に着け、自然食品の店をオープンさせた。その後、コーヒー好きが高じて、自家焙煎珈琲店にシフトしていったという。

エコーレ外観。閉店ギリギリになっても、常連客がひっきりなしに訪れていた。

エコーレで扱う豆は、有機JAS認証のものが2~3種類。その他の豆は認証こそ取得してないが、実際に産地に出向き確認した「可能なかぎり化学肥料を使わない」「殺虫剤を使用しない」製法をしている産地のものを扱っている。生産者と、しっかりとした信頼関係で成り立っており、間違いない豆が購入できる焙煎店なのだ。

エコーレ

住所:富山県富山市新川原町4-14
TEL:076-433-3110
https://ecole1991.com/

2.ジェラテリア ズッカ

六角堂が提供しているジェラート“ミルクとカフェオレ”を製造しているのは、南砺市にあるジェラート専門店「ズッカ」だ。ズッカでは通常“グラニュー糖”を使用しているが、明石さんからの要望により、化学精製されてない“有機糖”でのジェラートづくりをすることになった。

「八幡ジェラート・ア・ラ・モード」825円(税込み)。六角堂向けには「どんなものにも合わせられるジェラート」をテーマに作っている。

「ジェラートの骨格作りは、乳脂肪と砂糖の種類(糖度)によって決まってくるので、有機糖に変更すればまったく別のものができてしまう。当時、有機糖はジェラートを形成する上で参考になる資料が無く、熟慮の末に完成に至った」と、オーナーの水口涼さんはいう。

「ズッカ」とは、店主の奥様=しずかさんの幼いころからのニックネームである。「古くから親しまれる名前のような店になっていけたら」という思いで付けられた。

ズッカの店頭で販売しているジェラートは、なめらかで素材の味を感じながらもミルキーな余韻にひたれる。「おやつ」の時間に是非、食べてほしい一品だ。

Gelateria ZUCCA

住所:富山県南砺市福光6902
TEL:0763-55-6491
http://gelateria-zucca.com/

食へのコダワリが強いオーナーたちの協力により作り上げた魅力あるカフェ。富山に寄った際は、是非とも極上のコダワリの食をご自身の目と舌で堪能してほしい。

撮影:南 隆義

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