https://www.bepal.net No.1アウトドア情報誌「ビーパル」が運営する公式情報メディア。おすすめのキャンプ場、キャンプ道具から、キャンピングカー、焚き火のコツ、野外料理、登山、自転車、サステイナブルな生活、DIY、防災の心得、フェス情報まで、自然と人生を楽しむための情報を毎日お届けします。小学館運営の公式サイトです。 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル Tue, 23 Jun 2026 02:00:00 +0000 https://www.bepal.net/wp-content/themes/bepal/assets/img/common/sitetitle.png 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル https://www.bepal.net <![CDATA[THERMOS(サーモス)/保冷バッグインバッグ REY-0031]]> https://www.bepal.net/archives/684734 THERMOS(サーモス)/保冷バッグインバッグ REY-0031の詳細

バッグインバッグタイプとしてより便利に使えるようサイドループを追加。カラーは日常使いしやすいベージュとブラックで展開。

仕様スペック

商品名 保冷バッグインバッグ REY-0031
ブランド名 THERMOS(サーモス)
サイズ 幅19.5×9.0×高さ26.5cm
容量 約3L
重量 400g

問い合わせ先

サーモス お客様相談室 https://www.thermos.jp/

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BE-PAL Tue, 23 Jun 2026 02:00:00 +0900
<![CDATA[知的好奇心が刺激される!歴史ロマンあふれる古代遺跡キャンプ場5選]]> https://www.bepal.net/archives/674307
※モデル料金は大人2名+子供2名で1泊する際の目安です(税込み)。
※記事掲載の料金・情報は2026年4月時点でのデータです。 最新情報はキャンプ場公式ホームページでご確認ください。

遺跡とキャンプ場の深い関係

山形県長井市の長者屋敷遺跡。竪穴住居が再現されている。まるでストーブをinしたテントのよう!?

遺跡とキャンプ場。一見、何の関係もないように思えるが、切っても切れない関係がある。
キャンプでやることを思い出してほしい。
テントを設営して即席の家をしつらえ、火を起こして食事をつくり、焚き火で暖をとったり炎に癒されたり……。
そうです!キャンプは古代人の暮らしの再現。原点回帰の行為なのです(たぶん)。

しかも、今回、調べてみてわかったのだが、遺跡に隣接するキャンプ場は思った以上に存在する。
遺跡を保存するために一帯を公園として整備している場合が多く、広い敷地の一角をキャンプ場として活用。キャンプも楽しんでもらい、ついでに遺跡にも興味を持ってもらいたという思いも込められている。

古代人も暮らしていた場所なら、キャンプ地として適しているのは間違いない。「なぜ、この場所を選んで暮らしていたのか?」「何を食べていたのか?」周囲の自然環境を観察し、昔の人たちの暮らしを想像しながら過ごしてみると、DNAに脈々と受け継がれているであろうご先祖様たちの自然観が感じられるかもしれない。

2026年4月 OPEN!

スノーピーク吉野ヶ里キャンプフィールド&ヴィラ(佐賀県)

吉野ヶ里歴史公園内に開業
弥生時代の復元集落を眺めながらキャンプ!

モデル料金 5,500円〜

新西口キャンプフィールドからは、物見やぐらや住居など、復元された建物群が見える。

吉野ヶ里遺跡は約700年も続いた弥生時代のすべての時期の遺構や遺物が見つかっている学術的価値の高い遺跡。国の特別史跡に指定され、遺跡の保存等を目的に吉野ヶ里歴史公園のが整備されているのだが、その一角に、まさかのキャンプ場が誕生した。佐賀県とスノーピークのコラボによるもので、キャンプ界でも話題になっている。

公園の広さは約107haと広大で、テントサイトは新西口と北口の2か所に分かれている。新西口キャンプフィールドはフリーサイトで55サイト。復元集落を眺められる。スノーピーク直営店やレストラン、カフェ、遊具などにも近い。車の乗り入れはできないが、電動カートやリヤカーを借りられる。北口キャンプフィールドは車の乗り入れ不可のフリーサイトが90サイト、12m×12mの電源付きオートサイトが5区画、15m×15mが10区画。遺跡は見えないが、キャンプ目的以外の人はおらず、純粋にキャンプを楽しめる。
 
遺跡内ということもあり制約も多かったというが、設備は大充実。サニタリー棟には温水の出るバリアフリー対応の洗い場、モバイルバッテリーの充電スペース、無料の乾燥機付きランドリーやシャワーを完備。トイレは温水洗浄便座付きで、ゴミも処理してもらえる。チェックインはスマートチェックイン方式で、予約完了時に配信されるQRコードをゲートにかざせばOK。受付に並ばずに済むのがありがたい。

まずはスノーピークグラウンズ吉野ヶ里を紹介!

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佐賀県とスノーピークの官民連携プロジェクトで誕生した体験型複合施設。スノーピーク直営店、レストラン、カフェが出店。歴史や自然、食などを通じて地域の魅力を発信する。
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建物内や目の前の広場は誰もが無料で楽しめる!
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直営店ではキャンプ用品はもちろん、有明海苔やクラフトジンなど、特産品を多数販売。
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オリジナル・アイテムが多く、商品選びが楽しい。
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「野と歴史をつなぐライブラリー」も開設。

テントサイトは2エリアに分かれている

新西口キャンプフィールド

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無料エリアの前にフリーサイトが広がる。車の乗り入れは不可だが、電動カートを借りられる。
キャンプ場利用者の駐車場のそばに電動カートがスタンバイしてる。

宿泊棟はサウナ付きコテージ

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物見やぐらをモチーフにした、コテージ風ノ庵。
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明るいリビング。
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屋上には展望スペースがある。58,300円~。

北口キャンプフィールド

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オートサイトが15区画ある。
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フリーサイトは90サイト。荷下ろしは、サイト内宿泊者駐車場や走行通路沿い荷下ろしエリアで可能。

宿泊棟は竪穴住居風キャビン

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竪穴住居モチーフのキャビン火ノ庵。
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囲炉裏のようなバイオエタノールストーブを設置。29、700円~。

どちらのフィールドも設備は最新!

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炊事場では温水が使える。
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ランドリーも設置されているので、連泊も問題ない。
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家族で使える広いシャワー室もある。無料。
[contact_box id="691893"]

三王山ふれあい公園(栃木県)

手ぶらキャンプもOK!
3基の古墳を有する都市公園内に整備

モデル料金 6,600円〜

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一般サイトは全10区画。各区画にAC電源(15A)が付いている。

古墳が集中する三王山地区の古墳群を活かした都市公園で、2018年3月に開設された。約10haの広い敷地には、高さ10mの築山を中心に、オートキャンプ場やドッグラン、遊具などが整備されている。テントサイトは電源付きで、車の横付け可能。一般サイトが10m×10m、犬同伴サイトが約10m×15mとなっている。ほかに車中泊向けのRVサイトもある。設営&撤収のサポートをしてもらえる手ぶらキャンププランも提供しているので、ビギナーにもオススメだ。
 
設備はバリアフリートイレ、炊事棟、今春誕生したばかりのシャワーなど、十分。園内にはドッグランやウォーキングコース、健康器具などもあるので、運動不足の解消にもぴったりだ。車で5分ほど走れば「道の駅しもつけ」があり、地元の新鮮な野菜なども手に入る。

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犬同伴サイトは4区画。柵で囲まれており、サイト内はノーリードOKだ。8、250円~。

手ぶらキャンプOK!

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スノーピークと提携。着替えや食材などを持参すればOK。49、500円。
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設備は清潔。

三王山古墳群

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公園内に古墳が3基ある。7世紀初めに造られたと考えられており、栃木県最古ともいわれる。
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遊具も設置。
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小型犬、大中型犬、フリーエリアの3種類のドッグラン。1頭220円。
[contact_box id="691897"]

古代の丘縄文キャンプ場(山形県)

数多くの遺跡があるエリアに立地

モデル料金 510円〜

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開放感抜群のテントサイト。

山形県と新潟県の県境に位置する朝日山系の麓に位置し、旧石器時代から戦国時代にいたるまで、数多くの遺跡が見つかっている古代の丘に整備。テントサイトは開放感抜群の芝生のフリーサイトで、車の乗り入れはNG。森の中にあるバンガローはシンプルな造りで、テント代わりに利用するイメージだ。
 
敷地内には縄文時代の復元住居がある長者屋敷遺跡公園や土偶広場、出土品などを展示する古代の丘資料館などもあり、歴史好きにはたまらない環境。勾玉作り、火おこし、土器作りなどの体験も可能だ。

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バンガローを利用する際は、寝具、食器、調理器具類などは持参しよう。調理は炊事場で行なう。定員8名。3,130円。
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土偶広場。
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体験教室も開催。土器作りは1人1,000円(約80分)。
[contact_box id="691901"]

リトリートフィールドMahora稲穂山(埼玉県)

古墳のある自然豊かな稲穂山でリフレッシュ

モデル料金 6,000円〜

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見晴らしの良い古墳エリア。区画オートサイトと車の横付けができないフリーサイトがある。

ひと山まるごと使った民営の自然公園内のキャンプ場。敷地内には秩父地方最大かつ最古の渡来人が造ったとされる稲穂山古墳がある。テントサイトは山の麓に位置するUFOエリア、中腹部に位置する美術館エリア、高台に位置していて眺めの良い古墳エリアの3つに分かれている。トイレ、炊事場は各エリアに設けられている。宿泊棟はコテージとログハウスがあり、食器類や食材、着替えなどを持参すればOK。野草や樹木、昆虫など、四季折々の自然を楽しめるトレッキングコースも整備されている。

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ロフト付きコテージ。定員3名。23,000円~。
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ワークショップで作った縄文小屋。
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トレッキングコースは1周約2時間。
[contact_box id="691902"]

カントリーパーク大川(奈良県)

縄文遺跡を公園化。キャンプもOK!

モデル料金 3,000円〜

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開放的なフリーサイト。車の乗り入れもOK。桜の名所としても知られる。

名張川の河岸段丘上に位置し、縄文時代早期(約8000年前)の住居跡や集石炉、押型文土器が確認された大川(おおこ)遺跡を公園として整備。復元された竪穴住居がある園内には、キャンプ場も開設。テントサイトはフリーサイトで、車の乗り入れOK。設備はお湯の出る炊事場、水洗トイレなど。ローラーすべり台も設置されている。利用料金が安く、チェックインが9時、アウトが15時と、長時間滞在も可能。予約は電話のみ(8時30分~9時30分及び12時30分~13時30分)。人気が高いので、受付開始日に予約を入れよう。

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竪穴住居前の広場は遊び専用スペースになっている。
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炊事棟。お湯も出る。トイレは温便座付き。
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管理棟内では発掘当時の写真や発掘物をパネルで展示。
[contact_box id="691904"]

※構成/松村由美子 撮影/藤原武史(スノーピーク吉野ヶ里 キャンプフィールド&ヴィラ)

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BE-PAL Tue, 23 Jun 2026 01:00:00 +0900
<![CDATA[ランドナーのおすすめ5選!選び方や自転車の魅力を詳しく解説]]> https://www.bepal.net/archives/679705

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ランドナーの魅力は?グラベルロードとの違いも解説

森の中に止めた自転車
(出典) pexels.com

ランドナーはグラベルロードと比較されることもありますが、どのような点が異なるのでしょうか?まずは、ランドナーの魅力やグラベルロードとの違いを紹介します。

長距離・長時間走行を支える快適な乗り心地

ランドナーは、長距離ツーリングや自転車旅を快適に楽しむために設計された自転車です。

  • フレーム設計:しなやかな特性を持つクロモリ素材
  • ハンドル形状:フロントバッグに干渉しにくいフレア形状のドロップハンドル
  • ギア設計:ワイドレンジに対応する多段ギア

クロモリ素材とはクローム・モリブデン合金(鉄合金)のこと。クロモリのフレームは丈夫でしなやかで、チューブ径が細めなのが特徴です。鉄合金ならではの適度なたわみがあり、衝撃吸収性が高く、路面からの振動を適度に和らげます。そのため長時間乗っていても、アルミ素材などに比べて疲れにくいといわれています。

ハンドルは走行姿勢を変えやすく、長時間走行に向いているドロップ型です。フロントバッグを取り付けた状態でも操作しやすいよう、下側がハの字のように広がる『フレア形状』を採用しているランドナーもあります。

また、幅広いギア比を持つ構成により、重い荷物を積んでいても、登坂や向かい風でも走れるように設計されています。ダートレースなどでの走破性を重視するグラベルロードと比較して、ランドナーはあくまでも「旅」が目的。長時間走行の疲労軽減や快適性に重点が置かれている点が特徴といえます。

キャンプ道具も積み込める、高い積載性

参考記事「【20年自転車人列伝】今も出前で使う!30年モノの東叡のフルオーダー車

ランドナーは長距離走行だけでなく、多くの荷物を積載しながら安定して走れる点も魅力です。自転車旅やキャンプツーリングを想定した設計が採用されており、荷物を積んだ状態でも無理なく走行できます。

ランドナーの多くはキャリア装着用の『ダボ穴』を備えており、フロントキャリアやリアキャリアを取り付け可能です。キャンプ道具や着替え、調理器具などを前後に分散して積載でき、荷物を積んだ状態でもふらつきにくく、バランスを保ちやすいように設計されています。

また、荷物を積載した状態での走行を前提としているため、安定性を重視したフレーム設計や太めのタイヤが採用されているのもポイントです。荷物を積んでもふらつきにくく、舗装路はもちろん多少荒れた道でも安心して走行できます。

旅のトラブルに対応しやすいパーツ構成

ランドナーは、ツーリング中のトラブルにも対応しやすいよう、パーツ構成がシンプルな点も特徴です。

クラシックなランドナーの多くは、シンプルな操作系のWレバーや、泥詰まりに強いカンチブレーキなどを採用しています。電子制御を用いた複雑なシステムと比較して構造が分かりやすく、万が一トラブルが発生しても修理しやすい点がメリットです。

さらに、ランドナーに採用されているパーツは汎用性が高く、代替品を見つけやすい傾向があります。修理・交換が必要になった場合でも対応しやすく、長期のツーリングでも安心して使用できます。

グラベルロードよりも強いクラシック感

ランドナーはフランス発祥のツーリング自転車であり、古くから長距離旅行用として発展してきた歴史があります。昔ながらのツーリングスタイルを取り入れたモデルも多く、独特のレトロ感を楽しめる点が特徴です。

一方、グラベルロードは比較的新しいカテゴリーであり、未舗装路を軽快に走るためのオフロード性能やアドベンチャー性を重視して発展してきました。スポーティーなデザインが多く、ランドナーよりも現代的なイメージです。

伝統的なツーリングスタイルやゆったりとした旅の雰囲気を楽しみたい人にとっては、ランドナーが魅力的な選択肢となります。

ランドナーの選び方

草むらに止めた自転車
(出典) pexels.com

ランドナーを選ぶ際は、予算や走行性・装備品の充実度などをチェックすることが大切です。次に、ランドナーの選び方を詳しく見ていきましょう。

予算を決めて専門店に相談する

スポーツ自転車の主流はロードバイクやグラベルロードに移っており、ランドナーを取り扱う店舗や完成車のラインアップは限られています。まずは予算を明確にした上で、専門店に相談しましょう。

特にランドナーは、使用するパーツによって価格差が大きくなります。クロモリフレームやツーリング向けのキャリア、クラシックパーツなどにこだわると、費用が上がることは避けられません。事前に予算を決めることで、必要な装備とのバランスを取りやすくなります。

専門店であれば、完成車・セミオーダー・フルオーダーなど、予算に応じた提案が可能です。旅のスタイルに合ったギア構成や積載方法についても相談できるため、納得の一台を入手できます。

走行性をチェックする

旅のルートや目的地によって、必要とされるスペックは変わります。自分がどのような場所を走りたいのかをイメージしながら、足回りと駆動系の仕様を確認しましょう。

一般的に、タイヤは太いほど安定感やクッション性が、細いほど軽快性が高まります。荒れた路面を走ることが多いなら太いタイヤ、舗装路をメインに走るなら細めのタイヤがおすすめです。

また、荷物を積載して長距離を走るランドナーでは、幅広いギア比を使えるかどうかも重要です。坂道が多い地域を走ったり、キャンプ道具を積載して走ったりなどが多い場合は、軽い力で走れるフロント・トリプル・ギア(ペダル側のギアが3枚ある仕様)を選びましょう。

走行環境に合わせて仕様を選ぶことで、長距離走行がより快適になります。

装備品の充実度をチェックする

ランドナーは旅を前提にした自転車であるため、装備品の取り付けやすさが使い勝手に直結します。

特にキャリアを取り付けるためのダボ穴は、積載性を左右する重要な要素です。ランドナーでは前後にキャリアを装着して荷物を積載するケースが多いため、ダボ穴が豊富なモデルほど拡張性が高くなります。

また、泥よけ・スタンドなどの装備があると、雨天走行や荷物の積み下ろしがスムーズです。これらの装備は後で追加できますが、取り付け方法や互換性を確認する手間がかかります。旅のスタイルが決まっているなら、最初から装備されているモデルの方が便利です。

好きなブランド・ショップから選ぶ

ランドナーは、ロードバイクやグラベルロードと比べると完成車の選択肢が少ないため、「このブランド(お店)の雰囲気が好き」「クラシックなデザインに惹かれる」といった感覚で選ぶのもおすすめです。

代表的なブランドとしては、ツーリング車の老舗・丸石サイクルの『マルイシ』や、クラシックスタイルのツーリング車で知られる『グランボア』、『ケルビム』などが挙げられます。

ブランドによって走行フィーリングやデザインの方向性が異なるため、カタログや実車を見比べながら、自分の旅のイメージに合う一台を探してみましょう。

軽量ツーリングにおすすめのランドナー

自転車のタイヤ
(出典) pexels.com

ホテル泊や日帰り、あるいは装備を厳選した軽快な旅では、軽量フレームや細めのタイヤを採用したランドナーが選択肢に入ります。ここでは、軽量ツーリング向きのランドナーを探している人に、おすすめのモデルを二つ紹介します。

丸石サイクル「エンペラー ツーリングコンダクター」

ランドナーらしい落ち着いた雰囲気を残しながら、実用性や走行性能にも配慮されたモデルです。変速機にはシマノTIAGRAを中心とした30段変速を採用しており、平坦路から坂道まで幅広く対応できます。

走行面では、700×35Cタイヤを採用し、スピード走行にも長けています。軽い未舗装路まで対応しやすい仕様です。ハンマード仕上げのアルミフェンダーや、大径のラージフランジハブがクラシックなアクセントとなっており、伝統的なツーリングバイクらしい存在感を楽しめます。

  • 商品名:丸石サイクル「エンペラー ツーリングコンダクター」
  • 公式サイト:商品はこちら

ミヤタサイクル「Eiger」

メンテナンス性に優れる26インチタイヤを採用した、クラシックなランドナーです。ダウンチューブに内部補強リブを施した、ミヤタ独自のSSTBクロモリチューブを採用しています。しなやかさと剛性のバランスがよく、荷物を積んだ状態でも車体がぶれにくい構造です。

装備面もツーリング向けに整っており、分割式マッドガードは輪行時に取り外せます。ホリゾンタルフレームとクラシックなカラーリングがマッチしており、ランドナーのレトロなムードを重視する人には特におすすめの一台です。

キャンプツーリングにおすすめのランドナー

草むらに止めた自転車
(出典) pexels.com

キャンプ道具を積み込んで旅をするなら、タフに走れるランドナーがおすすめです。キャンプツーリングが楽しくなる、走行性に優れたランドナーを二つ紹介します。

丸石サイクル「エンペラー ツーリングマスター」

伝統的な650Aホイールを採用した、本格派のランドナーです。フレームには、ラグ式ダブルバテッド仕様のオールクロモリフレームが採用されています。細身ながらも高い耐久性を備えており、低重心のため、キャンプの荷物を積載した長距離走行でも安定した走りが可能です。

走行面ではシマノTIAGRAを中心とした30段変速を搭載しており、坂道や未舗装路を含むルートもスムーズに走行できるでしょう。フェンダーは本所製の分割式で、輪行にも適しています。

  • 商品名:丸石サイクル「エンペラー ツーリングマスター」
  • 公式サイト:商品はこちら

グランボア「700Cランドナー 555mm」

ハンドメイドらしい丁寧な作りと、長距離ツーリングに必要な実用性を兼ね備えたモデルです。クロモリのしなやかな乗り心地を備えつつ、旅仕様に必要な耐久性もしっかり確保されています。足周りは700Cホイールで、舗装路での軽快な走りを重視した構成です。

フレームには、カイセイ4130Rパイプを使用したラグレス構造が採用されています。クロスドシートステーによる堅牢な設計により、荷物を積載した長距離ツーリングでも安定感のある走行が可能です。

一方、変速系はシマノR9100シリーズを中心に構成されており、クラシックな雰囲気と現代的な操作性が両立されています。

  • 商品名:グランボア「700Cランドナー 555mm」
  • 公式サイト:商品はこちら

オールロードに対応できるおすすめのランドナー

赤い自転車をおす人
(出典) pexels.com

あらゆる路面での走行を想定する場合、グラベルロード並みの走破性が必要です。最後に、オールロードに対応するおすすめのモデルを二つ紹介します。

ケルビム「Super touring」

伝統的なランドナーの雰囲気を残しながら、現代の規格やパーツに対応できるよう再構築されたモデルです。フレームはカスタム前提となっており、ライダーの体格や用途に合わせて設計できます。

本体は、最大650×38Bまで対応するタイヤクリアランスを備えている点も魅力です。太めのタイヤは未舗装路や荒れた路面でも安定感を確保しやすく、キャンプツーリングやアドベンチャーライドにも対応できます。

泥よけやキャリアの拡張にも対応しており、旅のスタイルに合わせて柔軟にカスタム可能です。

参考記事「シェルパ斉藤が直伝!フェリーとサイクルトレインを駆使したお役立ちツーリング情報

FUJI「FEATHER CX+」

こちらは厳密にはランドナーではなく、クラシカルなホリゾンタルフレームをベースにした、オールロードモデルです。シクロクロスのデザインを受け継ぐモデルで、未舗装路走行も可能。ランドナーと設計がよく似ています。

デザインのベースとなっているのは、FUJIを代表するシングルスピードモデル『FEATHER』のフレームです。細身でシャープなダイヤモンドフレームの美しさを残しつつ、より多用途に使えるよう見直されています。

ランドナーのように前後にキャリアを取り付けられる設計となっており、荷物を積載した長距離ライドにも活用できます。

装備面では、コンパクトなドロップハンドルやレトロ調のサドルなどが採用されており、クラシックな雰囲気です。一方、ブレーキには現代的なディスクブレーキが採用されており、雨天時や下り坂でも安定した制動力を確保できます。

まとめ

自転車のモノクロ写真
(出典) pexels.com

ランドナーは、長距離ツーリングをのんびり楽しみたい人に向いている自転車です。ただし、現在では完成車の選択肢が限られており、パーツ構成やカスタム性によって価格差が大きくなります。

自分好みのランドナーを手に入れる場合は、『どのようなツーリングをしたいか』『どこまで装備にこだわるか』を整理して、専門店に足を運ぶのがおすすめです。

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BE-PAL Mon, 22 Jun 2026 23:00:00 +0900
<![CDATA[オーストラリアで焚き火がしたい!そんな願いを叶えるためキャンプ場版民泊を利用してみました]]> https://www.bepal.net/archives/683797
でも、せっかくキャンプに行くのなら焚き火がしたいそんな願いを叶えるべく、今回はキャンプ場版民泊マッチングサイト「HIPCAMP 」を利用して、キャンプ場を探し、親子でキャンプに行ってきました。

キャンプ場版民泊マッチングサイト「HIPCAMP」とは?

「HIPCAMP」は、農家や牧場主の私有地の一部をキャンプ場として貸し出したいホストと、キャンプ場を探しているキャンパーのマッチングサイトです。中には家庭の庭をキャンプ場として登録しているホストもいます。

Web版とアプリがあります。会員登録をしなくても、キャンプ場の情報は閲覧可能。

キャンパーは自分の希望の条件でキャンプの場所を探すことができます。今回は、シドニー近郊、焚き火が許可されていること、トイレがあること、キャンプスタイルはテントか車中泊、この条件で検索しました。複数の候補が上がってきたので、口コミの評価が一番高い施設を選び、予約しました。

このWebサイトでは、テント以外にも、キャンピングカー、コテージ、ツリーハウス、グランピングなど別の宿泊方法で探すことができます。他にも、例えば「ドッグフレンドリー」を検索条件に加えることもできます。

HIPCAMPは2013年にアメリカで誕生し、今ではオーストラリアの他、カナダやイギリスで広まっています。

また、農家や牧場主の私有地をそのまま活用することで、キャンプ施設建設のために森林伐採をすることなくキャンプ場を提供しています。環境保護への取り組みにも繋がっているのです。

キャンプ場に到着

シドニーから西へ車で約2時間の距離にある、Hartly Valeという町にあるガーリックファームに着きました。今回はここで、1泊2日を過ごします。世界遺産に登録されているブルーマウンテンズの西側に位置しています。

HIPCAMPの口コミでは、とにかく景色が素晴らしいと書いてあったのですが、入り口を抜けると、その通りの景色が広がっていました。ここで明日まで過ごせるなんて、ワクワクしてきます。

手前を左上を飛んでいるのはアカクサインコ、奥に見えるのがブルーマウンテンズ。
2匹の犬が出迎えてくれました。こちらのキャンプ場はドッグフレンドリー。

まずは、ホストにご挨拶。ホストのミシェルさんはこちらのファームを始めて9年目、HIPCAMPのホストとして、キャンプの場所提供を始めて6年目だそうです。ミシェルさんから施設の案内をしてもらいながら、使い方などの説明を受けます。

こちらが私たちが今夜キャンプをする場所。目の前の絶景にテンションも上がります。

この辺りを自由に使って良いとのこと。目の前の景色を独り占めしているような、何とも贅沢な気分に。この日は、私たちの他にも2組が泊りに来ていましたが、それぞれ、とても広いスペースが与えられていました。最大4組まで受け入れているそうです。

私たちにとってのメインイベントの焚き火。焚き火台も設置されていました。
薪も購入できました。

次に条件にしていたトイレ。予想以上に立派な、とても清潔感のあるスペースでした。水洗ではなく、コンポストタイプです。コンポストトイレとは、水を使わずに排泄物を微生物の働きで分解し、堆肥化するトイレです。オーストラリアのファームでは、このタイプのトイレをよく見かけます。

十分な空間があり、電気もつきます。夜も安心して使えますね。こちらは女性用。
コンポストトイレの使い方が書いてあります。

外にはお湯が出るシャワーもありました。この日の最高気温は11度。風が強く体感温度は6度と寒かったので、使うのに勇気がいります。暖かい日なら気持ちよく使えそうです。男性用のバスルーム内にもう一つシャワーがあるそうです。

シャワーからの眺めも最高。

ヒツジの餌やりタイムのタイミングだったので、餌やりをやらせてもらいました。施設が常時提供しているアクティビティという訳ではないですが、こういう思わぬ機会に出会えると嬉しいですね。干し草を運んでいくと、ヒツジたちが凄い勢いで走ってきました。餌をあげると、黙々と食べ始めました。その姿がかわいかったです。

普段は味わえない体験に子どもは喜びます。

お手伝いできるのが嬉しい。

餌を待っているヒツジ達。

ファーム内を散歩

ファーム内を散歩しながら、焚き火のための木の枝を集めました。国立公園などのキャンプ場では、木の枝を拾って燃やすことは禁止されていますが、ここのキャンプ場では許可されています。連日ずっと雨が続いていたので、湿っているのが気になりましたが、とりあえず集めます。この後、火をつけるのに苦労することになります……

ファーム内には木が生い茂っている場所もあり、林のようになっています。

普段目にすることのない植物などを観察をしながら、黙々と木の枝を集めるのが楽しい。何より、外は寒いので、動き回って体を温めるのにちょうどいいです。

ファーム内に散歩できるエリアがあるのはいいですね。個人が所有する土地と言えど、とにかく広大です。
蟻塚を発見しました。高さは1メートルくらい。

焚き火タイムのハプニング

辺りが暗くなってきました。いよいよ、お待ちかねの、焚き火タイムです。このためにここまで来たのですから。しかし、火が中々着きません。やはり、湿った木の枝から火をつけるのは難しいのか。色々と試行錯誤しましたが、この日はとても苦戦しました。とりあえず、一旦諦めて、夕ご飯の準備をすることに。

日が沈んで、完全に暗くなってしまいました。そこへ、遠くから光がこちらに向かってやってくる。やってきたのは、ランタンを持ったホストのジェームスさんでした。「火の調子はどうだ?」と様子を見にきてくれたのです。救世主の登場です。

ジェームスさんは火をおこすのを手伝ってくれました。「普段だったら火が着くけど、今日はつかないな」と言いながら何度もトライしてくれて、何とか火がつきました。ジェームス様様です。

これこれ、このために来たのだ。

焚き火で暖をとりながら、至福のひと時を過ごします。寒い中、焚き火で暖を取るのはキャンプの醍醐味ですね。楽しみにしていた焚き火ができて、息子も満足そうです。

星も出ていました。ファームの周辺には建物が何もないので、晴れていれば満天の星が眺められそうです。この日は、満月で月明かりがとても強かったので、感動するほどの星は見えませんでしたが、それでも大満足。

眠くなってきたので、寝袋に入ります。私たちは今回はテントを張らずに車内で眠ることにしたので、車の窓から満月を見ながら眠りにつきました。

この日はブルームーンと呼ばれる満月の日でした。

ガーリックファームでの体験

翌日は、ガーリックファームを案内してもらいました。

ちょうど、今の時期は(オーストラリアは秋)ガーリックを植える季節で忙しいそうです。私たちも少しだけお手伝いさせてもらいました。ガーリックを植える作業をするのは初めてです。

一晩水につけたガーリックを一粒一粒植えていきます。
今植えたら収穫は約4ヶ月後。こちらは、2ヶ月前に植えたもの。また収穫の時期に訪れたいです。

ホストの家は、ジェームスさんが建てたもので、ヘンプでできているそうです。ヘンプの家は夏は涼しく、冬は暖かいのだとか。

HIPCAMPは段々と認知されてきて、今は、ほぼ毎週キャンプの予約があるそう。リピーターのお客さんも多いらしい。また戻ってきたいという気持ちに私も同意です。近々、キャンパー用のクッキングスペースと洗い場を設置する予定もあるとのこと。ますます利用しやすくなりそうです。

将来は、ファーム内にガーリックをテーマにしたカフェを開く予定。とても魅力的です。また是非、訪れたい。このファームは、これからもどんどん発展していくようですね。

ファーム内でのキャンプは、とにかくスペースがあって寛ぐことができました。アメニティは最低限でしたが、代わりに焚き火ができる環境と自然の中でのサバイバル気分を味わうことができて、面白いキャンプ体験になりました。私達の様なキャンプのライト層でも、最低限のアメニティにアクセスできることで、自然の中で過ごすことが可能です。ファーム内でのキャンプに大満足。また利用したいと思います。

HIPCAMPのwebサイト
https://hipcamp.com

泊まったキャンプ場|Hartly Vale Garlic Farm
https://www.hipcamp.com/en-AU/land/new-south-wales-hartley-vale-garlic-farm-y0zhyp1v?share
_id=1rt9w3rdkhr&utm_medium=share&utm_source=share_content

[author_box id="679943"] ]]>
BE-PAL Mon, 22 Jun 2026 21:00:00 +0900
<![CDATA[差をつけたいならコレ!工具箱のおすすめはプロが選ぶものを!]]> https://www.bepal.net/archives/665267 今回は工具の入れ物である、工具箱について解説します。

工具箱こそこだわりたい理由!

参考記事「アメリカ発の工具ブランド「デウォルト」の質実剛健ツールボックスにハーフサイズが登場だ!

工具をはじめ、大切な道具などを保護する工具箱は、DIYから本格的な整備まであらゆる場面で役立つ、収納アイテムの必需品です。

工具箱はプロが選ぶ高品質なものを使用することで、長く安全に作業を楽しむことができます。

工具箱の選び方は?

用途を考えて選ぶ

タックルボックス
参考記事「タックルボックスのおすすめを紹介!あなたに合った選び方で最高の収納ギアを手に入れよう

工具箱を上手に選ぶコツのひとつは、どのような作業を行いたいのかだったり、どんな工具や道具を収納するのかをハッキリさせるということです。

例えば、自動車などの整備を行う場合、レンチやソケット類など重量のある金属製工具が大半を占めるため、重さに耐えられる金属製で長いレンチなどが収まるスペースを持つ工具箱が必要になります。

一方で、室内のちょっとした家具の組み立てやDIYがメインであれば、ドライバーやペンチといった軽量な工具が中心となるため、持ち運びのしやすさを重視したコンパクトなモデルが適しています。

素材を考えて選ぶ

参考記事「アメリカ発の工具ブランド「デウォルト」の質実剛健ツールボックスにハーフサイズが登場だ!

工具箱の素材は、アルミやスチールなどの金属、樹脂、ナイロン繊維の布製など、多岐にわたります。

自動車整備工場などでも広く使われているスチール製は高い強度を持ち、オイルやグリスが付着しても拭き取りやすいというメリットがあります。

プラスチック製はサビに強く軽量であるため、工具だけでなく釣り道具などのレジャー用品の持ち運びにもおすすめです。

布製のツールバッグは柔軟性があり工具の形状を問わず詰め込みやすく、肩掛けできるタイプであれば作業中の工具の出し入れもしやすいでしょう。

サイズを考えて選ぶ

メガネレンチ
何を仕舞うかを前提にサイズを選ぶ。

工具箱のサイズは現在持っている工具だけでなく、将来的に増えるであろう工具も見越したサイズを選ぶと良いでしょう。

とくに注意すべきなのが内寸の長さで、本格的な整備で頻繁に使用するトルクレンチやハンマーなどは長さがあり、収納スペースに真っ直ぐ収納できないと斜めに入れることになり、無駄なスペースを生んでしまいます。

また、電動工具やエアツールのような厚みのある工具を収納する場合は、深さも確認する必要があります。

ただ、大きければいいというわけでもなく、工具箱自体を収納するスペースの広さも鑑みて選択しましょう。

使いやすさを考えて選ぶ

ソケットとレンチ
プロはソケットひとつ取り上げる際の感触にもこだわる。

作業効率に直結する使いやすさも大事になります。

よく使う工具をすぐに取り出せるように内部に仕切りが付いているものや、細かいネジやソケット類を整理できる小物入れがあると、煩雑さがなくなり快適に作業を行えます。

また、引き出しが付いているツールワゴンなどは、レール部の構造も意外と作業性に関わります。

プロ向けの大型ツールワゴンのなかにはレールにダンパーがついていたり、さらにはイージークローザーが搭載されているものもあり、引き出しを閉じる際は手を放して放るだけで確実に定位置に引き出しを収めることができます。

持ち運びがメインであれば、蓋を開くだけで内部のトレイが展開するものなどもおすすめです。

耐久性で選ぶ

ツールワゴン
筆者私物。

プロが工具箱に求める要件のなかでも、最も重要視するのが耐久性です。

金属製の工具箱であっても、重い工具を詰め込んで長期間使用すると仕切りや底面が変形したり、取っ手や引き出しの付け根が割れるといったトラブルが起きることは珍しくありません。

また、スチール製かつ屋外での使用が多い場合はサビを防ぐための塗装の質も寿命に影響します。

長く使い続けるためには、こうした細部の構造までしっかりと作り込まれた耐久性の高い製品を選ぶことが大事になります。

工具箱はコレ!おすすめしたいプロクオリティ4選!

アストロプロダクツ ミニキャビネット 2段

アストロプロダクツは、手頃な価格で実用的なガレージツールを幅広く提供する人気ブランドです。

このミニキャビネット2段は、これから本格的な車いじりを始めたい方の最初の1台としておすすめできるモデルです。

自動車整備で必須となるラチェットレンチやソケット類を引き出しに、電動ツールなどの大きな工具を下段のドアの中に収納できます。

側面にはトレイやフックを増設できるパネルを備えています。

将来的に工具が増えても、サブのキャビネットとして長く活躍してくれるでしょう。

トネ ツールケース BX322S

トネはプロのメカニックから信頼を集める、日本を代表する工具メーカーです。

ツールケース BX322Sは両開きタイプのオーソドックスなスチール製ツールケースで、簡単なDIY用工具や車載工具の収納に適したモデルです。

天面のハンドルを持ち上げると連動して引き出しがスムーズに展開するV形3段式を採用しており、一目で内部の工具すべてを確認することができます。

頑丈な作りでありながら角に丸みを持たせたデザインのため、車の荷室に他の荷物と一緒に積載しても安心です。

また、キャンプなどのアウトドアシーンへ持ち出すギアボックスとしても活躍できるでしょう。

デウォルト ワイドオープン型バッグDWST60103-1

デウォルトはタフな電動工具やハンドツールで世界的なシェアを誇るアメリカの工具ブランドです。

ワイドオープン型バッグDWST60103-1は、1680デニールの高耐久な撥水布地を使用し、布製でありながらプロの酷使に耐えるタフさを備えたツールバッグです。

底部は耐衝撃・防水防塵仕様の硬質なポリマー素材となっています。

多数のポケットが配置されており小物の整理も簡単に行え、スリングベルトで携帯できるため屋外でのDIYなど移動の多い場面で活躍します。

また、タフであるものの柔らかい布製のため、大切な車の内装を傷めたくない方の車載工具入れとしても有用でしょう。

JEJアステージ シェルフ パワー 350G2 AST-882

JEJアステージは新潟県三条市に拠点を置く、プラスチック製の収納ケースを中心に高品質な製品を展開するメーカーです。

シェルフパワー350G2は、軽量でサビに強いプラスチック製の強みを最大限に活かした多目的ツールボックスです。

2段式の構造になっており、上段には細かいアイテムを収納できる仕切り付きのクリアトレイ、下段にはかさばる工具などを収納できる深いスペースが用意されています。

工具だけでなく釣り用品の収納ボックスとしても非常におすすめで、釣り針やルアーなどを上段に整理し、下段にはかさばりがちな大型のウキなどを収納するといった使い方が可能です。

工具箱の賢い使い方

車載工具として

自動車の荷室などに車載用として常備しておくのは、工具箱の最も実用的な使い方のひとつです。

例えばタイヤのパンク修理キットやバッテリーのジャンプスターターなどを常備しておくと、安心感に繋がります。

特にパンクの修理は、普段触ることのない応急パンク修理キットがどこに収納されているか分かりづらく、いざというときに混乱しがちです。

万が一の備えとして工具を車に乗せておくことで、いざという時のトラブルシューティングがスムーズに行え、ドライブに安心感をもたらしてくれるでしょう。

レジャー用品の収納に

工具箱の活躍の場はガレージや車内だけに留まりません。

工具箱はキャンプや釣りといったアウトドアにおいて、細かい用品や重量物の収納用品としても優秀です。

軽量かつサビに強い樹脂製、なおかかつ内部に複数のトレイや仕切りがある工具箱は釣り道具の収納に最適です。

スチール製工具箱は頑丈な作りであるため多少手荒に扱えて、重量のあるペグなどを多数収納しても壊れる心配がなく気兼ねなく扱えます。

趣味の道具を持ち運ぶための収納ボックスとして活用するのもおすすめの使い方です。

インテリアとして

プロクオリティの工具箱は、機能性を追求した結果として生まれる機能美を備えており、ガレージや室内でインテリアを兼ねた収納ボックスとして使うのも、おしゃれな活用法です。

鮮やかなカラーや洗練されたデザインのものを選べば、無造作に棚やガレージ内に置いてあるだけでも空間の雰囲気が引き締まることでしょう。

また、インテリアとはいえ、そもそも工具箱は実用的な収納用品であるため、おしゃれかつ機能的に使えるアイテムとなります。

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