https://www.bepal.net No.1アウトドア情報誌「ビーパル」が運営する公式情報メディア。おすすめのキャンプ場、キャンプ道具から、キャンピングカー、焚き火のコツ、野外料理、登山、自転車、サステイナブルな生活、DIY、防災の心得、フェス情報まで、自然と人生を楽しむための情報を毎日お届けします。小学館運営の公式サイトです。 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル Fri, 28 Nov 2025 10:39:27 +0000 https://www.bepal.net/wp-content/themes/bepal/assets/img/common/sitetitle.png 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル https://www.bepal.net <![CDATA[加水分解のベタベタは除去できる!その方法と手順を解説!]]> https://www.bepal.net/archives/610962
それは、もしかすると「加水分解」が原因かもしれません。

キャンプ用品は外で使うことが多いため、湿気や温度変化の影響を受けやすく、加水分解が起こりやすいのです。

この記事では、ベタベタする原因の解説と、自宅でできる簡単な除去方法を紹介します。

(出典)photoAC

加水分解でベタベタになるのはなぜ?

加水分解
参考記事「加水分解は対策が重要!方法や加水分解後の対策も

加水分解とは?

加水分解とは、プラスチックや合成皮革などの素材が「水分と反応して分解される現象」です。

その現象でとくに多いのが「ポリウレタン(PU)」という素材。ポリウレタンは、防水性や伸縮性が高く、アウトドア用品や登山用品によく使われています。

しかしこのポリウレタンは、水分に弱いという弱点があります。湿気を吸うことで分子が分解され、表面が溶けるようにベタついてしまいます。

ベタベタになる理由

キャンプギアや衣類を長期間収納していると、空気中の水分を吸って加水分解が進みます。

さらに、高温多湿な場所に置いておくと劣化が早まります。つまり、使っていなくても時間が経つと自然にベタベタになってしまうのです。

残念ながらポリウレタンが使われている用品の加水分解は避けられないので、メンテナンスが大事になってきます。

加水分解のベタベタを除去する方法

参考記事「靴にもエイジングケア!レザーブーツのお手軽メンテナンス」
参考記事「靴にもエイジングケア!レザーブーツのお手軽メンテナンス

加水分解は完全に「修復」することはできませんが、表面のベタつきを落として、再び使えるようにすることは可能です。お気に入りのウェアや用品を長く使うために覚えておくと便利な、家庭にあるものでできる6つの方法を紹介します。

重曹と水を使う

重曹
重曹があるとお掃除にも役立ちます!

重曹はアルカリ性で、劣化したポリウレタンのコーティングを優しく剥がしてくれる効果があります。またベタつきも分解してくれる優れものです。

素材へのダメージが少なく、100均でも購入できるので、まず最初に試すのにおすすめです。

手順

  1. ボウルにぬるま湯200mlと重曹大さじ1を混ぜる。
  2. 柔らかい布を浸して軽く絞る。
  3. ベタつく部分をやさしく拭く。
  4. 水拭きして重曹を落とし、しっかり乾かす。

強くこすると素材が剥がれることがあるので注意しましょう。

大きな容器に水と重曹を入れ、1時間程度つけてから、しっかりと水洗いする方法でもできます。つけすぎると生地を傷めるので気をつけてください。

防水のコーティングをとってしまうことになるので、防水スプレーなどで、防水性を持たせてあげるといいでしょう。

お酢と水を使う

お酢
家で使っているものでOK!

お酢の酸性成分が、加水分解で出たベタベタを中和してくれます。ベタベタが出始めのものはこちらがおすすめです。

手順

  1. お酢1:水1の割合で混ぜる。
  2. 布を浸して軽く絞り、ベタつきを拭き取る。
  3. 水拭きしてから、陰干しで乾燥させる。

お酢のにおいは乾くと自然に消えます。

洗濯洗剤を使う

衣類や布製カバーなど、丸洗いできるものにおすすめの方法です。

手順

  1. ぬるま湯に洗濯洗剤を溶かす。
  2. ベタベタの部分を浸け置きする(10分ほど)。
  3. 軽くブラシでこすって洗い流す。
  4. しっかり乾燥させる。

ドラム式よりも、手洗いか縦型洗濯機で優しく洗うのがおすすめです。

消しゴムを使う

消しゴム
先が黒くなっていたら、白くしてから使ってみて!

意外と効果的なのが、消しゴムを使う方法。ベタベタが軽いときや、狭い部分の汚れに向いています。

手順

  1. 普通の白い消しゴムを使う。
  2. ベタつく部分を優しくこする。
  3. 出てきたカスを乾いた布で拭き取る。

 無理に力を入れると、素材を痛めるので、少しずつ試してみてください。

キッチンハイターを使う

キッチンハイター
泡タイプでも液体タイプでも大丈夫!

加水分解が進んでベタベタが強い場合は、酸素系漂白剤(キッチンハイターなど)を薄めて使います。キッチンハイターはアルカリ性なので、酸性の汚れを中和してくれます。

ただし、色落ちや素材ダメージのリスクがあるため、目立たない部分でテストしてから使いましょう。

手順

  1. ハイターを水で10倍に薄める。
  2. 布に染み込ませて、軽く拭く。
  3. 水拭きでしっかり拭き取る。
  4. 風通しのよい場所で乾燥させる。

手袋をして、窓を開けるか、屋外で作業すると安心です。キッチン泡ハイターがあれば、直接吹きかけ使用することも可能です。

無水エタノールを使う

無水エタノール
ドラッグストアで購入できます。

ベタつきを一気に落としたいときは、無水エタノールが有効です。無水エタノールは高純度のアルコール。ただし、素材によっては表面が溶けることもあるため注意しましょう。

手順

  1. 無水エタノールを布に少量つける。
  2. ベタつく部分を軽く拭き取る。
  3. 完全に乾くまで放置する。

揮発性が高いので、屋外や風通しのいい場所で行いましょう。また火のそばで作業しないように気をつけてください。

加水分解を放置するデメリット

ベタベタを放置すると、劣化がどんどん進みます。時間がたつと素材がボロボロになり、ひび割れたり、粉のように剥がれたりします。お気に入りのウェアのシームテープが、ピラピラと取れてきて、悲しい気持ちにも。

さらに、カビや異臭の原因にもなるため、放置はおすすめできません。お気に入りのキャンプギアを少しでも長く使うためにも、早めのお手入れが大切です。

悩みの加水分解のベタベタは除去できる!

「もうダメかな・・・」と思っても、あきらめないで!まずは、上記方法を試してみましょう。
紹介した方法を試せば、ベタベタをかなり軽減できます。

今後は、高温多湿を避け、風通しのいい場所で保管しましょう。使ったあとはしっかり乾かしてから収納するのも大切なポイントです。

お気に入りのギアを長く使い続けるために、定期的なお手入れを取り入れてみてください。

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BE-PAL Fri, 28 Nov 2025 10:00:00 +0900
<![CDATA[地方企業がつくる隠れた名品! FIELDSTYLE EXPO 2025で見つけたキャンプギア10選]]> https://www.bepal.net/archives/613066

2025年11月の2日間、AICHI SKY EXPOで開催された、暮らしと遊びの総合展示会「FIELDSTYLE EXPO 2025」。今回もキャンプで楽しみたいギアが全国各地、世界から集まり、盛り上がりを見せました!

今回はFIELDSTYLE EXPO 2025で見つけた、オンラインでも手に入るアイテムや食品を中心に10点ご紹介。ブースには実際にものづくりを行なう経営者や担当者が熱心に商品のこだわりを伝えていて、みなさんの熱い想いを感じました。地方発の「こんなのあったんだ!」というアイディア商品や激ウマなグルメをぜひチェックしてくださいね。

1.海のプロ目利きの氷見イワシがゴロッと!激ウマな「氷見ージョ」

中村海産の代表取締役 中村康紀さん。

「これはおいしい……!」と思わず、筆者も試食して即買いしてしまったのが富山県・中村海産の「氷見ージョ」です。中村海産はもともとみりん干し専門店だったものの、2021年に世代交代で中村康紀さんが代表取締役に就任したタイミングで常温保存可能な「氷見ージョ」を開発・販売。春のFIELDSTYLE EXPOでも販売し、「おいしかったからまた買いに来た」とリピーターにも大好評の缶詰めです。

中村海産「氷見ージョ」4缶セット3,200円(税込)

氷見ージョは、氷見いわしのアヒージョです。こだわりはオイルに高品質のEXバージンオリーブオイルだけを使用していること、サイズが異なる小羽〜大羽の氷見イワシの中でもほどよく脂がのった中羽の氷見イワシを使っていること、さばいた後は塩水に約3時間漬けて血の生臭さを限りなく減らしていること。ゴロッと大きな身が缶の中に入っていて、それをパンにのせて食べるのが一押し! 白ワインやビールとも相性抜群で、缶を開けてすぐ食べられるのでキャンプ飯にぴったりです。

・中村海産
HP:https://www.himi-ynk.co.jp

2.初回在庫は約30分で完売! GRANDOOR「DISH GRILL」

GRANDOOR「DISH GRILL」6,980円(税込)

三重県発の「GRANDOOR」は「心を野に放とう」をコンセプトに、心が豊かになるような商品づくり行なっているアウトドアブランド。注目は、2025年11月に発売し、約30分で初回在庫分が完売するほど人気を集めた新商品「DISH GRILL」です。取っ手が即座に着脱でき、器にもフライパンにもなるので使い勝手抜群! そして本体約480gで、持つと「軽っ」と言ってしまうほど軽く、25cmの専用バッグに取っ手もまるっと収まるコンパクトなサイズ感です。ガス・IH対応で、袋麺がちょうど収まる大きさのため、ソロキャンプにも活躍します。

・GRANDOOR
HP:https://grandoor.shop

3.え、森林を借りられる!?自分だけの区画でキャンプができる「forenta」

forentaを運営するシシガミカンパニーの小林蒼悟さん。

キャンプを楽しんでいると、「もっとワイルドな森林を楽しみたい……」という人も多いはず。日本中の中小企業を繋ぐ大同生命の「どうだい?」ブースに出展していたシシガミカンパニーの「forenta」は年間契約で森林をレンタルできる、キャンプ上級者注目のサービスです。貸し出している森林の山主は、何十年先の伐採まで収益を得られない林業会社や、相続したけれど使い道に困っている人たちなど。キャンパーは鹿児島から北海道まで全国各地にある35のエリアから好きな場所を選び、約30m×30mの区画を年間55,000円〜の料金で好きなように使えます。草刈りから自分で行い、中には小屋を建てちゃう人も!ありのままの自然の中で、予約不要で、いつでも自分好みのアウトドアライフを楽しめます。

・forenta
HP:https://www.forenta.net

4.鹿革×真鍮の蝶番がかっこいい!「伊藤金属総業」の名刺入れ

伊藤金属総業の伊藤徹郎さんと、革職人&猟師の松本天太さん。

「どうだい?」ブース内に出展していた「伊藤金属総業」は、静岡県伊豆市で「蝶番(ちょうつがい)」を製造する金属プレス加工業者。後継者不足などの問題で同業者が次々と廃業している中、国産の高品質な蝶番を製造する企業があることを広く認知してもらうために、2025年から蝶番を使ったグッズを本格展開しています。

伊藤金属総業 「TunagaR 名刺入れ」各22,000円

注目は「TunagaR 名刺入れ」。革職人&猟師の松本天太さんとのコラボレーションで、野生の鹿革の風合いをそのまま生かしながら、キラリと光る真鍮の蝶番がアクセントになっています。鹿革も真鍮も経年変化を楽しめるので、使い込むほどに味が出ます! ちなみに「どうだい?」は、ものづくりの技術をもつ地方の小さな会社と、新たな市場の接点を作る経営者コミュニティ。伊藤金属総業の伊藤さんは蝶番の製造のプロですが直販は始めたばかりで、「どうだい?」をきっかけに今回出展し、「多くの人に名刺入れを購入してもらえて嬉しい」と話してくれました。

・伊藤金属総業
HP:https://choutsugai.official.ec

5.日本で2社だけ! 国産線香花火をつくる「筒井時正玩具花火製造所」

筒井時正玩具花火製造所の筒井良太さん。

個人的に「キャンプでやりたい!」と思ったのが、「どうだい?」ブース内に出展していた福岡県みやま市「筒井時正玩具花火製造所」の花火。日本に2社しかいない線香花火製造所のうちの1社で、線香花火の名の由来にもなった「スボ手牡丹」を日本で唯一製造しています。スボ手牡丹は斜め上に向けて火をつける線香花火で、江戸時代には線香のように立てて鑑賞してたことから、その名がついたそうですよ。

筒井時正玩具花火製造所「吹き上げる鯨花火」660円(税込)

「吹き上げる鯨花火」も、職人の手仕事を感じる花火。火をつけると海を思わせるオーシャンブルーの花火からはじまり、さらに鯨が潮を吹くような白い花火へと変化します。今は花火が許可されているキャンプ場でも「花火をやりにくい雰囲気がある」という声があるそうで、筒井さんは九州のキャンプ場を中心に花火を卸し、花火を気兼ねなく楽しんでもらうための取り組みも行なっています。

・筒井時正玩具花火製造所
HP:https://tsutsuitokimasa.jp

6.キャンプに映えるアメリカンなデザイン。「BURGER&COLA」

BURGER&COLA「グラス」2,310円、Outdoor Cola 「BEYOND」︎2,400円など。

千葉発の「BURGER&COLA」はアメリカンガレージをコンセプトにしたブランド。代表のOwenさんはキャンプを始めたときに自分が求めるアメリカンテイストのアイテムが見つけられなかったため、「作ってしまおう」と「BURGER&COLA」を立ち上げたそうです! ロゴがおしゃれなアイテムはキャンプシーンをフォトジェニックに彩るものばかりで、一番人気はグラス。Outdoor Cola 「BEYOND」はスパイスをふんだんに使ったコーラシロップで、炭酸水で割るだけではなく、一般的に販売されているコーラにこのコーラシロップを入れるだけで、格段に深みが増すそうです。人気のグラスやアパレルは、オンラインで在庫があれば早めにGETするのが吉!

・BURGER&COLA
Instagram:https://www.instagram.com/burger.and.cola/

7.フッカフカの車中泊用ブランケットに注目!「ふとんファクトリー」

ふとんファクトリーを手がける四国繊維販売 営業部 課長の佐藤知巳さんと、「クルマル ケット」150×200cm 9,900円(税込)、190×200cm 13,800円(税込)

一時はブースが人で埋め尽くされるほど、人気を博していたのが香川県高松市の「ふとんファクトリー」です。以前は量販店に卸すふとんの製造がメインだったものの、コロナ禍をきっかけに2022年より車中泊専用ふとんの製造販売をスタート! SNSなどで課長の佐藤知巳さんを見たことがあるという人も多いと思います。そして今注目の商品は、2025月9月に発売した「クルマル ケット」。大人気商品「とろケット」と同じワタを使用しているのでフッカフカで、まるで動物を撫でているかのようなフワフワの触り心地でした……。車中泊で使っても丸洗いできるので、衛生的ですね。

ふとんファクトリーはオーダーメイドの車中泊用敷ふとんも対応していて、香川県の工場に行くと、車のサイズにぴったりな敷布団を採寸してつくってくれます。長方形でなくとも、凸凹でもOK。佐藤さんも「香川にぜひ来てください!」と元気におっしゃっていました。

・ふとんファクトリー
HP:https://futonfactory.jp/

8.愛知の恵みを感じるビール!「KARIYA 75 BREWING」

KARIYA 75 BREWINGのビール。

愛知県刈谷市にある「KARIYA 75 BREWING」は、2022年に誕生した醸造所。安城市産の大麦「ニューサチホゴールデン」、豊田市ながた農園のイチゴ「サンエンジェル」、新城市産の小麦など愛知県の恵みを使ったビールを製造しています。ビールをつくる小野権三さんと宮川太一さんはともに飲食店を経営していることから、“食事を楽しめる味わい”もこだわり。飲みごたえのある「75式スモークウィート」は、ジャパン・グレートビア・アワーズ2025で金賞を受賞しています。

・KARIYA 75 BREWING
HP:https://www.75craftbeer.com

9.韓国から上陸!煙が少ない三次燃焼焚火台「WILD HUNTER」

GGUBUS 「WILD HUNTER」38,500円(税込)、ガラスパネルセット51,480円(税込)

日本国内だけではなく、「韓国」からやってきたギアにも注目です。2024年に日本上陸した「GGUBUS (クバス)」は、韓国で20年以上続く人気のバーベキュー&アウトドアギアブランド。数ある商品の中でも今注目の三次燃焼焚火台「WILD HUNTER」は二次燃焼よりもさらに煙が少なく、灰も少なく後片付けが簡単です。三次燃焼の仕組みは、二次燃焼で燃え切らなかった未燃焼ガスを完全に燃焼するというもの。ガラスパネルセットは外から燃えている様子が見えるので、焚火を愛でる時間も楽しめます。日本ではまだ三次燃焼焚火台は珍しいので、要チェックです!

・GGUBUS
HP:https://shop.michitas.net/collections/ggubus

10.器具いらず! HUBLIC COFFEEの「BREW CARRY」

HUBLIC COFFEE「BREW CARRY」1,080円(税込)〜。

可能な限り荷物を減らしたい時のキャンプやアウトドアでも、コーヒーは飲みたいですよね。HUBLIC COFFEEの「BREW CARRY」は器具いらずで、お湯をパックに注いで約4分待つだけでおいしいコーヒーが飲めます。コーヒー豆は群馬「SHIKISHIMA COFFEE」の金澤勇太さんや愛知「FUKUSUKE COFFEE ROASTERY」の三浦拓也さんなど、確かな腕を持つ焙煎士が手がけたもの。豆か粉かを選べますが、豆を選んで飲む直前に袋の上からペグハンマーで叩き割るのも、キャンプならではの飲み方です。お湯を沸かせない時は、水を入れて一晩中置きコールドブリューで楽しむ方法も。パックは洗って繰り返し使うことも可能です。

・HUBLIC COFFEE
HP:https://hubliccoffee.com

全国各地、そして世界の面白いアイテムやグルメに出会えた「FIELDSTYLE EXPO 2025」。実際にそのギアや食品を作っている人たちの想いを直接聞くこともできる、貴重な機会でした!今回紹介したものは、各社のHPやSNSなどでチェックできるので、ぜひ新しいキャンプグッズを手に試してみてくださいね。

・FIELDSTYLE EXPO 2025
HP:https://field-style.jp/


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BE-PAL Fri, 28 Nov 2025 09:00:00 +0900
<![CDATA[冬の釣りの寒さ対策に! リアスのカスタムドライスーツを徹底レビュー]]> https://www.bepal.net/archives/608318

リアス カスタムドライスーツ

新旧モデル
旧モデル(奥)、現行モデル(手前)。いずれも私物。

真冬の釣りウェアはレイヤリングを重ねて厚着になりがちですが、厚着になればなるほど動きづらくなり、万が一の落水の際は水を大量に吸ってしまうので危険も大きくなります。特に磯場に赴く場合、ちょっとした水たまりやスリットを越えるだけでウェアが濡れてしまっては、釣りを始める前からやる気を削がれてしまいます。

そこで、真冬でも釣りを快適に行いたい真の釣り好きにおすすめするウェアが、リアスのカスタムドライスーツです。

リアスとは?

ダイビングやサーフィン用、さらには官公庁向けのウェットスーツなどの製造を手掛けるモビーディック。その釣り用品ブランドがリアスです。釣り用品としてはハイエンド品質のウェーダーを主力としつつ、フローティングベストやウェットスーツなども手掛けています。立体裁断技術や一人で着脱できるジッパーの配置などの知見を、釣り用に落とし込んだドライスーツを紹介します。

完全な防水性

防水ジッパー
ジッパーはかなり広く開口し、着用しやすくなっている。

ドライスーツの大きな特徴は、体が水に浸かってもウェア内に浸水してこない防水性。背中部分には着脱用の大きなジッパーが設けられていますが、ここには完全防水ジッパーのYKKアクアシールが採用されており、海水に完全に浸っても水が浸入してくることはありません。そのため万が一落水したとしても体が濡れることはなく、たとえ泳ぎが得意であっても気温が低いことから落水が死活問題となる真冬の釣りにおいて、大きな安全性を得ることができます。

また、磯場のポイントに多く点在するちょっとした水たまりやスリット(岩盤の割れ目など)なども、あえて水に浸かって歩き進むことで、濡れまいと飛び越えようとして転倒といったトラブルも回避できます。

高い保温性

シーバス
1月下旬に釣り上げたシーバス。

完全防水であるということは風も通さないということでもあり、真冬の冷たい風からも体を保護してくれます。また、生地に使用されているネオプレン自体が高い保温性を持つため、インナーが発熱素材のシャツとタイツだけという薄着でも、気温ひと桁台の環境で快適に釣りができてしまいます。

加えて、ドライスーツの上にレインジャケットを1枚着用して外気を遮るだけでさらに保温性が向上し、気温0℃以下になるような厳寒期であっても対応できてしまいます。

動きやすい立体裁断

ドライスーツ
キャスティングの妨げにならない生地の配置。

リアスの釣り用ウェアは、長年のダイビングウェアやサーフィンウェアから培った立体裁断技術が活かされ、大変動きやすいつくりとなっています。保温性を担保する厚手のネオプレン生地ながらも窮屈さを感じることなく、キャスティング動作(ルアーや仕掛けを投げること)や、立ったりしゃがんだりといった動作も違和感なく行えます。

また、今回紹介する現行型の2代目モデルは、1代目のモデルと比べて生地自体も大変柔らかくなっており、動きやすさは1代目と別物と思えるほど向上しています。冬のレイヤリングとして定番のダウンジャケットにレインウェアを合わせるスタイルや、ウェーダーよりもはるかに動きやすく、アップダウンのある釣り場では安全性に貢献することでしょう。

カスタムできるドライスーツ

ドライスーツ
記者は魚を抱えた際に映りやすい太もも部にニックネームをプリントしてもらった。

カスタムドライスーツはその名の通り、フルサイズオーダーやソックス部のサイズ指定ができるため、身体にピッタリのサイズを作ることが可能です。カラーのラインナップも豊富で、さらにオプションで指定する箇所へのアルファベットのプリントもできるので、完全にオリジナルの自分だけの仕様に作り上げることができます。

2025年11月現在、ECサイトでの購入はできませんが、むしろ店頭でサイズなどをしっかり相談して購入した方が満足のいく一着が出来上がることでしょう。

カヤックフィッシングやボートフィッシングにも

厳寒期でもカヤックフィッシングやマイボートの釣りを楽しみたい釣り人にとって、頭を悩ませる要素のひとつがウェアです。特にカヤックフィッシングでは落水や転覆に常に備える必要があり、ダウンジャケットなどを着こむのはNGといえるでしょう。その点ドライスーツであれば、万が一落水したとしても体が濡れることはないため安全に復帰でき、転覆によるタックルの破損といった問題が起きていなければ、そのまま釣りを続行することも可能です。

最強装備で真冬の釣りを快適に!

真冬の釣りにおいて最も気を配る必要があるのが防寒ウェアで、体温の低下を防ぐことで指先の感覚や動きやすさを維持することができます。そんな防寒ウェアも、水に濡れる可能性の高いジャンルの釣りであれば選択肢は限られてしまいます。

もし磯場やカヤックで釣りをするのなら、ドライスーツを検討してみてばいかがでしょうか。

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BE-PAL Fri, 28 Nov 2025 08:00:00 +0900
<![CDATA[立ち上がらずに済む快感!「Helinox タクティカル スウィベル チェア」でキャンプがはかどる~!]]> https://www.bepal.net/archives/608966

キャンプ中に立ち上がるたびに感じる「ちょっとした不便」

芝生サイトに設置された「Helinox タクティカル スウィベル チェア」の全体像。黒のシートと無骨なデザインが印象的。
「Helinox タクティカル スウィベル チェア」。無骨なデザインがサイトにも自然に馴染む。

クーラーボックスから飲み物を取ったり、スパイスボックスに手を伸ばしたり、ギアボックスから調理器具を取り出したり、キャンプ中はこうした細かな動きが何度も発生します。そのたびに立ち上がるのは意外と手間で、快適さを少しずつ削いでいくもの。腰を浮かせて体の向きを変える動作も地味に負担になります。

そんな小さな不便を感じたことがある人におすすめしたいのが、「Helinox タクティカル スウィベル チェア」です。

「Helinox タクティカル スウィベル チェア」とは?

「Helinox タクティカル スウィベル チェア」の脚部と回転軸のディテール。堅牢な構造が特徴。
座面を支える回転軸部分。堅牢な構造で安定感を生む。

Helinox(ヘリノックス)は、軽量で耐久性の高いアウトドアブランド。テーブルやコット、チェアなど、アルミポールの技術を活かした高品質なギアを数多く手がけています。その中でも「タクティカル」シリーズは、デザインと機能性を融合させた人気ライン。キャンプサイトをスタイリッシュにまとめたい人からも支持されています。

今回紹介する「タクティカル スウィベル チェア」は、そのシリーズの中でも特徴的なモデル。座面が360度回転することで、座ったまま向きを変えられる利便性を実現しています。軽量ながら高い剛性を誇り、耐荷重は約120kg。無骨で落ち着いた質感と、どんなスタイルのサイトにも馴染むデザイン性が魅力です。

回転することで、ここまで快適になる!

座ったまま手が届く範囲が広がる

キャンプテーブルの前に座り、正面を向いている「Helinox タクティカル スウィベル チェア」の使用シーン。
正面を向いて作業する様子。
座ったまま左側へ体を向け、テーブル上のギアに手を伸ばす動作をしている様子。
座面を回転させて左側のテーブルで作業している様子。体ごと向きを変えられるのが魅力。
「Helinox タクティカル スウィベル チェア」に座り、後ろを向いて景色を眺める様子。
後ろを向いてギアボックスからギアを取り出す様子。

「タクティカル スウィベル チェア」の最大の特徴は、座面がスムーズに回転すること。たとえば、チェアの後方に置いてある調味料に手を伸ばすとき、立ち上がる必要がなく、座面を回転させるだけでサッと取ることができます。座ったまま手が届く範囲が広がることで、作業の流れがスムーズです。

また、クーラーボックスやギアボックスが周囲に点在していても、チェアを回転させることで方向を変えられるのは非常に便利です。動作が自然になり、リラックスした姿勢をキープしたまま過ごせます。

回転しないチェアの場合

座面を左側に向けて体の向きを変えているシーン。
体を左に向けたままの作業。固定式チェアでは作業がしづらい。
回転しないチェアに座り、後ろの荷物を取ろうとして体をひねっている様子。可動域の狭さが伝わる。
回転しないチェアでは、体を大きくひねらなければ後ろの物が取れず、腰への負担も感じやすい。

一般的な固定チェアでは、何か物を取りたいときに体をひねらせて手を伸ばしたり、手が届かないから立ち上がったりすることがよくあります。そのたびに腰に負担を感じたりと、地味にストレスを感じる場面も。一方、「スウィベル チェア」は座ったまま方向転換できるため、作業が圧倒的にスムーズでストレスを感じません。ソロキャンプのように限られたスペースでも、無理のない動きで快適に過ごせます。

実際に使って感じたこと

実際にキャンプで使用してみると、まず感じるのは回転動作のスムーズさです。軽い力で360度回り、軋みや揺れもほとんどありません。構造的に中心軸がしっかりしており、安定感も抜群です。座り心地はやや沈み込みがありますが、背面のテンションがほどよく張っていて、長時間でも疲れにくくいと感じました。特に調理やサイト整頓など、細かい作業を座ったまま行う際の快適さは想像以上です。「もう少し右に……」「左のボックスを……」といった動作が、すべて座ったままで完結します。

収納性とカスタムの楽しみ

「Helinox タクティカル スウィベル チェア」にフリース素材のカバーを装着した状態。保温性を高めたカスタム例。
フリース素材のカバーを装着したカスタム例。冬場でも暖かく快適に過ごせる。
タクティカルスウィベルチェアの黒い収納ケースをテーブルの上に置いた写真。
タクティカルスウィベルチェアの収納時の写真。かなりコンパクトになる。

「タクティカル スウィベル チェア」は見た目以上に軽量で、持ち運びも簡単です。収納時は付属のスタッフバッグに収まり、全長は約40cmほどでバッグやコンテナのすき間にも入るコンパクトさです。脚先に取り付けて安定感を高める「ボールフィート」や、座面を覆うフリース・ダウン素材のカバーなど、純正・純正以外を問わずさまざまなカスタムアイテムが展開されています。季節やサイトの雰囲気に合わせて機能性やデザインをアレンジできるのも、「タクティカル スウィベル チェア」ならではの楽しみ方です。

「座ったまま完結する」という新しい快適さ

「Helinox タクティカル スウィベル チェア」は、キャンプ中の「ちょっとした立ち上がり」を劇的に減らしてくれるチェアです。座ったまま全方位に手が届く快適さ、安定感のある座り心地、そしてタクティカル スウィベル チェアならではの存在感です。一度使えば、もう普通のチェアには戻れないかもしれません。「立たずに動ける自由さ」を、ぜひフィールドで体感してください。

Helinox「タクティカル スウィベル チェア」
・使用時サイズ:高さ73cm×幅52.5×奥行49
・座面の高さ:28cm
・収納時サイズ:高さ40×奥行12.5×幅14cm
・本体重量:1,241g
・総重量:1,371g
・耐荷重:120kg
・フレーム素材:アルミニウム、プラスチック
・シート・収納袋素材:ポリエステル(リサイクル100%)
・付属品:収納袋
・価格:26,180円

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BE-PAL Fri, 28 Nov 2025 06:00:00 +0900
<![CDATA[東田トモヒロ流 楽しきボタニカルライフのススメ]]> https://www.bepal.net/archives/613288

20年来の付き合い「モンステラ」

生粋のボタニカリスト(そのような言葉があるかは不明)というわけではありませんが、緑の植物を愛でることは決して嫌いなほうではありません。

そこで今回は、「暮らしの中に緑を」というテーマを勝手ながら掲げつつ、僕の身の回りにいてくれている親愛なる植物の友人たちを、彼らとの出会いやその成長の記録などを交えながらご紹介したいと思います。マイルス・デイヴィスの名盤「Cookin’」を聴きながらね。

最初にご紹介するのは、最も古い付き合いになる「モンステラ」。彼とはね、もうやがて20年くらいともに過ごしているのではないでしょうか。

特別なことは何もしていませんが、20年経っても寄り添ってくれる元気なモンステラ。

そう、20年ほど前の名古屋の街のど真ん中にあるお花屋さんでのことでした。お花屋さんというよりは、もっと観葉植物にフォーカスを当てたような洒落たお店でね。照明もわりと抑え目で、今でこそそのようなショップは時々目にしますが、当時はまだ珍しかったと思います。ボタニカルという言葉が世間一般に浸透するずっと前のことですもの。

僕はそのお店の持つ雰囲気に惹かれて、ふらっと入っていったのです。確かライブの翌日かなんか、そんな感じだったと記憶しています。

当時の僕の懐具合で手の届くもの。そんな理由で彼をチョイスしたのだと思うのですが、まさか20年もこうしてそばにいてくれることになるだなんてね、思いもよりませんでしたよ。

彼が今収まっている「鉢」も当時のまま。一度も土を入れ替えたことはありません。入れ替えたことはありませんが、2、3年に一度くらいの割合で、庭先の土を上から軽く注ぐくらいのことはやります。それから時折水を与える以外に施したことなど何もありません。

スタジオの一画にはモンステラとダバリア。

彼はいつも5枚の葉をたたえていますが、そのうちの1枚が黄色くなって弱り始めると、必ず新しい葉が芽を出すのです。なんて健気なサイクルなのでしょうか。

まるで彼の中に、正確な時間の歯車でもあるかのような律儀さを感じるのです。

そんなことを繰り返しながら、僕に対して文句ひとつ言うことなくね、むしろ観察する僕に静かにエールを送り続けてくれているのです。

これから先どのくらいの期間、人知れず続けているこの僕らの営みの記録が刻まれていくことか、想像するだけで不思議な気持ちになります。長生きしてくれてるなあ、ほんとに。

ひしひしと感じる強い生命力、楽しきボタニカルライフ

次にご紹介するのは最も新しい友人のひとり、「チランジア」。

昨年末に埼玉のとある場所でライブをやったのですが、その会場で出店されていた植物を扱う方から購入しました。いや、もらったんだっけな? それとも自分のアルバムと交換したのか。そこらへん記憶が定かではありませんが、それはさておき、彼との出会いが僕のボタニカルライフを大きく育ててくれたことは間違いありません。

と言いますのもね、彼を持ち帰り、スタジオに置いたところで、なんだかスイッチが入ったのです。モンステラとこのチランジアにもっと仲間を増やしてあげようってね。

グリーンライフに熱が入るきっかけとなったチランジア。

そして家の敷地の至る所に散り散りになっていたボタニー(そのような言葉はおそらく無い)たちを、我が音楽スタジオに集め始めたのです。

友人からいただいた「コウモリラン」は少し弱り始めていたのですが、他の植物の近くに連れてきたからか、はたまた僕の彼らに対する意識が変わったからか、徐々に元気を取り戻し、新しい葉を伸ばすほどに回復してくれました。

友人からいただいたコウモリラン。

庭先に放り出されて誰も見向きもしなくなっていた「ルビーネックレス」は、無理やり戸外で越冬していたため、鉢の中でほとんど虫の息でしたが、土を替えてスタジオに連れ帰り、チランジアの隣に置いてみたところ、みるみるうちに元気を取り戻し、気をてらった盛り付けのチャーシューメンみたいに、今では鉢から大きく飛び出すほどにまで。なんて生命力なのでしょう。

すっかり元気を取り戻し、鉢から溢れるルビーネックレス。

ご利益は忘れたころにやってくるはず?

それから「金のなる木」。つい最近調べてその名を知ったものなのですが、南アフリカ原産の多肉植物の一種。おそらく母が、かつてどこからか購入してきたものでしょう。玄関の隅であまり元気がない様子でしたので、日当たりの良い僕のスタジオのほうへ移動させ、同じくしょんぼりと枯れかかっていたアロエと並びで置いてみました。

太陽の光が大好きな金のなる木。

するとどうでしょう、ある日そのぷっくりとした葉のほとんど全てが、みんな南のほうを向き直って、気持ちよさそうに伸びをしているではありませんか。光のシャワーが欲しかったのですね。アロエともどもとても元気に蘇ってくれたのです。

アロエも枯れかかっていましたが、今ではご覧の通りです。

「金のなる木」は秋頃にピンク色の花を咲かせることがあるそうですが、まだその気配はありません。それから僕のお財布のほうにも、その名前のご利益はまだ来ていないようです。花びらと札束の淡い夢を思いつつ、大事に育ててあげようと思います。

そして外に目をやりますとね、森のようになりつつあるグリーンが広がっています。それは僕のちょっとした自慢の小庭です。

言葉はないけど彼らがいる日常は賑やか

特にご紹介したいのは「ミモザ」と「ユーカリ」。ミモザは小さな苗木で買ってきたものですが、全く手を入れていないにもかかわらず、あっという間にもっこりと大きく育ってしまいました。そいつが結構な存在感でね、真夏の暑い時期になると涼しげな日陰を演出してくれます。春になると鮮やかな黄色い房状のふわふわとした花を咲かせてくれます。

ミモザは見上げなければならないほど大きくなりました。

桜の花もいいですが、ここのところはこのミモザの開花で春の訪れを味わったりしています。

ユーカリも好きな植物のひとつです。特に僕はあの何とも言えない甘くてスモーキーな香りが気に入っているのです。

当初は鉢植えの室内モノでしたが、思い切って地植えしたところ、見事に定着してくれて、年を追うごとに大きく枝葉を広げています。

ユーカリはローズマリーの隣で日々葉を伸ばしています。

僕の楽しみのひとつが、この2本の木を使ったデコレーションです。ミモザとユーカリは程よく剪定して、その束をまとめて「ドライの部屋飾り」にしているのです。スタジオばかりでなく、トイレやキッチンなんかにもね。

ミモザやユーカリの乾いた花束を壁に掛けて眺めていると、空間そのものの時の流れが止まったかのように錯覚するから不思議です。

お手洗いの正面はアートや流木と一緒に、ミモザとユーカリのミックスを飾っています。

さてさて、いかがだったでしょうか、我が植物という友人たち。

僕はもしかしたらだいぶ風変わりかもしれませんが、毎朝の日課として、各部屋の掃除をしつつ、これまでご紹介した植物たちに水を与えながら、実際に声に出して話しかけているのです。ひとつひとつにね、「おはよう」とか言ったりしてね。これほんとなんですよ、あんまり人には見られたくない姿なのですが。

しかしね、ほんとそうしていると、彼らはみんななんだか生き生きとしてくるような気がするのです。いや、本当にみるみる元気になってきていると思いますもの。

ユーカリは部屋のちょっとした飾りに使います。

スタジオワークなど、自分はひとりでいる時間がとても長いのですが、彼らがいるので少しも寂しくありません。言葉こそ発しない彼らですが、とても賑やかな気さえします。僕らが普段気がつかないだけで、植物たちにもきっと意識のようなものがあるのではないかと思うのです。

また僕は長いツアーに出てしまったので、しばらく彼らに会えませんが、どうか元気でいてくれますようにと、旅の空から祈る日々を過ごしています。

今回のオススメの一曲

Common 「The Light 」

東田トモヒロNEWS

【2025.12.13(SAT)東田トモヒロ"X'mas Live&Special Pop-up&Workshop"in埼玉(くりはら食堂・東松山)】

■日時
2025.12.13(SAT)
15:00~pop-up&workshop start 19:00~Live start

■会場
くりはら食堂〒355-0017埼玉県東松山市松葉町3丁目15-28
電話090-9131-0883

【Pop-up workshop】
・Pluqe dry goods store植物×廃材
・FBWMF農業×fashion
・eye(Clue.)タフティング×ラグマット
・つち屋工房サンドブラスト×彫刻

※pop-up&workshopは入金無料でお楽しみいただけます。
Instagram:https://www.instagram.com/kuriharashokudo

■料金 
大人4000円(1D付き) 高校生2000円(1D付き)中学生まで無料

■TICKET&INFO
ご予約はInstagramの@you_dont_see_artまでDMをお願い致します。
Instagram:https://www.instagram.com/you_dont_see_art

※要予約(人数が多い場合、当日入店できない場合がございますので、ご予約をお願い致します)

【2025.12.26(FRI) 東京大学先端科学技術研究センター 准教授&SLOW JAM 「 Year End Live 」@ 横浜THUMBS UP】


■日時、会場、料金
2025/12/26(FRI)@横浜THUMBS UP
OPEN 18:00/START 19:00
ADV¥3500/DOOR¥4000
※小学生以下無料、学割2000円
1ドリンク+1フードのオーダーをお願いします。

■LIVE
東田トモヒロ&SLOW JAM
小山善章(Bass)
三好正晃(Gt)
山口大輔(Drums)

■DJ
EZZY

■TICKET&INFO
横浜THUMBS UP
横浜市西区南幸2-1-22 相鉄Movil3F
TEL:045-314-8705
https://www.stovesyokohama.com/ 

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BE-PAL Fri, 28 Nov 2025 01:00:00 +0900