2016.09.13

【BE-PALこども部】 「ボディーボード」は、じつは秋が旬!

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波に乗って波打ち際まで!

 我が家は、千葉県の九十九里浜までクルマで40分という田舎です。なので、海水浴といえば、九十九里に出かけるわけですが、九十九里は太平洋に面する長い浜なので、波との格闘を余儀なくされます。泳ぐには波が高く、浮いていても波に揉まれてしまい、どうしようもありません。サーファーの聖地・一宮や片貝があるのも、うなずける海なのです。

 九十九里には地元民も老若男女を問わず遊びに来ますが、波に揉まれ続けた彼らは、ビート板のデカいヤツといったルックスのボードを持って波乗りを楽しんでいるじゃないですか。なるほど、これなら波があるほうが楽しめる! 

 このボードは「ボディボード」といって、初心者でも波に乗って遊べるという発砲スチロール製のボードです。

 海の家での貸出料は1日1,500円ほどでしたが、後日、近所のホームセンターで980円ほどで売っていることに気が付き、愕然としました。980円でボードが買えるというのは衝撃でした。この値段なら1日遊んだだけでも元手が取れる! 

 さっそく、絵柄違いを2枚購入、以後、毎年ボディボードで波遊びを楽しんでいます。

ボディーボード

向かって右のボードはホームセンターで980円。左は通販で購入したサイズの大きいボード。浮力も大きいので大人向け。

 

 ボディボードには勝手に流れていくのを防ぐリーシュコードがついていて、利用時にはこれを左右どちらかの手首に巻きつけます。この時期だと、もうホームセンターにはないので、通販での購入がオススメです。

 

 波の乗り方は、正式にはサーフボードのように波と戯れるようなこともできるようですが、九十九里では波に乗って波打ち際まで一直線! というシンプルで爽快感あふれる遊び方が主流です。

 夏場の海水浴シーズンは遊泳可能エリア内にボードを持った子ども、大人、老人がひしめきあい、波に乗って運ばれていくさまが目撃できます。シーズン中は、狭いエリアで、監視員もいるため、みなさんラッシュガードを着ている程度です。

 9月になると監視員もいなくなりますが、いまは9月といえど暑いため、ビーチには意外と泳いでいる人がいます。とはいえ、大半は波打ち際で遊ぶ程度。広大なビーチはガラガラも同然です。シーズン中は狭いエリアで、時にぶつかりながら波と遊んでいたボディボーダーも、この時期なら遠慮なく波に乗ることができます。

 そう、9月こそ、じつは「ボディボードのオンシーズン」といってもいいくらいの旬なんです! 夏場でも、土用波が立ちはじめてからが圧倒的に面白いくらいですから。

 

 ただし、監視員もいないシーズンなので、子どもさんをこの時期に遊ばせるなら、しっかりとした装備を用意してください。まずはウェアです。長袖ラッシュガードでもかまいませんが、満潮になってくると沖の冷たい海水が寄せてきます。また、クラゲも出ますので、できれば春秋用のウェットスーツ、七分丈ならその上に長袖のラッシュガードを。

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足元はマリンシューズとフィンを装備。この日はラッシュガードだと少し寒かったようだ。

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9月は厚さ3mmの七分丈ウェットスーツでも十分に温かい。安いものなら1万円かからない。今が買い時かも!

 9月といえど、ビーチは紫外線も強いので、露出部には日焼け止めを塗っておいてください。

 さらに必要なのはフィン(足ひれ)と、マリンシューズです。九十九里ではエイが多く、波が立つあたりの海底に潜んでいることもあります。尻尾の根本にあるトゲには毒がありますので、万一踏んだ時の用心にも必要です。

 じつは、ボディボードで波に乗るときは、フィンで加速するのが正式な方法です。よりスムーズに波に乗るのにもフィンは役立つというわけ。

 もうひとつ、九十九里に限らず、ビーチには沖へ向かって運ばれてしまう離岸流がつきものです。また、波を待つうちに自然と横へ流されてしまいがちなので、もとの位置に戻るのにも強力な推力を得られるフィンが必要なのです。

 お子さんが流れたり溺れたりしないよう、保護者がたえず近くにいて、絶対にお子さんがひとりで遠くや沖へ離れないようにしてください。また。ライフジャケットの着用をお忘れなく。

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小学生以下のお子さんには、ライフジャケットを。波が1.5m以上と高過ぎる日はボディボードはやめましょう。

 お子さんなら、大人が寝そべってお腹がつく程度の浅さでも波打ち際まで運ぶ波が立ちますので、必要以上に深い場所へ行く必要もありません。

 波に乗りやすいのは、潮が動いている時間帯。

 特に「潮が満ちてくる時間帯」は、波も勢いがあり、浅瀬でも十分に遊べます。

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撮影時は干潮のピークで、沖まで10m行ってもこの深さ。今いるあたりでもお子さんなら十分に波乗りできます。保護者は波が立つ部分で見守ってください。

 

 また、念のため沖にサーファーの多いエリアで波乗りするのもいいでしょう。あまり人のいないエリアは離岸流がある場所のこともあります。

 安全には細心の注意を払って、波に乗る感覚を親子で楽しんでいただければと思います。

(撮影・文=梅田勝司)

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