2015.10.23

この秋行きたい!尾道&しまなみチャリンコ旅第3話

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BE-PAL10月号で好評だった自転車小特集ですが、もうご覧いただけましたでしょうか? 本誌では紹介しきれなかった、広島県尾道市としまなみ海道のチャリ旅情報を紹介いたします。

第3回は、いよいよ、しまなみ海道へ。最初に向かったのが向島。尾道からは、尾道大橋の道幅が狭く危険なので、自走ではなく渡船を使って向島に渡りました。レンタサイクルを利用してキャンプをしながら、しまなみ海道を楽しむという大学生のサイクリストたちとの話が新鮮でおもしろかったです。こういった旅人同士の会話が自然に生まれるのも、しまなみの魅力かもしれません。
_D3_7317渡船の中で大学生と会話

向島に到着し、地図を見ながらひたすら坂を上ります。分かりにくい分岐点に悩まされながら1時間も走ると、古いコンクリートの建物の前に怪しい看板がありました。『USHIO CHOCOLATL』。そうです、ここが噂のチョコレート工場。自転車でサバイバルしながらたどり着いた店に一歩入ると、目の前の森の先に、海と島々の絶景が広がっていました。そして、カカオの香りが優しく包み込みます。
_D3_7422ウシオチョコラトルの工場内この工場では、産地の異なる6種類のカカオに、砂糖だけを加えたシングルオリジンのチョコレートにこだわって手作りしています。裏手にある小さな工場では、若者が丁寧にチョコレートを型に流し込んでいました。チョコレートを試食すると、産地によってビターだったりスパイシーだったり、個性的で華やかな味に驚かされました。チョコレートの包装紙は、地元のアーチストの作品。店内には、原画が展示されています。見晴らしのいい店内はカフェになっていて、ホットチョコやコーヒーも楽しめます。志し高きメンズが作るチョコレート。ぜひ、サバイバルライド(笑)してでも入手してください。

『USHIO CHOCOLATL』の製品。お土産にもいかがですか?

『USHIO CHOCOLATL』の製品。お土産にもいかがですか?

『USHIO CHOCOLATL』の包装紙原画。

『USHIO CHOCOLATL』の包装紙原画。

『USHIO CHOCOLATL』の窓からの絶景。

次に目指すは生口島。今回は、時間の都合で、一度、渡船で尾道に戻ってから、船を乗り継ぎ生口島の瀬戸田港を目指しました。自転車は追加料金300円で折りたたむことなく積んでいけるので、とても便利です。所要時間は約40分。瀬戸田港からは島の反対にある『小さなお宿 輪空(リンク)』を目指します。島の中央を抜けると上り坂がきついので、海岸線を選択。ゆっくり走って30分ほどで、海辺にある小さな宿に到着しました。笑顔の素敵なご夫婦が迎えてくれました。

「小さなお宿 輪空」

「小さなお宿 輪空」

_D3_7575輪空のテラスとオーナー夫妻 宿に入ると、壁面にロードバイクやサイクルジャージが飾ってあります。まさにサイクリストの宿。そして、海側のテラスには夕陽が差していました。テラスのチェアに座り、海の音を聞きながら飲むビールのうまいこと。夕食は、地元の食材を使い奥様が心をこめて作った料理が並びました。地元の漁師から直接仕入れているという魚料理が自慢とか。

「小さなお宿 輪空」の夕食。魚と野菜が豊富で疲れた身体を癒してくれます。

「小さなお宿 輪空」の夕食。魚と野菜が豊富で疲れた身体を癒してくれます。

オーナーの市村修さんや、ほかの自転車好きのお客様との会話も弾み楽しい時間でした。そして、奥様が「海ホタルが見えてるわよ」と。外に出ると、満天の星空の下、波打ち際がポッと白く光っては消える。美しき瀬戸田の海は、海ホタル観察の名所だそうです。

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