つるの剛士のアウトドアリハウス Vol.2 「夢」の実現。〜家族との暮らし〜

2020.06.02PR

暮らしも考え方もアウトドアテースト満載のつるの剛士さん。その背景には子供の頃に育った自然環境と、趣味のアウトドア・アクティビティーがある。バイク、釣り、昆虫採集、サーフィン、キャンプと多彩な趣味に彩られたそのライフスタイルは、結婚し家族が増えるごとに変化を重ね洗練されてきた。

そんなつるのさんが、生活環境の変化の節目節目に行なってきたのが、アウトドア要素を取り入れた家の住み替えや暮らし替えをする「アウトドアリハウス」だ。結婚を機に都会から自然豊かな海近くの家へ引越し、さらに新たな暮らしへの構想を膨らませている。

どんな生活を理想とし、何を実現してきたのか。つるのさんの夢の暮らし、アウトドアリハウスを追ってみた。

つるの剛士 1975年、福岡県生まれ。俳優、タレント、ミュージシャン。『ウルトラマンダイナ』で俳優としてデビュー。音楽でも才能を発揮し人気に。理想のお父さん像としてベストファーザー賞などを数多く受賞。現在、二男三女の父親。CDに『ちゅるのうた』(ポニーキャニオン)など。歌手デビュー10周年『つるの剛士 ベスト』発売中。

当たり前でない時代にも対応できるアウトドアリハウス

 家を購入するきっかけは何だったんですか?

「最初はできるだけ海の近くに住みたくて、海沿いに家を建てる計画を立てていました。ところがいよいよ契約…という1週間前の2011年3月11日、あの東日本大震災がおこったんです。奥さんが福島出身であったり、自分の周囲にいる人たちの故郷が被災したり、とにかくめちゃくちゃ考えました。電気のこと、燃料のこと、これから子供を安心して育てていくにはどんな家に住んだらいいのか、どんな生き方をしていったらいいのか…と」

子供がまだ小さかった頃のつるのファミリー。「9年前の震災の時、子供達の将来のことをとことん考えてアウトドアリハウスしました」とつるのさん。

 震災を境にライフスタイルにも変化が?

「計画停電の夜、僕は子供達と真っ暗な中でローソクを立てて過ごしました。今まで当たり前のように聞こえていた冷蔵庫の音も、外の車の音も、生活音が全て消えて、とにかく静寂。子供達はいつもと違う雰囲気が怖くなったのか、しくしく泣き出しちゃったんです。僕はその時、『外見てみ! 星がきれいでしょ。電気がないからこんなにきれいなんだよ』って、ベランダで子供達と星を見ながらこう考えました。『普段使っているものが、使えなくなる日もある。当たり前のことが、当たり前じゃなくなる日もある。ならば、当たり前のことには目一杯感謝して、当たり前でないことには冷静に対処できるようになろう。できるだけ子供達と一緒に自然の中で遊んで、非日常をたくさん体験して、これからの地球サバイバルを家族全員で乗り越えていこう』と。そこで、都会で暮らすことも選択肢としてあったのですが、やはり自然豊かな海の近くの高台の家にアウトドアリハウスしたんです」

リハウス後は子供達と磯で魚を観察したり、タコ釣りを楽しんだり、湘南の海はつるの家ファミリーの遊び場に。

自然と共存する暮らし替えには、想像力が必要。

 家のリハウスでこだわった点は?

「今住んでいる家はもともとデザイナーさんが建てた家で、築約40年の中古住宅を購入して改築しました。僕の理想は、バーベキューできる庭があって、自分の趣味スペースがあればよかったんだけど、子供達がちっちゃかったので、まずは子供の成長をイメージしてリフォームしました。『子供がたくさんいるからコンセントは多くあったほうがいいよな』とか、『女の子が高校行くときとかに洗面所が混雑するから、何箇所か作ろうかな』とか。『子供部屋はテントが張って遊べる広さがほしいよな』とか。子供が大人になるまでイメージして改築したんですけど、実際は考えた通りに全くならず(笑)。子供達それぞれ生活スタイルが違うし、長男はカナダ留学しちゃったし。それでも家族全員で過ごせる部屋や屋上、一人でこもれる音楽スタジオや屋根裏部屋など、今まで憧れていた秘密基地風の家が実現できて、僕的にはかなり気に入っています」

屋根裏部屋は趣味の将棋をする部屋。琉球畳を入れて和室にリフォーム。

 とくに気に入っている場所は?

「まずはキッチンから出られる庭のウッドデッキ。焚き火台とBBQ用ガスオーブンを装備して、『今日は天気がいいから外行く?』ってみんなでキッチンから庭に移動してBBQ。家族のコミュニケーションエリアとしては最高です。あとは、天体観測できるように望遠鏡を準備している屋上もお気に入りの場所。たまにキャンプ用コンロでご飯作って、子供達とミニキャンプを楽しんでいます」

休みの日は、庭のウッドデッキでBBQを楽しむ。家族が余裕で座れるベンチと焚き火台が、つるのさんのお気に入りアイテム。

薪や炭で火を起こし、料理を楽しむ焚き火台。

つるのさんの趣味の一つに天体観測がある。仕事から帰ると家の屋上に上がって、子供と天体望遠鏡で星を眺めるのが楽しみなのだとか。

 アウトドアリハウスをして、よかったと思うことは?

「なんといっても仕事とプライベートのオンとオフの区別がしっかりとつくこと。海まではチャリで10分ぐらい、車だとすぐなので、朝早く起きて趣味のサーフィンやって仕事へ。都内に出ると目が回るぐらい時間が動いているけど、家に帰って海や山や自然を見ると、時間がスーッと元にもどってリフレッシュできる。休日は子供達と海に行ったり畑仕事したり…」

「長男が小さかった頃は、サーフィンやサップなど、よく一緒に遊びました。今はカナダにアウトドア留学中。帰ってきたら、また一緒に海遊びを楽しみたいなぁ」とつるのさん。

「そんな僕のアウトドアライフ。過去の震災で、当たり前のことが当たり前でなくなり、色々と考え模索したからこそ今の暮らしがあるのだと思います。海や山や自然って人間の癒しの場所なんだけど、ときにそれが人間にとって恐ろしく脅威になることもある。そういうことも全部ひっくるめて、僕らは自然と共存して生きていかなければならない。この厳しい時代を生きていくために、自然の脅威も『想像力』として常に持っておかないと、いざという時に冷静に行動できなくなると思うんです。そういう意味でも、自然の中で遊んだり暮らしたりすることがとても大切。『アウトドアリハウス』したおかげで、僕ら家族の想像力と心は、今も鍛えられ続けています」

自宅の屋上から、つるのさんが撮影した富士山。「富士山を見てから仕事に行くとテンションが上がります」(次回は、『未来へつなぐ夢の家』です)

構成・文/松浦裕子 写真/藤沢大祐、茶山浩、森博之、田川哲也

 

 


この記事をシェアしよう!

関連記事

『 ナチュラルライフ 』新着ユーザー投稿記事

『 ナチュラルライフ 』新着ユーザー投稿写真

『 ナチュラルライフ 』新着編集部記事

おすすめ記事