2016.01.25

丸太小屋の生き字引に聞く! サルで分かるログハウスQ&A

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ログハウスにあこがれはあっても、「そもそもどれくらいの予算が必要なのか」「メンテナンスって面倒じゃないの?」と、二の足を踏んでいる人も多いのでは?そこで、ログハウス最大手BESSで、ログハウスに最も詳しいといわれる同社技術部の池田均さんに、気になるアレコレを聞いてきました。

Q.ログハウスとそうでない家の違いは何?17-2.ログハウスは天然のリラクセーション成分と呼ばれる「フィトンチッド」にあふれていて、その数値はコンクリートやクロス張りの住宅の約40倍といわれています。湿度が高いときはその湿気を吸収し、乾燥しているときには中の水分を放出します。天然のエアコンというわけです。さらに断熱性はコンクリートの約12倍もあります。夏は涼しく冬は暖かいのが特徴です。
木材を組んで作られている家なので移築も簡単にできます。ログハウスに固有の特徴としてはセトリングと呼ばれる初期の現象があります。丸太が収縮することによって起きる壁面の高さ変化(沈み込み)で、その対策として窓やドアなどの可動部分、階段のスペーサーなどに独特の工夫があります。大屋根で外壁面を極力濡らさないように、屋根のひさしが大きく張り出しているのも特徴です。

Q.何年もつの?
.日本のログハウスである正倉院は、千二百年に建てられたものだといわれています。もちろん、屋根の掛け替えや補修など、こまめなメンテナンスをきちんとしていますが。シロアリ対策などのメンテナンスをすれば、一般のログハウスでも100年は余裕で持ちます。

Q.予算はどのくらい?
.サイズや材質、建てる地域によってさまざまですが、新築のマシンカットログハウスで約1500万円(床面積:約100㎡)から約2000万円(床面積:約150㎡)といった感じでしょうか。昔は坪100万円といわれていましたが、現在は坪50〜70万円。それに水道引込み工事や外構などで300〜400万円プラスと考えればいいと思います。中古のログハウスは立地条件、築年数、程度によって本当にまちまちです。

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