2018.03.09

足使いが肝心な竹登りに挑戦しよう!

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日本のミライを明るくする! 園児野生化計画 vol.48

 幼児が好きな行動のひとつが「登る」だ。木登り、崖登り、山登りと様々な登る遊びがあるが、そのなかで最も難しいのがつるつるすべり、幼児の手では掴みづらい太さの竹登りなのだ。

 千葉県の保育園の年長さんは、毎年この竹登りにチャレンジしている。春から始まり、卒園前のこの時期が総仕上げとなり、目標の高さ目指して最後の挑戦をすることとなった。


上を目指してただ進む。でもこれがなかなか難しいのだ

 竹登りに大切なのは、全身のボディーバランスや握力、そして腕の引きもさることながら、”足使い”が最も大切なポイントになる。なぜならば、体を引き上げた高さの状態で体を固定し、さらなる高さ目指して手を上に伸ばすための重要な動作だからだ。

 この足使いが出来ないと、どれだけ腕力があっても上を目指して進むことが出来ない。そこで子供達は色々な足裁きの方法を考え、体得していくことになる。

 はじめは先生に足を固定してもらい、上に登る感覚を覚える。このときに自分なりの足使いを模索することになる。


裸足になって摩擦を増やし、さらには足をどうやって竹に固定するのか?
これが大きな課題だ

 この方法で自分なりの足裁きができると、あとは一度乗れたら自分なりの漕ぎ方を開発できる自転車と同じ。さらにカッコよかったり、登りやすい足裁きを探しはじめることができる。なれれは途中で両手を離しても落ちないほどになる。

  足使いで一番多いのは、「足の裏挟み作戦」と「アキレス腱前後挟み込み作戦」のふたつで、これが出来るともう竹登りマスターになれる。あとは野生動物のように自由に竹林をアスレチックのように遊び場に変えていってしまう。


足の裏挟み作戦
これは一番筋力を必要とする方法で、できる、できないの差が多い


アキレス腱前後挟み込み作戦
これはもっとも摩擦を生むことが出来るので、覚えると簡単に登れるようになる

 無事に竹登りを成功させた子供達は、得意げな顔で好きな竹を好きなだけ登り、そしてたくましい背中で保育園に帰っていくのでした。

 来年度の子供達とも早く竹登りプロジェクトをはじめたいな。

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長谷部雅一

HIAC_0443a

アウトドアプロデューサー。
アウトドアイベントの企画・運営を手がける「Be-Nature School」スタッフ。人と自然をつなぐインタープリターとしても活躍中。
著作に『ネイチャーエデュケーション』1300円+税 みくに出版 他

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