飯ごうもメスティンも使わない!非常時にも役立つ「空き缶炊飯」

2020.10.04

私が書きました!
フリーライター
アサノダイスケ
秋田県在住。幼少期に父に連れられて行ったキャンプでアウトドアに目覚め、妻ともアウトドアがきっかけで知り合い、結婚しました。毎週末、妻とキャンプに出掛ける日々を送っています。目下の目標は「雪山での雪中キャンプ敢行」で、それに向けて着々と準備中です。

飯ごうやメスティンを持っていなくても、キャンプでお米が炊ける!

「空き缶」で手軽に炊飯

皆さんはキャンプで食事をする際、お米は炊いていますか?飯ごうやメスティンを持っていれば、キャンプ先でも難なくお米を炊くことができるので、とても便利ですよね。

しかし飯ごうやメスティンを持っていない場合、土鍋やダッチオーブンで炊飯する、というのも大掛かりで大変です。

そこで今回は、手軽に「空き缶」を使って、お米を炊く方法をご紹介します。とても簡単ですし、特別な材料も必要ありません。

「キャンプでお米が食べたいけれど、炊飯器具を持っていない」という方は、ぜひ試してみてください。キャンプだけでなく、非常時もお米が食べられるようになりますので、これを機に覚えておきましょう。

準備するもの

お米1合の炊飯は、500mlの空き缶が調度良いサイズ

・空き缶(500ml缶):1本
・ナイフ
・お米:1合
・水:適量
・割り箸:1本
・ガスバーナー(熱源は焚火でもグリルでも可)
・タオル:1枚
・底の深い紙皿(炊飯後のお米を盛るための紙皿。盛り付けない場合は不要)

空き缶を使った炊飯方法

空き缶の加工

飲み口の蓋は閉じておく

空き缶の上部3cm程度を、ナイフを使って切り分けます。ナイフの使用時にケガをしないよう、慎重に作業を行いましょう。

開いている飲み口は、蓋を裏から押し戻し、飲み口を閉じておきます。

缶のフチを内側に軽く潰す

空き缶の本体のフチを、内側に軽く潰します。

こうすることで切り分けた缶の上側が、本体に被さり「蓋」の様になります。

缶のフチで手を切らないよう、気を付けましょう。

炊飯

研ぎ汁が透明になるまで、米を研ぐ

お米1合と水適量を空き缶本体に入れ、割り箸でかき混ぜ、お米を研ぎます。お米の研ぎ汁は、キャンプ場の炊事場などに流しましょう。

水は人差し指の第一関節の高さまで入れる

米研ぎが終わったら、人差し指の第一関節の高さまで水を入れます。

ここで「炊き込みご飯の素」を入れれば、白米を炊き込みご飯にすることもできます。キャンプで炊き込みご飯を作れば、いつもとは違うキャンプ飯を味わえるのでおすすめです。その際水の分量などは、「炊き込みご飯の素」の説明に従いましょう。

蓋をして30分放置する

切り分けた空き缶の上側を、本体に被せて蓋をします。

このまま30分程度、お米を水に浸しておきましょう。お米が芯まで水を吸い込み、ふっくらとした炊きあがりになります。

沸騰するまでは強火、沸騰後は弱火にする

ガスバーナーなどの熱源に乗せ、中の水が沸騰するまで強火で加熱します。沸騰すると缶の上部から泡が噴き出します。

沸騰後は火を弱火にして、10分加熱します。

タオルで包んで逆さまにして10分蒸らす

火を止めたら、缶をタオルで包み、逆さまにします。そのまま10分蒸らしましょう。

加熱直後の缶は、非常に熱くなっています。火傷をしないように、必ず手袋を着用しましょう。

白米がふっくらと炊きあがっていれば成功

10分経過したら、逆さまの缶を戻します。蓋を開けて、紙皿にお米を盛りつければ完成です。

炊きあがり

綺麗なおこげが付いたら、火加減が調度良い証拠

火加減が強過ぎなければ、お米に綺麗なおこげが付いて、美味しく炊きあがります。

もしも缶の底の方の焦げがひどい場合は、沸騰後の加熱時間を10分よりも短くしてみてください。

熱源のパワーによって、加熱時間の調整が必要になります。ガスバーナーは火加減の調整が簡単ですが、焚火やグリルの場合は難しくなります。何度か炊飯してみて、適切な火力と加熱時間を探してみてください。

空き缶は再利用可能でエコ

水と重曹で、缶の底の焦げ付きが落ちる

使用後は内側を洗剤で洗えば、再利用することができます。

もしも空き缶の内側の底が焦げ付いている場合は、水を入れて重曹を大さじ1入れ、30分程度放置します。割り箸などで焦げ付きをこすれば、焦げが落ちるので試してみてください。

ただし缶の切り口で手を切らないよう、気を付けましょう。

食器と同じように洗えば、何度でも利用可能な「空き缶炊飯器」

炊飯後の空き缶は捨てずに洗い、「炊飯器具」として何度も使えば、ゴミも出ずエコに繋がります。

キャンプや非常時に役立つ「空き缶炊飯」

ライター、お米1合、肉専用4WAYソロ・トングが空き缶に収納出来る

飯ごうやメスティンを持っていないという方は、ぜひ試してみてください。手軽に入手できる500ml缶が、立派な炊飯器具になります。

ちなみに雑誌「BE-PAL2020年10月号」の付録「肉専用4WAYソロ・トング」が、500ml缶にちょうど収まります。アルコールバーナーとセットで持っておけば、「肉専用4WAYソロ・トング」をゴトクにして、お米を入れた缶を乗せて炊飯できます。

キャンプ先で手軽にお米を炊きたいという方、ぜひ試してみてください。安価で手軽に炊飯できるので、キャンプや非常時の炊飯におすすめです。

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